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人の声がより聞き取りやすくなるスピーカー
BenQから発売された史上初の外国語学習のために作られたスピーカー『treVolo U』。Amazonでは早速品切れになってます。
今回、メーカー様より提供していただきましたので、一般販売より前から使わせていただいてます。
結論から言いますと…、普通のスピーカーと比べて確実に人の声が聞き取りやすくなってます。
3週間ほど使ってますが、英語の教材を使ったヒアリング、YouTubeやNetflixで英語を勉強するときには、より人の声が聞き取りやすくなったので、学習時は常にtreVolo Uに切り替えて使うようになりました。
高校1年生の娘も、英語のヒアリングをする時に使ってますが、イヤホンやiPadのスピーカーより聞き取りやすいとなかなか好印象。
特に、僕もそうですが音量を上げなくても声が聞き取りやすくなる「動画学習モード」が気に入ってるようです。
語学学習用スピーカーに必要な2つのこと
外国語学習のために作られたスピーカーってどういうことかというと、
- 「聞こえる」だけじゃなく「はっきり聞こえる」こと
- 耳に優しい音量で「安全に聴く」こと
この2つに重点を置いて作られています。
一般的に語学学習の時に使われている音響機器には以下の3つがあり、それぞれ語学学習に向かない理由があるんです。
- ● 一般的な学習用機器3つと語学学習に向かない理由
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- iPadやスマホに搭載されたスピーカー・・・「聞こえる」けど「はっきり聞こえる」わけではない
- オンライン学習用のイヤホン・・・耳に近く、音量を間違うと耳が悪くなる可能性が高い
- 娯楽用のスピーカー・・・娯楽用の調律は学習用の調律とは違う
こういった理由から語学学習向きではないとのこと。確かに言われてみればそうかなと。
機器が発生した音声がきれい=「はっきり聞こえる」ものであれば、言語を正確に模倣することができ、最も正確な発音を練習することができるんです。
さらに、聴力は一度低下すると治療をしても元の水準に戻すことはできません。特に、聴力が発達中の子どもにとって、過度な音声刺激は悪影響を及ぼすため「安全に聴く」ことが大切なんです。
この2点に重きを置いて作られたtreVolo Uの特徴がこちら。
treVolo U の特徴
主な特徴は…
- 3つの音声モード「音楽」「動画学習」「ライブ学習」を搭載
- 音楽モード・・・一般的なスピーカーと同様に高音から低音までとてもクリアで音楽を楽しめる
- 動画学習モード・・・人の声を強化し、はっきり聞こえるので動画学習に最適
- ライブ学習モード・・・人の声がはっきり聞こえ、さらにエコーやノイズを消すため、オンラインのライブ学習に最適
- 安心モードで音源・距離・環境音を自動で診断し使用者の環境に合わせて安心して学習できる音量に調節してくれる
- 音声コントロールにも対応。ウェイクワードは「音符ちゃん(おんぷちゃん)」(音量やモードを声で変更可能)
- 6mmのマイク搭載でオンライン学習時にも相手にクリアな音声を届けてくれる
- Bluetooth搭載でどこでも手軽に持ち運んで学習できる
- パソコンやタブレットに3.5mmケーブルを直接接続して使うことも可能
- 最長12時間のバッテリー
- 3時間で満充電
スピーカーの詳しいスペックは公式サイトをご覧ください。
そのほか、ツイッター・インスタグラム・YouTubeにも公式アカウントがありますので、そちらも合わせてご覧ください。
付属品は、説明書、充電器、充電用USBケーブル、3.5mmケーブル。
スピーカー本体が出てきましたー!
