キーボード入力が重い...でもMacは再起動したくない時の解決方法
いろんなアプリケーションを立ち上げて作業していると、どうしても日本語入力が遅くなってきます。特に、OS X EL Capitanから搭載された「日本語ライブ変換」をオンにしていると、もっさりとした動きが顕著に現れてきます。重い。マジで重い。ストレス感じます。
そんな時に、Macを再起動することなくもっさり感を解消する方法がこれ。
アクティビティモニタで個別にプロセスを終了させる
重くなった日本語ライブ変換を元のスピードに戻すには、「アクティビティモニタ.app」を使います。
これで、日本語入力プログラムのみ、再起動させるというわけです。
「アクティビティモニタ.app」は、「アプリケーション」→「ユーティリティ」の中に入ってます。
起動すると、現在動作しているアプリケーションや様々なプロセスがずらーっと表示されます。
「メモリ」タブで、右上の検索窓に「日本語」と入力します。
すると、「日本語入力プログラム」が表示されます。
メモリの欄を見てみると「91.7MB」となってますね。これはまだ動作にあまり支障が出ていない状態。動作が遅い時に確認すると、200MBや300MBになっている場合があります。そんな時は、確実に大きな負荷がかかっているので動作が重くなります。
このプロセスを終了(再起動)させたいので、「日本語入力プログラム」のプロセスを選択し、左上の×ボタンをクリックします。
「このプロセスを終了してもよろしいですか?」と表示されるので、「終了」をクリック。
すると、日本語入力プログラムが自動的に再起動されます。
再起動した直後に日本語入力プログラムの使用メモリを確認してみると「28.2MB」になりました。
これで動作が軽くなりました。
もしこれやっても解消されない場合
その他の原因として、iCloudによるユーザ辞書の同期処理がうまくいかず、日本語入力が遅くなるという事例もあるようです。この場合は、ユーザ辞書を初期化すると解消されるらしい。どうしても動きが解消されない場合は試す価値はあるかも?
もし、これをやっても重い動作が解消されない場合は、メモリを増やすと確実に改善します。僕はiMacのメモリを増やしたら、嘘のようにもっさり感が解消されました。
とても快適に日本語入力ができるようになりました。
iMacのメモリを増設(8GB→24GB)したら、ライブ変換のもたつきが一発で解消!超快適すぎる!
Macのメモリスロットに余裕があれば追加。スロットに空きがなければ、より大容量のメモリと交換する。これで、アプリを使用する領域が増え、確実に重さが解消されます。
日本語ライブ変換でお悩みの方、まずは日本語入力プログラムのプロセス再起動からお試しください。
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