当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
復旧工事が進む熊本城特別公開がスタート!
2014年4月に最大震度7の地震が2回発生した熊本県熊本地方。熊本城もその地震で大きな被害を受けました。
あの震災から3年半。
復旧工事が進む中、地震直後から立ち入りが規制されてきた城内がようやく特別公開されることになりました!
このブログでも震災直後の熊本城を何度か紹介してきたので、今回も公開初日の2019年10月5日に撮影に行ってきました。
第1弾 公開エリア
今回の特別公開は第1弾。
復興のシンボルとして工事が最優先で進められた大天守が被災前の威容をほぼ取り戻したことを記念しての公開です。
公開は基本的に工事が行われていない日曜と祝日の9時〜17時のみ。
ただし、10月14日までは熊本城大天守外観復旧記念週間として土曜・平日も公開されます。
正確な公開スケジュールは、熊本市観光ガイドの熊本城公式ページをご覧ください。
第1弾で公開されたエリアはこちら。
二の丸広場から2本の工事スロープを通り、東側の大天守閣前広場まで歩くコースです。
復活した熊本城(大天守)の様子
今回は、二の丸広場の駐車場に車を止めて、二の丸広場でチケットを購入しました。
初日は13時から公開が始まりましたが、僕が行ったのは14時30分ごろ。YouTubeにアップした動画を見てもらえれば分かりますが、そんなに人も並んでなかったので、待ち時間もなくすんなり入れました。
今回久しぶりに熊本城に来てみましたが、外国の方が本当に多かった。アジアの人だけでなくいろんな国籍の方がいらしててました。熊本城は観光の柱になってるってことを肌で感じましたね。
西大手門の手前右側の石垣。まだまだ、崩れた石垣が3年前の状態のまま放置されてるところもあります。
西大手門の石垣。石垣の内部にあったグリ石を詰めたカゴ。歩行者の安全にもしっかり配慮されてます。昔のように石垣が組まれるんだろうか。大変そうです。
頬当御門と宇土櫓を見ながら進むと、見えてきたのが熊本城。
震災前、子どもが小さい時にちょくちょく遊びに来てたので、感慨もひとしお。
左の小天守はまだ工事中。右の大天守の外観が出来上がったので今回の公開となりました。
天守閣の内部に入れるようになるのは、特別公開第3弾の2021年春の予定です。
天守閣前広場からの熊本城。すごい賑わいでした。
震災前はお土産やお茶菓子が販売されてた建物。
崩れた石垣がまだそのままになってます。これ、営業時間内だったら怖かっただろうな(熊本地震は21時と深夜1時に発生)。
石垣がコンクリートで補強されてる所がいたるところにありました。こんな状態の石垣がいたるところに。
こんなにたくさんの壊れた石垣、本当に復旧できるんだろうか・・・。
動画で見る復活した熊本城
今回、ミラーレス一眼カメラα6400とRonin-SCで撮影してきました。編集した動画をYouTubeにアップしたのでご覧ください。
70-200mmの望遠レンズも持って行ってα6400で使ってみたんですが、これがもうすごい描写力!動画後半のタイムラプスが終わってからのカットはすべて70-200で撮影したものです。α6400との組み合わせ、いいですね。かなり気に入りました。
まとめ
3年半ぶりの熊本城。
熊本県民としては、小さい頃から眺めて育った存在だったので天守閣が蘇って本当に嬉しかったですね。撮影中にいろんな人の声が聞こえてきたんですが、おばあちゃんとお孫さんの会話がすごく印象的でした。
動画の最後に載せてますので、ぜひご覧になってください。今回は第1弾の特別公開ですが、2020年春の第2弾「特別見学通路」、2021年の第3弾「天守閣完全復旧・内部公開」も撮影予定です。
また動画でも公開する予定なので、ブログのお気に入り登録、YouTubeチャンネルの登録もよろしくお願いします。