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バッテリーの持ちがえげつない!!
今までの僕のスマートウォッチはApple Watch一筋。
2015年4月に発売された初代Apple Watchから始まり、5年後にシリーズ5に買い替えて現在に至ります。
スマートフォンもiPhoneなので、Apple Watch以外のスマートウォッチには全く興味がなかったんですが、今回、初めてAndroid系のスマートウォッチを使ってみて、「スマートウォッチってバッテリーが持たないもの」とばかり思ってましたが、その考えが一変しました。
特に、今回紹介する『TicWatch Pro 5』は、Apple Watchとは比べ物にならないほどバッテリーの持ちがえぐすぎ(素晴らしすぎ)て驚きました。
使い勝手もApple Watchと遜色なくて、ここ1ヶ月ぐらいはずーっとTicWatchを使ってます。すっかり気に入ってしまいました。
iOS非対応なのでAndroidスマホが必要
TicWatch Pro 5はiOSは非対応なので、事前になんらかのAndroidスマートフォンが必要です。
mineoからIIJmioに移行した時に手に入れてから、ずーっと開封してなかったRedmi 9Tを使うようにしました。
SIMカードは挿さずに、とりあえずTicWatch Pro 5用の「Mobvoi Healthアプリ」をインストールして使ってます。
外出時にRedmi 9Tは家に置いたまま。帰ったら勝手にアクティビティの情報が同期されます。なので、無理にRedmi 9Tを持ち出す必要はありません。
Androidのスマートフォンは初めてでしたが、こちらも普通に使えるなという印象。
これを機に、Google Pixelにもちょっとだけ興味が出てきそう。
TicWatch Pro 5の特徴と開封
TicWatchは、アメリカのグーグル社も出資しているMobvoi(モブボイ)のウェアラブルデバイスのブランド。過去には、日本のグッドデザイン賞やドイツのレッド・ドット・デザイン賞の受賞歴があります。
「TicWatch Pro 5」の主な特徴がこちら。
- クアルコムの「Snapdragon W5+ Gen 1」を搭載。次世代レベルの処理能力により、シームレスな接続性と迅速な応答性、バッテリーの効率性を実現
- 最新のWear OS by Googleを搭載。豊富な最先端のアプリやサービスに対応
- より使いやすさを追求したクラウン回転ボタン
- 超低消費電力の2層ディスプレイと最大80時間の大容量バッテリー
- 最大酸素摂取量「VO2 MAX」の測定とリカバリータイムの表示
- GPS(アメリカ)、GLONASS(ロシア)、Galileo(EU)、BeiDou(中国)、QZSSみちびき(日本)の5つの衛星に対応したナビゲーション機能
- 30分間で65%の充電が可能
- 5つの健康指標(心拍数、血中酸素、呼吸数、ストレスレベル、心臓の状態)を計測し健康を管理
- 100種類以上のワークアウトモードを搭載
- 1,000種類以上の多彩なウォッチフェイスの着せ替え
- アウトドアにもぴったりなMIL規格準拠の高い耐熱性・耐衝撃性・耐水性・防塵性・防湿性
- メモリ:RAM 2GB / ROM 32GB
- サイズ:50.15×48×12.2 mm
- 重さ:44.35g
TicWatch Pro 5の本体。
付属のUSB充電ケーブルはオリジナルの形状です。
各国語版のマニュアル。ちゃんと日本語の部分もあります。
各パーツの名称や最初の使い方が書かれてるので、初めてWear OS by Googleのスマートウォッチを使う場合は目を通した方が良いです。
多彩な操作ができるクラウン回転ボタン。Apple Watchと同等の使い勝手でなかなか良い感じ。
ケースの質感も、ステンレス・7000シリーズアルミニウム・高強度ナイロン・グラスファイバーが使われていて高級感があります。
裏蓋。左側に充電端子、中央にHD PPGセンサーがあります。
バンドは24mmで素材は固形シリカゲル。Apple Watch同様、簡単に取り外して交換可能です。
驚きのバッテリーの持ちと充電スピード
TicWatch Pro 5を使って最も驚いたのが電池の持ち。
TicWatch Pro 5は2層ディスプレイが搭載されており、普段は上記画面のようなエッセンシャルモード(省エネ)の画面になってます(設定:常に画面ON「省エネ盤面」の場合)。
エッセンシャルモード画面で、確認できる項目はこちら。
- 日付
- 曜日
- 時間
- 秒数
- 心拍数
- 歩数
- 非接触IC通信(NFC)
- バッテリー残量
- Bluetoothの状態
