腕時計のバンドを自分で交換!20年ものルミノックスが蘇った

ルミノックスのバンドを分解している写真

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専用工具の「バネ棒外し」があればバンド交換は簡単

確か90年代後半か2000年代初頭に購入したうちのルミノックス(LUMINOX)3000シリーズ。もう20年近く愛用していることになります。

使用期間も長いので、2回ほどバンドと電池の交換を時計屋さんでやってもらいました。(蛍光体のトリチウムガスがなくなったのでもう光らなくなりました)

それから数年経過し、去年の夏に海水浴で使ってからゴムの劣化が早くなったようで、かなり汚れが目立つようになってきました。

また時計屋さんに持ち込もうかなとも思いましたが、工賃とられるし持っていくのも面倒なので、今回は自分でバンド交換してみることにしました

ビフォー:劣化したルミノックスのバンド

劣化したルミノックスのバンド
こちらが交換前のルミノックス。バンドはルミノックス純正のもの。かなり汚れてますね。

何度かゴシゴシと水とブラシで洗ったんですが、時間が経つとまた汚れが目立つようになりました

ちょっと厚めで大きく波打ってる部分もあるので、凹んでる部分が白く変色してます。

バンド交換で用意したもの

まずは交換するバンドを探しました。

バンドの幅(ラグ)は22mm。(ラグとは、腕時計のケースと一体となったベルト・ブレスを固定する部分のこと)

いろんなメーカーのものを物色してみましたが、結局は純正のものに決定。

前回はちょっと分厚いタイプだったので、今回は薄型にしてみました。

LUMINOX STRAPS Rubber-01
【公式】ルミノックス ベルト ストラップ 交換 LUMINOX STRAPS Rubber-01』。楽天市場で買いました。

22mmのラバーベルトで、バックルにはちゃんとロゴも入ってます。

3000シリーズ以外にも、3900、3100、3200、3400、3600シリーズなどにも着けられます!

ルミノックス純正バンドの表と裏
ベルトの表と裏。

ベルトとバックルにはちゃんとロゴが入ってます。背面には「GENUINE RUBBER(本物のゴム)」という文字が彫られてます。

バックルのロゴ
バックルにも小さなロゴが刻印されてます。

「21」という数字は21mmということ?と思って測ってみたら、時計に挟むラグ幅が21.5mmでした。

あと、バンド交換用の専門工具「バネ棒外し」を買おうと思ったんですが、単品でよりバンド付きのものが安かったのでこれ買いました。

バネ棒外しと交換用バンド
TARO’S 交換用時計バンド/ベルト LUMINOX ルミノックス 3000 3100 3200 3400 3600 3900シリーズ ラグ幅22mm』。

ラグ幅22mmの交換用バンドと、バネ棒外しバネ棒2本がセットになったもの。

これで千円ちょっと。かなり安い。

交換マニュアルとバンドと工具
交換マニュアル、交換バンド、バネ棒外しとバネ棒2本。

ルミノックスのバンドとそっくり
交換前のルミノックスのバンドとそっくり。

ロゴはないけどバンドとしては普通に使える
ロゴはないけどバンドとしては普通に使えます。

ルミノックスのバンドにそっくり
交換前のバンドと並べてみました。よく似てますね。遠くから見たら純正品と間違えそうです。

造りもしっかりしてるので、予備として保管しておくことにします。

バネ棒外しとバネ棒
バネ棒外しとバネ棒2本。

時計バンドを交換する方法

バネ棒外しのY型の先端をラグとベルトの間に差し込む
ルミノックスのラグには穴が空いてないので、バネ棒外しのY型の先端をラグとベルトの間に差し込みます

隙間が狭かったのでベルトを押し下げると隙間ができます。

あとはバネ棒の溝にY型の先端を引っ掛けてバネ棒を押し縮めてベルトをずらすだけ。

意外と簡単にベルトが外れました
意外と簡単にベルトが外れました。

ベルトを完全に取り外したルミノックス
同じようにバックル側のベルトも外せば取り外し完了です。

取り外したバネ棒と新品のバネ棒
左2本が取り外したバネ棒。右2本が新品のバネ棒。

古い方は、もう長いことつけてたので錆が発生してますね。バネの引っ掛かりも片方にしかありません。

いい機会なので新品のバネ棒に替えました。

ルミノックスに新品のバンドを取り付ける
新品のバンドに新品のバネ棒を通して時計本体に取り付けます。

時計本体の片方の穴にバネ棒を入れ、もう片方のバネ棒をバネ棒外し工具のY型で押し下げながら入れます。

アフター:ルミノックス復活!

ルミノックスのバンドが生き返った
ごつめのバンドを着けてる期間が長かったので、薄めのバンドはちょっとまだ見慣れませんが、これはこれでなかなかいい感じ♪

ルミノックスが生き返りました!

新品のバンドはフィット感が違う
バンドが薄いとスマートな感じがしますね。今までの無骨な感じも好きですが、こちらも好きなデザインです。

新品のバンドはフィット感が違います。交換前のものはちょっと分厚くてゴムが劣化してたので、とても着けにくかった。
新しいバンドは柔らかくてしなやかなので、手首に吸い付くような感覚です。

バックルにあるルミノックスのロゴもいい感じ
バックルにあるルミノックスのロゴもいい感じ。

これまでは自分で時計のバンドを交換するなんて考えもしませんでしたが、DIYでいろいろ自分でやれるってことが分かったので、今回も実践してみました。

正直、ちょっと簡単すぎて拍子抜け。

なぜ自分でやらなかったのかって反省するレベルでした。

注意するポイントはラグとベルトの幅ですね。

これだけ注意すれば、いろんなベルトがたくさん売ってあるのでお好みでカスタムするのも簡単です。

ルミノックス以外でも自分でもバンド交換はできると思うので、気になった方は是非やってみてください。

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