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アップルがゲーム業界における新たな展開を計画していることが明らかになりました。来週開催されるWWDC25において、Game Centerに代わる新たなゲーミングアプリの発表が予定されており、併せて初のゲームスタジオ買収も公表されています。以下、詳細をご紹介します。
WWDC25(Worldwide Developers Conference 2025)の開催日は、2025年6月9日から13日(米国太平洋夏時間)です。日本時間では、2025年6月10日から14日となります。基調講演は現地時間6月9日午前10時(日本時間6月10日午前2時)に開始予定。
Appleデバイス向け新ゲーミングアプリの概要
Bloombergの報道によれば、AppleはWWDC25にて、iPhone、iPad、Mac、Apple TV向けの新しいゲーミングアプリを発表する予定です。このアプリは、Game Centerの後継として位置づけられ、インストール済みのゲームを起動する機能に加え、実績やリーダーボードなどの機能を備えたゲーミングハブとなります。
当該アプリは、2025年9月の次期iOSリリースと同時に提供開始予定です。Bloombergによると、App Storeで提供されるゲームへのアクセスに加え、エディトリアルコンテンツも含まれ、XboxのiPhoneアプリに類似した操作性を提供するとのことです。
特に、Mac版アプリでは、App Store以外のソースからダウンロードしたゲームにも対応する予定であり、Macユーザーにとって利便性の向上が期待されます。
Appleによる初のゲームスタジオ買収
新アプリの発表に加え、Appleはゲーム業界への進出を加速する動きとして、初のゲームスタジオ買収を発表しました。買収対象は、Apple Arcadeの初期タイトルであるSneaky Sasquatchを開発した2人組のスタジオ、RAC7です。Digital Trendsの報道によると、RAC7はApple内の他チームに統合されることなく、独立したゲームスタジオとして運営を継続します。これにより、RAC7の独自の創造性が今後も維持され、新作開発が期待されます。
Appleのゲーム業界における戦略
Appleがゲーム分野に注力する姿勢は、今回の新アプリとスタジオ買収により明確に示されています。新ゲーミングアプリは、単なるGame Centerの後継ではなく、ユーザーのゲーム体験を向上させる包括的なプラットフォームとなる可能性があります。Xboxに匹敵する直感的なインターフェース、App Store内外のゲームへの柔軟な対応、そしてRAC7のようなクリエイティブなスタジオの活用により、Appleはゲーム業界での競争力を強化しようとしています。
WWDC25での正式発表が待たれます。新アプリの詳細や、RAC7の今後のプロジェクトに注目が集まります。