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お手軽メンテナンス!なんかMacの調子が悪い・遅くなったと感じた時にやってます。
うちのiMac27インチも今年で4年目。
購入時に3TBのフュージョンドライブにしたおかげか、普段はとっても快適に動いてくれています。先日メモリを増設したので、さらに快適になりました。まだまだ現役で使っていけます。
ただ、「Macの起動時間が遅くなったかも…」「アプリケーションの起動がちょっともたつく感じだなぁ…」と感じることがたま〜にあります。アイコンがぐるぐる回って考え中になったり…。そんな時は、この「shiftキー」を使った簡単メンテナンス法を実行してます。
この方法、定期的に行うMacのメンテナンスとして覚えておくと便利ですよ。
セーフブート(セーフモード)でMacの動きが蘇る!
最近のMacでは、昔に比べて起動時間がとても速くなってます。Mac本体の起動時間だけでなく、各アプリケーションの起動もとても速い。特にストレージがSSDの場合、HDDよりも格段にキビキビと動いてくれます。
その速さの秘密が「キャッシュ」です。起動時に必要なデータを「キャッシュ」ファイルとして保存しておいてくれるので、起動の度に同じデータをはじめから読み込む必要がなく、起動が速くなるんです。
ただ、長いことMacを使っていると、その「キャッシュ」ファイルが大きくなりすぎたり、壊れることがあります。そうなると、Macの動きが遅くなる原因になってしまいます。
そのおかしくなったキャッシュを安全に削除するのが、「shiftキー」を使ったメンテナンス法、「セーフブート(セーフモード)」です。
セーフブートは、Macを起動する方法の1つ。
起動時に「shiftキー」を押すだけで、以下の処理を行ってくれます。
- 起動ディスクを検証して、ディレクトリの問題の修復を試みる
- 最低限必要な機能拡張のみで起動する
- 起動項目とログイン項目は開かない
- ユーザがインストールしたフォントを無効にする
- フォントキャッシュやシステムキャッシュファイルなどを削除
キャッシュクリア以外にも、いろんな処理を行ってくれます。
簡単に言えば、Macを購入した直後のような状態で起動できるのがセーフブートです。一部の機能やソフトウェアを制限した状態でMacを起動するモードです。これにより、Macに起きているトラブルが、起動ディスクに関連したものなのか、起動項目やログイン項目にあるのか、など問題の切り分けに役立ちます。
セーフブート起動後、再び通常の再起動を行えば、必要なキャッシュファイルが新しく作り直されます。これにより、動きが正常に戻り、本来の動作が蘇る!というわけです。
セーフブート(セーフモード)でMacを起動する方法
セーフブートを行うには、以下の手順を行ってください。
1. Macを起動・再起動する。
2. 「ジャーン」という起動音がなったら、「shiftキー」を押す。
起動音が聞こえらたら「shiftキー」を押しっぱなしにします。
3. Appleロゴが出てきたら「shiftキー」から指をはなす。
Appleロゴが出たら、「shiftキー」から指をはなします。これだけでセーフブートは終了。あとは待つだけ。
セーフブート時は、起動の高速化が行われないので、通常の起動に比べて時間がかかります。
うちのiMacで、3分3秒ほどかかりました。
セーフブートで起動が完了したら、ログイン画面の右上に「セーフブート」と表示されます。
あとは、ログイン後、再起動すれば完了です。ディスクの修復やキャッシュの削除は完了しているので、特にセーフモードでやることはありません。
再起動時にキャッシュが新しく作り直されて、本来の動きが甦ってきます。
やったことがない方は、ぜひお試しください。