保存しない・キャンセル・保存をタブ(Tab)キーで操作する方法 フルキーボードアクセスをオンにする

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保存しない・キャンセル・保存をタブ(Tab)キーで操作する方法
Macを使ってるとよく見かける上記画面。
ファイを保存しないのか、キャンセルするのか、保存するのか。それぞれ選択する場合、一般的にはマウスで操作することが多いと思いますが、実はこれ、ショートカットで操作できるんです。
保存しない場合は「command + d」、キャンセルする場合は「esc」、保存する場合は「enter」をそれぞれ押すと、わざわざマウスを持っていかなくてもキーボードだけで操作できます。
ただ、このショートカットを覚えておくのが面倒くさいという方のために、もっと簡単な方法が用意されてるんです。

ウィンドウやダイアログを操作するには、フルキーボードアクセスをオンにする

もっと簡単にキーボードだけで操作するには、システム環境設定でフルキーボードアクセスをオンにします。
「システム環境設定」→「キーボード」で「ショートカット」タブを開きます。
システム環境設定のキーボード
赤枠部分にある「すべてのコントロール」をチェックして、フルキーボードアクセスをオンにします。これを設定しておけば、Tabキーを押してウィンドウやダイアログ内の操作対象を移動する機能の適用範囲を拡張することができます。
macOS 13以降では「システム設定」→「アクセシビリティ」→「キーボード」の中にフルキーボードアクセスはあります。
試しにやってみます。例えば、
ファイルを保存するダイアログ
こういうファイルを保存するダイアログがあったとします。
ここでTabキーを1回押すと…。
保存しないがフォーカスされる
保存しない」の周りが青くなってフォーカスされるので、そのまま決定する場合は「space キー」を押します。すると、「保存しない」が確定されます。
Spaceキーを押して確定せずに、Tabキーを押すと…。
キャンセルがフォーカスされる
今度は「キャンセル」がフォーカスされます。
再びTabキーを押すと…
保存がフォーカスされます。
「保存」がフォーカスされます。
またTabキーを押すと「保存しない」がフォーカスされます。
あとはこれの繰り返しです。
慣れてくればキーボードから手を離さずに、いろんな操作ができるようになります。
少しでも作業効率を上げたいなら、覚えておくと確実に役に立ちます。
いろんなショートカットがあるので、少しずつでも覚えておくと便利ですよ。

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