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iCloudアカウントを持ってなくてもMacのメールアプリなら大きな添付ファイルも簡単に送信可能です
メールで大きなサイズの添付ファイルを送る場合、どうやってますか?
3MBぐらいまでの添付ファイルならメール添付でも気軽に送れますが、それを超えると相手のメールプロバイダが分からないので、どうするのか悩みますよね。
そんな時は、ファイル転送サービスの宅ふぁいる便やギガファイル便を使うことが多いと思いますが、Macのメール.appなら簡単に送ることができるんです。
今回は、Macの「メール」アプリで『Mail Drop』を使って簡単に添付ファイルを送る方法をご紹介。
Mail Dropなら最大5GBの添付ファイルを送れます。
Mail Dropとは?
Mail DropはOS X Yosemite以降にMacのメールアプリで使えるようになった機能です。
iOS 9.2以降のiPhoneやiPadのほか、iCloud.comを使えばWindowsパソコンでも使えます。
Mail Dropを使えば、たくさんの写真や動画ファイルなど大きなサイズのファイルをiCloud経由で送ることができます。
主な特徴と注意事項・システム要件はこちら。
- ● Mail Dropの特徴
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- iCloudアカウントを持ってても、持ってなくても利用可能
- 最大5GBの添付ファイルを送信可能
- 添付ファイルは全てのファイル形式をサポート
- 添付ファイルの容量はiCloudストレージの容量に算入されない
- 添付ファイルは30日間ダンロード可能(30日が経過するとMail Dropストレージから削除される)
- ● こんな時はMail Dropが使えません(注意事項)
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- 添付ファイルを含むメッセージ容量が5GBを超える場合
- 非圧縮のフォルダがメッセージに添付されている場合
- 送信するメールの件数が多すぎる、または、受信者の最大数を超えた場合
- 1TBのMail Dropストレージ制限に達した場合
- ダウンロード量が多すぎる場合や、トラフィックが混雑している場合は、添付ファイルにアクセスできないこともある
- ● Mail Dropのシステム要件
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- OS X Yosemite以降を搭載したMac
- iOS 9.2以降を搭載したiPhone、iPad、またはiPod touch
- 最新のブラウザがインストールされたMacまたはWindowsパソコン(iCloud.comを利用)
Mail Dropの設定方法 iCloudアカウントの場合
今回は、Macの「メール」アプリでの使い方をご紹介します。
まずは、iCloudのメールアカウントでの設定方法です。
メールアプリで「環境設定」→「アカウント」を確認します。
iCloudアカウントの「アカウント情報」の最下部にある「大きい添付ファイルをMail Dropで送信」にチェックを入れます。
iCloudアカウントのメールを使う場合はこれでOKです。
iCloudアカウントを持っていて、iCloudにサインインしている場合は、iCloudアカウントでメールを書いて「送信」をクリックするとMail Dropによって添付ファイルが自動的に送信されます。
Mail Dropの設定方法 プロバイダアカウントの場合
次に、プロバイダや自分のドメインで設定しているメールアカウントの設定方法です。
上記写真の赤枠部分。iCloudのアカウントとは違って、こちらの「アカウント情報」には「大きい添付ファイルをMail Dropで送信」という項目がありません。
なので、iCloudカウント以外ではMail Dropは使えないのかというとそうではありません。
いつも通りに、大きな添付ファイルのメールを作成します。
そのまま「送信」すると…
添付ファイルが大きすぎるので、「添付ファイルをMail Dropで送信しますか?」というメッセージが表示されます。
- Mail Dropを使用
- このままメールで送信
- キャンセル
この3つの中から「Mail Dropを使用」をクリックすれば、Mail Dropで添付ファイルが送信されます。
メール形式を「標準テキスト(プレーンテキスト)」で送った場合は…
添付ファイルの長いダウンロードURLが表示されます。
ダウンロード期限も一緒に掲載されてるので分かりやすいですね。
「リッチテキスト」で送ると…
シンプルなダウンロードアイコンが表示されます。
こちらはダウンロード期限が掲載されないので、メールの本文に「30日以内にダウンロードしてください」と一言付け加えておくと優しいですね。