Macでエクセルの文字入力がめちゃくちゃ遅い時の対処法 原因はキャッシュにあり

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Macでエクセルの文字入力がめちゃくちゃ遅い時の対処法 原因はキャッシュにあり
2018年にうちのMacで使っていたのがExcel 2011(2024年はOffice 365)。もう長いこと使ってます。
毎日使うわけではないですが、見積書や請求書、集計をする時にはなくてはならないソフトです。
これがちょっと前までものすごく遅くてイライラしっぱなしでした
特に文字の入力が遅くなる。キーボードで叩いた文字がスローモーションのようなスピードで入力されます。
この遅さではもう仕事になりません。

原因はキャッシュファイル

この遅さをどうにかしたいと調べてみると、同じようにMacのエクセル(2011に限らず)の動作が重くて困ってる人が多数いらっしゃいました。
Appleのコミュニティにも投稿がありました。
Excel2011で日本語入力のスピードが極端に遅い | 公式 Apple サポートコミュニティ
上記コミュニティ以外でも調べてみたところ、対策としては以下の4つが効果があることが判明。

  1. 文字重複を解消
  2. Preferencesファイルを削除
  3. Microsoftのキャッシュファイルを削除
  4. アニメーション表示をオフにする

うちの環境(macOS High Sierra 10.13.3)でもすべて試してみました。
結論から言うと、うちでは「2.Preferencesファイルを削除」と「3.Microsoftのキャッシュファイルを削除」が効果がありました。
ちなみに、「1.文字重複を解消」はFontBook.appで確認できます。
「4.アニメーション表示をオフにする」はExcelの環境設定「編集」で「操作をアニメーションで表示する」をオフにします。(Excel 2011の場合)

Preferencesファイルを削除

エクセルは終了させた状態で作業します。起動している場合は終了させてください。
まずはFinderで「Shift + ⌘ + G」を押すとダイアログボックスが表示されるので「~/Library/Preferences/」と入力します。
そのほか、Libraryフォルダを表示させるにはこんな方法もあるので試してみてください。
macOS Sierra ライブラリなどの隠し(不可視)ファイルをショートカットキーで表示する方法
Preferencesフォルダが表示されたら、
Preferencesフォルダ
「com.microsoft.Excel.plist」
「com.microsoft.office.plist」
この2つのファイルをゴミ箱に入れます。
初期設定のファイルなので削除しても構いません。

Microsoftのキャッシュファイルを削除

次にキャッシュファイルを削除します。
Finderで「Shift + ⌘ + G」で「~/Library/Caches/」と入力します。
Caches Microsoftフォルダ
「Microsoft」フォルダを丸ごと削除します。
Microsoftフォルダの中身
中身はこんな感じです。
キャッシュファイルなので、こちらも削除して構いません。

エクセルが超快速に!

作業が終わったらエクセルを起動します。
結果、うちのエクセルは超快速になりました!文字入力がサクサクで軽快に入力できてます。
さらにテキスト入力だけでなく、全体で感じていたモッサリとした重さがなくなってます。
これはいいですね。これならちゃんと仕事に使えます。
ただ、しばらくするとまた動作が遅くなることがあります。その場合、うちの環境ではMicrosoftのキャッシュだけ削除すれば動作は軽くなりました。
環境によっては改善されない場合もあるかもしれませんが、やり方も簡単なので試す価値は十分にあると思います。
エクセルの文字入力の遅さにイライラしてる方、お試しください。

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