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Apple Online Storeのストレージカテゴリに必ず掲載されているのが、このオレンジ色のゴムが印象的なLACIEのRuggedハードドライブ。
Mac歴はもう20年以上になりますが、発売から10年以上ロングセラーになっているこのハードディスクは使ったことがありませんでした。
1.2mからの落下にも耐える耐落下性能。1トンの車が乗っても壊れない耐衝撃性能。耐雨性能も備えており、ゲリラ豪雨や飛行機の貨物室でのスーツケース落下など過酷な条件下でも耐久性を発揮してくれるポータブル・ハードディスクドライブです。
今回これを買った目的は、たった一つ。静粛性能です。
普段、iMac Proで使ってる外付けHDDは、ラトックシステムのRAIDケース(3TB)と、バッファローの3TB。
人生初!RAID1でiMacバックアップ!ラトックシステムRAIDケースとWD RED 3TB×2 レビュー
バッファローのはBUFFALO HD-LC2.0U3-BKFの旧モデルでUSB3.0対応のものを使ってます。
ともにHDDが回転する際に「キュイーーーーン」とか「ブーーーン」といった動作音が聞こえるタイプのもの。普段は静かな環境で仕事をしてるので、この音がひときわ目立つんです。
仕事に集中したい時や動画を撮影している時に急に「ブーン」と動き出すので、常に静かな外付けHDDを求めてました。
結論から言うと、この『LaCie 2TB Rugged USB-C + USB 3.0 Portable Hard Drive』は、耐落下・耐衝撃・防水機能だけじゃなく、静粛性も素晴らしかったです。
LaCie 2TB Rugged USB-C 写真レビュー
iMac Proの内蔵ストレージが1TBなので、今回はその倍の2TBを買いました。
Adobe CCの1ヶ月分のシリアルコードが付属してます。約5千円ちょっとの価値ですね。このおかげで、約2万円の本体が実質1万5千円で手に入ったことになります。
パッケージ一覧。左から、Adobe CCの1ヶ月分のシリアルコード、データリカバリサービス「Rescure」の利用案内(2年間)、本体、USB-C to USB-AとUSB-Cのケーブル(各0.5m)。
本体にはUSB-Cの端子が一つだけ(Thunderbolt3対応ではありません)。ものすごくシンプルです。
ハードドライブはSSDではなくHDなので、転送速度は最大で135MB/sです。Time Machineにも対応してます。
周りのオレンジのゴムは外せます。意外と柔軟性が高いです。
オレンジのゴムを全部外すとさらにシンプルに。これだと衝撃性のが落ちるのできちんとゴムは付けておきます。
Rugged USB-C 実際に使ってみた感想
今回はオレンジ色のUSB-CケーブルでiMac Proと接続させました。
バスパワーなので接続するだけで使えます。
Macに接続すると「LaCie Setup Assistant」が起動するので、内容を確認しながら進めます。右上に言語設定を変更すれば日本にも出来ます。
USB-C端子の右側にランプがついてます。接続中は常時点灯し、データ転送中は細かく点滅します。
肝心な音については、ものすごく静かです!
ランプが点滅しているデータ転送中に耳を近づけると、カタカタ・カリカリと音はしますが、60cmほど離れると随分音は小さくなります。
「キュイーン」や「ブーン」といった低い動作音がないので全然気にならないレベルです。むちゃくちゃ静かです。
これをTime Machine用に使ってますが、いつバックアップが取られたのか気がつかないほど静か。ランプの点滅で動作しているのがようやく分かるというレベルです。
Blackmagic Disk Speed Testで速度を測ってみたところ、読み書きともに100MB/s前後のスピードでした。公称値135MB/sよりはちょっと遅めの数値でした。
Time Machin用として常に接続しっぱなしなので、この速度についてはほとんど気にしてません。
ケースの形から、耐落下性能や耐衝撃性能ばかりに目が行きがちですが、この静けさは意外でした。静粛性については全く言及されてないので、これも特徴の一つに加えればいいのになと思ったのが、率直な感想でした。
買ってよかった!大満足の外付けHDDです。
Adobe CCの有効期限が1ヶ月伸びました
付属してたAdobe CCの1ヶ月分のシリアルコードを使ってみました。
Adobe IDにログインし、「アカウント管理」にアクセス。「プランを管理」で「新しいコードを引き換える」にて、同梱されてたシリアルコードを入力します。
入力前の有効期限は「2019年11月1日」でした。
引き換えコードを入力すると、ちゃんと1ヶ月分延長されて「2019年12月2日」になってました。
いいですね、このおまけ。Adobe CCを使ってる人にはありがたいサービスです。
まとめ
一般的なポータブルハードディスクよりも割高ですが、実際に使ってみて初めてその良さが分かりました。
今回はTime Machine用として使ったので、本来の耐衝撃性能は活かせてませんが、もう1台ぐらい持ち運び用に追加購入するつもり。
耐落下性、耐衝撃性、耐雨性、さらには静粛性と、持ち運びだけでなく据え置き用のストレージとしても優秀なLaCie Rugged USB-Cポータブルストレージでした。
YouTubeには海外の方の動画はたくさんあるんですが日本のものは少ないので、もし質問などあれば@skegooまでどうそ。
分かる範囲でお答えしますよ。