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充電時と4K 60P撮影時の温度を計測してみた
iPhone 15 Pro / Pro Maxが発売されてから、使用時に持てないぐらい熱くなるという現象が発生していると話題になりました。
うちのiPhone 15 Proでは特に熱いと感じることはなく、今まで使ってきたiPhoneと同じように充電時にちょっと熱くなるかなという程度でした。
10月5日に、iPhone用の「iOS 17.0.3」、iPad用の「iPadOS 17.0.3」が正式リリースされたので、早速アップデートして熱問題が解決したのかどうかチェックしてみました。
iPhone 15 Pro 充電時の熱さはどうなった?
YouTubeに検証動画をアップしました。
▼ iOS 17.0.3 充電時の発熱検証 iPhone 15 Pro 4K 60P撮影時の温度も測定
結論から言うと、うちのiPhone 15 Proでは、アップデート前後で充電時の熱の変化はありませんでした。
これがアップデート前の状況。
- バッテリー残量26%で充電開始。iPhoneの表面温度は30度
- 約18分40秒後
- バッテリー残量60%・・・温度は37.4度
続いて、これがアップデート後の状況。
- バッテリー残量28%で充電開始。iPhoneの表面温度は30度
- 約16分30秒後
- バッテリー残量60%・・・温度は38度前後
ほぼ変化はありませんでした。
うちのiPhone 15 Proの個体は、特に正常に動作してるようで、アップデート前後ともに充電では38度ぐらいまでしか温度は上がりませんでした。これが正常な動作範囲だと思います。
4K 60P 動画撮影時には45度を超える
iPhone 15 Proで最も重い作業と考えられる4K 60Pの動画撮影で温度を計測してみました。
10分間撮影した後のiPhone 15 Proの温度は…
約45度
になりました。
これが30分や1時間になってくるとさらに温度上昇すると思います。
4K30Pの動画撮影は、ミラーレスカメラでも最も処理能力が必要とされるので、この点については今回のアップデートの対象ではないと思います。これについては、今後の状況次第によってはここにも手が加えられて、より長く撮影しても熱くならないiPhoneになるかもしれません。