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2024年10月30日にリリースされたM4チップシリーズのM4 ProとM4 Max。
M4チップシリーズを搭載したM4 iMac、M4 / M4 Pro Mac Mini、M4 / M4 Pro / M4 Max MacBook Proがリリースされ、ネット上ではベンチマークが出始めました。
今回のM4チップの中でも、特にM4 ProとM4 MaxはCPUとGPU性能の劇的な伸びが注目されてまして、これまで以上にクリエイティブな作業で卓越した効率とパワーを手に入れることが可能になりました。
特に、マルチコアの性能向上は目を見張るものがあり、これまで不動の一位だったMac StudioのM2 Ultraをも凌ぐスコアに、各所から驚きの声が多数上がってます。
私もそのうちの一人です。正直、今使ってる2021年のM1 Max MacBook Proの倍以上のスコアを見た時はちょっと信じられないほどでした。
そこで、今回はAppleシリコンシリーズの情報をまとめるとともに、M4チップシリーズでどのモデルが一番伸び率が高かったのかも調べてみました。
M4チップシリーズに買い換える方も多いと思いますので、ぜひ購入時の参考にしてください。
Apple Silicon M1 / M2 / M3 / M4 シリーズの比較表
2024年11月3日までにリリースされているAppleシリコンのM1〜M4までの情報を表にまとめました。
CPUコア数(高性能+高効率の合計)、GPUコア数、シングルコア、マルチコア、GPU(Metal)の情報です。
Ultraに関してはまだM2までしかリリースされていません。今後、M3 Ultra もしくは M4 Ultraを搭載したMac Studioが登場するかは不明です。
M1 / M2 / M3 / M4 ベンチマーク比較と伸び率
各ベンチマークの数値を見ると、シングルコアとマルチコアともにM3→M4の伸び率が120%を超えてます。GPUに関しては、M1→M2の時に141%の伸びだったのが最高で、今回のM3→M4では115%の伸びとなってます。
M1 Pro / M2 Pro / M3 Pro / M4 Pro ベンチマーク比較と伸び率
今回のM4チップシリーズで最も素晴らしい伸びを見せたのがM4 Pro。マルチコアでM3 Pro→M4 Proが144%、GPUは140%と、ともに140%を超える伸びとなりました。
過去のMシリーズでここまで性能がアップしたものはこのM4 Proが初めてです。
M1 Max / M2 Max / M3 Max / M4 Max ベンチマーク比較と伸び率
M4 Maxシリーズも通常の伸び率が110%台であることを考えると、今回は、シングルコア、マルチコア、GPU、全ての項目で120%を超える伸び率となりました。
今回、M4 Maxが搭載されているのはMacBook ProだけなのでM4 Maxが欲しい方はMacBook Pro一択となります。
M4チップ 伸び率まとめ
最後にM4チップシリーズの伸び率を表にまとめましたので、購入時の参考にしてください。
シングルコア | 伸び率 | マルチコア | 伸び率 | GPU(Metal) | 伸び率 | |
M4 Max | 4,041 | 129.2% | 26.038 | 124.4% | 191.852 | 123.8% |
M4 Pro | 3,608 | 116.1% | 22,108 | 144.7% | 110,234 | 140.1% |
M4 | 3,794 | 123.1% | 14,867% | 126.9% | 54,979 | 115.3% |