心拍数の計測など各種測定項目はON、常に画面ON(省エネ盤面)、傾けて画面ON。
これで初日計測。朝7時にバッテリー残量98%。設定をいじったりアプリを使わず夕方16時ぐらいまで着けた状態で残量は89%でした。9時間で約10%ぐらいしか減らないのはすごいです。
その後、同様の使い方で1日9時間ほど着けて(3kmのウォーキングを2回含む)、合計5日ほど持ちました。
電話やメールの通知、YouTube Musicなどの他のアプリを使うと消費はもうちょっと多くなると思いますが、Apple Watchは1日半ぐらいしか持たないことを考えると、神レベルの電池の持ちです。
これならフルに使っても3泊4日の旅行程度ならバッテリーの心配は皆無です。
さらにうれしいのが急速充電。
約30分の充電で65%まで充電してくれます。65%もあれば僕の使い方だと2日は余裕なので、これはありがたい。
充電中は上記画面になり、バッテリー残量がみるみる増えていくのが面白いです。
ウォッチフェイスの切り替え方法
省エネ盤面時、画面を傾けるとこんな感じでバックライトがオンになって見やすくなります(設定:傾けて画面をON「バックライト」選択時)。
画面をタップしたりボタンを押すと通常画面に切り替えられます。
これが普段使ってるウォッチフェイス。
これを変更したい場合は…
画面を長押しするとウォッチフェイスを変更できるようになります。
あとは好きなものを選んで変更するだけ。スマートフォンのMobvoi Healthアプリを使えば、さらに多くの文字盤(有料/無料)を使えるようになります。
残念な点:歩数の精度が悪い
僕がスマートウォッチを使う最大の目的がアクティビティや運動の管理。
健康やダイエットのために定期的にウォーキングやジョギングをやってまして、歩数も毎日チェックしたい項目の一つです。
Mobvoi Healthアプリのアクティビティの画面。
歩数・エクササイズの時間・アクティブ時間・階段を上がる・距離・カロリーをチェックできます。
この精度がどれだけ正確なのかチェックするために、Apple Watchの歩数と比較してみました。
TicWatch Pro 5 | Apple Watch | |
1日目 | 6,347 | 7,139 |
2日目 | 2,941 | 3,363 |
3日目 | 2,967 | 3,770 |
4日目 | 5,064 | 5,331 |
5日目 | 2,936 | 3,307 |
ともに年齢・体重・身長を入力してるので大きな違いはないのかなと思ってたら、TicWatch Pro 5は約10%前後、計測歩数が少ないようです。
Apple Watchの歩数精度の誤差は1%前後もないので、TicWatch Pro 5の精度がもうちょっと上がれば文句なしです。
運動の計測はとても良好
運動の計測については、特に問題なしです。
屋外ウォークや屋外ランをよく使ってます。
ワークアウト中は心拍数を色で表示してくれる機能もあり(設定で変更可能)。
持続期間、平均心拍数、カロリー、距離、平均速度、歩数、最大酸素量、ラップとレコード、距離とルート、など、非常に多くの項目をチェックすることが可能です。
これだけ数値を取得できれば文句なしです。
動画レビュー
YouTubeに動画レビューを公開しました。
実際に動いてる様子を確認することができます。合わせてご覧ください。
▼ バッテリーの持ちスゴイ…Apple Watchユーザーが初めてWear OS by Google搭載スマートウォッチ「TicWatch Pro 5」を使ってみた
TicWatch Pro 5 まとめ
初めてのAndroidスマートウォッチでしたが、予想外に使い勝手が良くて満足度はかなり高いです。
- ● 良かった点
-
- バッテリーの持ちが素晴らしすぎる
- 質感良い!ディスプレイきれいで見やすい!ちょっと感動した
- タッチパネルの感度やボタン含め全体の操作感も良い。Apple Watchと比べても遜色ない
- 見た目のデザインも好き
- 万歩計が常に表示されてるのが良い。1日1万歩を常に意識できる
- Apple Watchと同様、心臓の健康(心拍数・血中酸素飽和度・呼吸数・ストレスレベル・心臓の状態)も測定できる(Apple Watchのストレスレベルはマインドフルネスで代用可能)
- ● 悪かった点
-
- 万歩計の精度が悪い
ほぼ大満足のTicWatch Pro 5ですが、歩数がちょっと少なめに計測されるのは気になりました。
これがもっと精度が高くてApple Watchと同程度であれば、文句なしの120点でした。
これはすごいスマートウォッチです。かなりおすすめできます。
Amazonや楽天市場で購入できますので、気になる方はぜひチェックしてください。