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黒インク入ってるのになぜ黒だけ印刷されないの?
数ヶ月に1〜2回ぐらいのペースでプリントアウトが必要になるんですが、そんな時に重宝してるのが3,000円で購入したiP2700というプリンター。
インクより安い3千円の激安プリンタ購入&レビュー。予想以上に良かった
2010年に発売されプリンターで、3,000円という低価格から
「インク買うよりも本体を買い換えた方が安い」
と一世を風靡した格安プリンターです。
2015年12月に購入してからもう7年ほど使ってますが、使う頻度も少ないのでまだまだ現役で使えてます。
ただ、純正のインクは高いので互換インクを使ってるんですが、つい先日、黒インクが入ってるにも関わらず黒だけが印刷されないという謎の現象が発生したんです。
黒だけプリントできない現象が発生
資料1枚目の表紙。
黒い点線の部分にご注目。
本来なら黒文字でタイトルがプリントアウトされるはずなのに、何も印刷されてません。
中央のブルーのラインだけはしっかりプリントアウトされてます。
カラーだけでなくモノクロで試しても結果は同じでした。
不思議に思ったので、プリンターのユーティリティでパターンをテストプリントしてみると…
テストプリントの結果。一番左にちゃんと黒インクでプリントされてます。
プリンターを使う頻度が高い方ならこの結果を見てすぐお分かりになると思いますが、年に数回しかプリンターを使わない僕にはまだ原因が分かりませんでした。
そうです、上記テストパターンには足りない部分があったんです!
原因はプリントヘッドの目詰まりでした
原因が分からなかったので、キヤノンプリンターユーティリティをシステム環境設定から起動してみる。
特にかすれてる部分もないので「クリーニング」をしても意味がない。
ただ、その下にある「強力クリーニング」はここ数年ほとんどやってなかったので、試しに2回ほどやってみました。
これが大正解でした。
なんと!最初にやったテストプリントにはなかった「BK」のシマシマラインが印刷されてるじゃないですか!!!!!
左が強力クリーニングの結果で、右が最初の結果。
強力クリーニングによってプリントヘッドの詰まりが取れたことによりインクが出るようになったようです。
本来ならインクを交換するときにこのプリントヘッドも一体型になってるのでキレイになるはずなんですが、ランニングコストを抑えるために互換インクを使ってたのでプリントヘッドが完全に詰まってたんですね。
毎回テストプリントをやってる方ならこの一番上の「BK」がないことにすぐ気がつくんでしょうけど、久しぶりだったし、その下のCMYがキレイにプリントアウトされてるので全く気がつきませんでした。
不思議だったのが、BKのところ。うっすら印刷されることもなく0か100だったことに驚いてます。それほど完全に詰まってたということか…。
まだまだiP2700は現役で使えるので、今後また同じようなことがあるかも知れないので備忘録としてメモしておきました。
黒色だけインクが出ない!とお悩みの方、一度強力クリーニングを試してみてください。
ちなみに、iP2700の販売はもう終了してまして、後継機は「PIXUS TS203」というモデルです。