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DJIがアクションカメラ最新モデル「Osmo Action 6」を2025年11月18日に発売します。
米国だけでなく日本の公式サイトでも情報が公開され、国内でも同時発売が確定しました。
本記事では、発表の背景、注目スペック、競合比較、そしてDJIの新しい戦略をまとめます。
DJI Osmo Action 6、11月18日に日米同時発売

DJIはアクションカメラ「Osmo Action 6」を2025年11月18日(火)21:00(日本時間)に発売すると正式発表しました。
米国のほか、すでに日本公式サイトでも製品ページが公開されており、国内でも同日リリースが確定しています。
Osmoシリーズは、GoPro HEROシリーズのライバルとして高い評価を受けており、今回のモデルも堅牢な設計と高画質性能を両立した最新世代のアクションカメラとなっています。
ドローン規制の中で映像機器事業を強化
近年、DJIはアメリカで国家安全保障上の懸念(中国企業によるデータ収集リスク)を理由に、政府・軍・公的機関によるドローンの使用を制限されるなど、規制が強まってきてました。
その影響で、一部の新型ドローン(DJI Mavic 4 Pro)は米国市場で発売されなかった時期もあり、「DJI製品は今後アメリカでは販売されなくなるのでは」という不安の声も上がっていました。しかし今回、Osmo Action 6が米国で正式に発売されることが明らかになり、その点の不安は払拭されました。
ドローン分野では規制が続く一方で、Osmoシリーズなどの地上撮影製品は引き続き問題なく展開されており、DJIのアメリカ市場撤退を懸念していたユーザーにとっては朗報といえます。
日本では特に規制や販売停止はありません。
進化したOsmo Action 6の主な特徴
公式ページおよび海外報道(DroneXLなど)をもとに、現時点で判明している特徴は以下の通りです。
- 新開発センサーによる低照度性能の向上
- AI手ブレ補正「HorizonSteady」進化版を搭載
- 10bit HDR動画・高ダイナミックレンジ対応
- 最大18mの防水性能(ハウジング不要)
- USB-C充電強化、アクセサリー互換維持
これにより、従来機よりも「暗所・水中・動体」に強く、より幅広い撮影シーンに対応するモデルとなっています。
競合:GoPro・Insta360とのシェア争い、そして今後の展開へ
アクションカメラ市場では、これまで「GoPro」「DJI」「Insta360」の3社が主要プレイヤーとして存在してきました。
しかし現在、GoPro HERO 13は市場での評価がやや伸び悩んでおり、ユーザーからも「大きな進化を感じにくい」という声が多く聞かれます。
一方で、DJIのOsmo ActionシリーズとInsta360のAce Proシリーズは、性能・使いやすさ・画作りの面で大きく評価を高めており、この2ブランドが実質的なシェア争いを繰り広げている状況です。
特にDJIは、前モデルのOsmo Action 5 Proで完成度が非常に高まり、撮影体験の安定性やカラーバランスなどが大幅に改善されました。その上で登場するOsmo Action 6がどのような進化を見せるのか、そしてこの製品によってDJIがさらに市場シェアを拡大していくのか――非常に注目されています。
個人的な所感としても、現在のアクションカメラ市場ではDJIが一歩リードしている印象があります。
今後のアップデートでどこまで完成度を高めてくるのか、Osmoシリーズのさらなる進化に期待したいところです。
日本での販売情報と価格予想
日本公式サイトでも価格はまだ明示されていませんが、前モデル「Osmo Action 5 Pro」が約6万円前後だったことから、
Action 6も6〜7万円台に設定される可能性が高いです。
DJIストアやAmazon、ヨドバシカメラなど主要販売店での予約受付も近日開始が見込まれます。
Osmo Action 6でさらに地位が確かなものになるか
Osmo Action 6の登場によって、DJIはアクションカメラ市場での存在感をさらに高めています。
ドローン分野ではアメリカでの規制が続く一方で、Osmoシリーズは世界的に安定して展開されており、今回の日本同時発売は、DJIが依然としてグローバル市場で強い競争力を持っていることを示す象徴的な出来事と言えるでしょう。
アクションカメラ分野では、GoProがやや苦戦する中、実質的な主導権を握りつつあるのはDJIとInsta360です。特にOsmo Actionシリーズは、前モデルのAction 5 Proで完成度を大きく高め、Action 6ではそれを超える進化がどこまで実現するのかが注目ポイント。
これまでに培ってきた安定性・発色・操作性の完成度をさらに磨き上げ、DJIがどのようにアクションカメラ市場をリードしていくのか、今後の展開が非常に楽しみです。
