RFの撒き餌レンズ「RF50mm F1.8 STM」レビュー!EF vs SIGMA vs TOKINA 比較画像あり

RF50mm F1.8 STM とレンズフードとEOS R6

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軽くてコンパクト!RFの撒き餌レンズ50mm F1.8 STMのボケはどんな感じ?

普段、レビュー用の写真を撮影することが多いので、50mmの単焦点レンズを好んで使ってます。明るくてボケもきれいだし、被写体を手に取って撮影したり、寄って撮影するのにもちょうど良いです。

2021年6月現在の手持ちの50mmは以下の3本。

  1. EF50mm F1.8 STM
  2. SIGMA 50mm F1.4 DG HSM | Art
  3. TOKINA opera 50mm F1.4 FF

それぞれのレンズを一言で表すと、

  1. 軽くてコンパクトなEFの50mm
  2. ボケとキレのSIGMAの50mm
  3. ボケの滑らかさのTOKINA50mm

という感じです。それぞれ特徴があって全部好きです。

中でもTOKINA50mmのボケは滑らかでとても美しく、一番好きな50mmです。ただ、AFがちょっと遅いのでスポーツなど動きの速い被写体には不向きです。僕の場合は物撮りなので僕には問題ありません。

RFレンズの販売が徐々に充実してきてるので(在庫はまだまだ復活しませんが…)、そろそろレンズもRFマウントに移行しようかなと思ってるんですが、RF 50mm F1.2 L USMの価格が高い〜。

というわけで、いきなり高いレンズを買う前に、安いRFの撒き餌レンズRF50mm F1.8 STM』を買ってみることにしました。

RF50mm F1.8 STMとレンズフードES-65B レビュー

RF50mm F1.8 STMとレンズフードES-65B
RF50mm F1.8 STMと一緒に純正レンズフード『ES-65B』も買いました。
普段、購入したレンズにはレンズフードと保護フィルターを付けてますが、撒き餌レンズなのでレンズフードだけにしました。レンズフードだけでもレンズ前玉をぶつける可能性がグンと減りますからね。
RF50mm F1.8 STMのスペックはこちら。

レンズ構成 5群6枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り 22
最短撮影距離 0.30m
最大撮影倍率 0.25倍
フィルター径 43mm
最大径×長さ 約φ69.2mm×40.5mm
質量 約160g

RF50mm F1.8 STMの箱の中身
高いレンズも安いレンズも、開封時はワクワクしますね。

RF50mm F1.8 STM
RF50mm F1.8 STMの本体。ものすごくコンパクトです。

RF50mm F1.8 STM 前玉
前玉。フィルター径は43mm。

前玉はちょっと奥まったところにあります
前玉の位置は最前面よりちょっと凹んでます。

マウント部分は金属
マウント部分は金属です。

EOS R6に装着したRF50mm F1.8 STM
EOS R6に装着したRF50mm F1.8 STM。RFレンズなので、EF-EOS R マウントアダプターは不要です。
レンズ本体の切り替えスイッチは「コントロールリング/フォーカス」の切り替えのみ。「AF/MF」の切り替えスイッチはないので、本体のメニューで切り替えます。

ただ、フルタイムマニュアルにも対応してるので、AFで使ってても一旦フォーカスを合わせた後ならフォーカスリングを回して手動でピントを微調整することも可能です。
純正のレンズフードES-65B
Canon純正のレンズフードES-65B。

RF50mm F1.8 STM とレンズフードとESO R6
レンズフードを装着してもまだまだコンパクトです。

4つの50mmレンズでボケ感チェック

新しく購入したRF50mm F1.8 STMとほかの3つのレンズでボケ感のチェックをしてみました。
こちらがRF50mm f1.8 の開放で撮影したサンプル写真。

RF50mm f1.8 の開放で撮影したサンプル写真
これと以下の同じ設定で撮り比べてみました。

  • ISO:100
  • 色温度:5700K
  • 絞り:1.8
  • シャッタースピード:1/125s
  • ストロボマニュアル発光

4つのレンズで玉ボケを比較
RFとEFレンズの場合、玉ボケは周辺にいくほどレモンのような形になります(中央部分は正円に近いです)。
SIGMAとTOKINAはともに周辺でも正円に近い玉ボケです。あと、ともにボケ感はRFとEFよりもボケが強いですが、よりTOKINAの方が滑らかでふんわりしてます。

4つのレンズで玉ボケを比較
右下の小さな玉ボケが密集してる部分。
RFとEFは玉ボケの境界線が目立ちやすいですね。上記写真ではRFも輪郭が出てますが、EFの方がよりボケの輪郭がはっきりしてます。

一方、SIGMAとTOKINAはボケの輪郭がとても滑らかで煩わしい感じがありません。好みが分かれますが、僕は玉ボケの輪郭はあまり好きではないので、TOKINAが一番好きですね。
ちなみに、TOKINAを開放1.4で撮影するとこんな感じになります。
上がRF50mm f1.8、下がTOKINA f1.4の50mmです。

RF50mm f1.8 の開放で撮影したサンプル写真
TOKINA Opera 50mm F1.4 開放で撮影した写真
RF50mmもなかなか良い感じにボケてますが、TOKINAはボケのレベルが違いますね。とろけるようなボケ感です。

まとめ

撒き餌レンズということもあり、さすがにボケ感は10万円ほどの価格のSIGMAやTOKINAには敵いませんでしたが、大きさと重さと価格を考えるとかなり使えるレンズなのは間違いありません

写りは良いものの、SIGMAとTOKINAはともに900g前後の重さがあるので、長時間使ってると腕が疲れてくるんですよね。
特に、物撮りしてると上から撮影することが多いので、腕を持ち上げるときにレンズがちょっとでも軽い方がカメラが安定します。

その点、RF50mmは重さが160gほどしかないので、重さを気にせずにサクサク撮影できます。写りもなかなか良いので、最近の50mmはRF50mmばかり使ってます。

最初のRFレンズにもおすすめできるレンズです。

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