当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
あるルールを決めたら小学2年生の読書量が1日3時間を超えました
2020年3月2日から、日本政府の要請で小中高が全国一斉休校になりました。
うちには小学2年生の息子と中学1年生の娘がいるんですが、幸い(かどうかは分かりませんが)僕が個人事業主で自宅で仕事をしているので、留守番問題では特に困ってません。
親として一番気になったのが、たくさんの時間をどう過ごさせるか。
宿題はたくさん出てるみたいですが、さすがに1日中ずーっと勉強するわけにもいかない。
というわけで、徹底して読書習慣をつけさせることにしました。
小学2年生の読書習慣が定着しない
2020年1月に導入したKindleキッズモデル。
8歳の息子の読書習慣をつけるために、Kindleキッズモデルを買ってみたレビュー
中学2年生の娘はある程度読書週間がついてるので、2020年は小学2年生の息子に読書週間をつけさせようと年初から1日1時間の読書を義務付けてますが、これがなかなか進まない。
Kindleキッズモデルの使用状況を確認できる『ペアレントダッシュボード』で確認してみると、2月の平均は1日約21.5分でした。
あまり口やかましく言ってもしょうがないので、やんわり「本読んだ?」ぐらいしか言わなかったのが良くなかったのか…。
読書量を増やすためのルールづくり
子どもが本を読まないのは親が読まないから。
まさにその通りだと思ったので、今年から僕もKindle Oasisを買ったので、あえて子どもたちの前で本を読むようにしてましたが、ほとんど効果なし。
ほかに何か良い方法がないかと思った時に思いついたのがご褒美制度。
息子はフォートナイト(Nintendo Switchでプレイ中)が大好きで、1日2時間までというルールで毎日プレイしてます。
そこで頻繁に欲しがるのがゲーム内でコスチュームやエモートなどのカスタマイズアイテムを購入するための「V-Bucks」。ゲーム内の紙幣ですね。
- 1000V-Bucks:1,100円
- 2500V-Bucks +ボーナス300:2,750円
- 4000V-Bucks +ボーナス1000:4,400円
- 10000V-Bucks +ボーナス3500:11,000円
購入金額が高くなるほど多くのボーナスが付与される仕組みになってます。
なので、1日の読書量に応じてポイントが貯まるようにルールを決めました。1ポイント1円です。
- ● 読書量を増やすためのルール
-
- 1時間未満の場合:マイナス10ポイント
- 1時間〜2時間未満:ポイント増減なし
- 2時間〜3時間未満:プラス10ポイント
- 3時間以上:50ポイント
Kindleキッズモデルの1年間読み放題にはマンガも入ってます。
マンガも読書習慣をつけるにはいいですが、今回はポイント=報酬なのでマンガは対象外にすることに。
一定時間以上本を読んだら報酬はもらえますが、逆に本を読まなかった時の罰則も設けてます。
さらに、小学2年生には難しいハリーポッターなどの長編小説の場合は、全部読み終えた場合のボーナスポイントとして300ポイント付与するようにしました。
このルールを伝えた時の息子のキラキラした目が忘れられない…。
休校開始から読書量が3時間越え
このルールを決めてからの読書時間の推移がこちら。
「ペアレントダッシュボード」で確認した時間をエクセルで集計しました。
2月1日〜28日までの読書時間の平均は「21.5分」。
一方、全国一斉休みが開始した2月29日〜3月4日時点の平均は「173.4分=2時間53.4分」。
読書時間が8.06倍になりました!
最初のうちは、読んでる最中に何時間経過したのか気になって「今何時間?」と頻繁に尋ねてきましたが、ここ数日は自分で時計を見ながら大まかにカウントするようになりました。
読む本の種類も大きく変わりました。
以前はドラえもんとかコナンなどマンガ系が多かったですが、ここ最近はハリーポッターを中心に世界の歴史や日本の歴史など、勉強になるような本を読むような変化が起きました。
まとめ
報酬目当てのルールなので、最初はどうなるかと思いましたが読書するという目的は達成できてるので、まぁ今のところは良い結果が出てます。
途中、休憩は挟んでますが、まさか1日に3時間も読書できるとは思ってもいませんでした。
全国一斉休校という、まとまった時間がある時に挑戦させて良かったです。
読書習慣がつくかどうかは、面白い本に出会えるかどうかにかかってるので、ハリーポッターを読むきっかけになったのも良かった。(ハリーポッターは僕も読破してるので、面白さと子どもでも大丈夫な内容だということは確認済み)
あと、本の内容について話すのも楽しいですね。
- ハリーポッターは魔法使いだよ
- ハグリッドは出てきた?ハリーの仲間だよ
- ダーズリー家の人って意地悪だよねー
などなど、読んでるところまでの話題でよく盛り上がるようになりました。
読書習慣が身につくと、これからの勉強の理解度に大きな差が出るのはもちろん、人生により幅が出てきます。
Kindleキッズモデル、やっぱり買って良かったです。
1,000冊以上の子供向け本が読み放題の『amazon kids+』(月額580円、プライム会員は年額4,800円)を1年間無料で使えるのはお得すぎです。
ハリーポッターはちょっと難しいかなと思いましたが、kindleキッズモデルは難しい漢字にはちゃんと読み仮名がふってあるので、小学2年生でも比較的簡単に読み進めることができてます。
休校で時間を持て余してるお子さんに、プレゼントしてみてください。
ちゃんと活用できれば、ためになること間違いなしです。
うちが購入した時はブルーとピンクのカバーだけでしたが、新しいカバーが追加されてるのでお好みでどうぞ。