サイズはかなりコンパクト。
幅174mm × 高さ95mm × 奥行き81mm。
重さは約760gです。
操作ボタン。左から、電源・Bluetooth・音量プラスとマイナス・安心モード・音声モード。
背面に接続端子が2つあります。
充電はUSB-C端子で行います。付属の充電器はもちろん、モバイルバッテリーでも充電できました。
3.5mmの端子はパソコンやタブレットに付属の3.5mmケーブルで繋げます。
底面は、中央のスペックが記載されてる部分以外は滑り止めのゴムになってます。スルスル滑ることもなく安定して設置できます。
実際に使ってみた率直な感想
普段は、デスク正面に置いて使ってます。コンパクトなので小さなスペースにもすぽっと収まってくれるので気に入ってます。
英語のリスニングに使ってるのが『DUO 3.0』。現代英語の重要単語1600語と重要熟語1000語を重複なしで560本の英文に凝縮させたもの。
このCDをパソコンでMP3に変換して聞いてます。
- ● 音楽モード
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- 普通のコンパクトなスピーカーで聴いてるような感じ。自然と聞けるけどそこまで良いと感じる音ではない。違和感はないので応急用外部スピーカーとしてはありかも。
- ● 動画学習モード
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- 高音域と低音域が抑えられ中音域がより強調されてる。確かに声が聞き取りやすくなってて驚きました。
- イヤホンやヘッドホン、スピーカーをたくさん使ってきましたが、こんなに声が聞き取りやすいスピーカーは確かに初めて。
- ● ライブ学習モード
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- 電話やライブ会議で話してる時のような聞こえ方。ノイズキャンセリングヘッドホンで声(中音域)だけ聞こえるように残してある感じ。
- 声は一番良くは聞こえるけど質は良くない…と思ったけど、実際にオンライン会議で使ってみたら確かにエコーやノイズが消されてて声だけ聞き取りやすくなってた。
- 相手にも声が聞こえやすいということだったので、リモートワークでも使えそう。
- ● 英会話学習MP3でリスニング
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- スピーカーやイヤホン・ヘッドホンで聴くよりも格段に声が聞き取りやすい。
- 今まで聞くためにちょっとボリュームを大きくしてたけど、小さな音量でも十分聞こえるので耳にも優しいような気がしてる。
treVolo U の良い点悪い点
- ● 良い点
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- 動画学習モードの声の聞き取りやすさはクセになりました。
- 普段、NetflixやYouTubeでも英語の勉強をしてますが、その際は必ずtreVolo Uを使うようになりました。
- 声が聞き取りやすいのでAudibleでも使ってみましたが、こちらもかなり良い感じで本が聴けました!
- 言語学習する時に使うようになってから、treVolo Uの電源をオンにすると「勉強しなきゃ!」という気持ちの切り替えにもなる。やる気の継続にも繋がってます。
- 机の上に置いてるtreVolo Uがない!と思ったら、高校1年生の娘が英語のヒアリングで使ってました。ムスも愛用してくれてるようで父として嬉しい。
- Bluetoothの接続は特に問題なくスムーズに接続できました。別のデバイスに接続するときは、一旦接続解除して別の機器に接続しないと繋がりません。
- ● 悪い点
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- アプリでスピーカー本体のソフトウェアアップデートの通知があったけど、アップデートはWindowsでしかできない。後日Macでもできるようにはなるとのことでしたが、アプリだけでできるようになったら良いなと感じました。
- 音声コントロールはいまいち。ウェイクワードが「おんぷちゃん」に設定されることから小さなお子さん向けの機能かなという感じ。実際使ってみましたが、僕の声だとあまり認識してくれなかったので、それ以後は手動で操作してます。
- 安心モードは微妙でした。自動で耳に優しい音量に調整してくれるんですが、僕も娘も「ちょっと音が小さいよね」という感想でした。小さなお子さんだとちょうど良いのかも知れませんが、個人的には音が小さく感じたので自分で音量は調整して使ってます。
- カラーバリエーションが少ない。子どもの語学学習向けというコンセプトの商品ですが、声が聞き取りやすいスピーカーは全世代にもアプローチできると思うので、シックな色合いのカラバリも欲しい。
今回、メーカー様からの提供でしたが、特に忖度なく書かせてもらえて感謝です。
「声が聞き取りやすいスピーカー」というコンセプトが40代半ばの私にもドンピシャでした。
語学学習だけでなく通常の動画視聴でも音声をもっとクリアに聴きたいと感じてる人にはかなりおすすめのアイテムです。
スピーカーの詳しいスペックや販売情報は公式サイトをご覧ください。
そのほか、ツイッター・インスタグラム・YouTubeの公式アカウントも合わせてどうぞ!