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業者に頼んだら1万5千円!自分でやれば4千円!
新築から11年。
パナソニック(旧ナショナル)の洗面化粧台『CLineシリーズ』についてる蛇口(混合水栓)から、水がぽたぽたと漏れるようになりました。
いろいろ調べて混合水栓の型番が『CQFL400』ということが判明。ハンドルレバーの右側が水、左側だとお湯。レバーを上げると出る仕組みのものです。
水漏れはレバーを右側にしてる時に発生するようになりました。
応急処置は簡単だったけど…再発
水漏れを発見した時に、まず連絡したのが新築した時のハウスメーカー。
すると、すぐにパナソニックから連絡がありまして、概算で1万5千円ほどかかるとのこと。出張経費も含まれるんでしょうが、これはちょっと高い。
何かいい方法がないかなと蛇口をいじってて気がついたのが、
レバーを左側にしてると水が漏れない
ということ。
おそらく右側ばかり使うことが多かった(水の方が使用頻度が高かった)ので、右側のパッキンが劣化して水漏れが発生したんじゃないかなと。
というわけで、とりあえずの応急処置はこれで完了。
そのまま放置して約半年後…。
今度はレバーを左側にしてても水がぽたぽたと漏れるようになりました。
試しに半日ほど放置してたらこんなに水が溜まってました。コップなら3杯分ほど。
さすがにもうこれ以上放置しておくわけにもいかないので、水漏れの原因を特定することにしました。
混合水栓の水漏れ場所を特定する
これが混合水栓CQFL400の分解図。
当初は、水が漏れるので「1」の先端部分か「6」のパッキンあたりが原因かなと思ったんですが、レバーを左右に動かした時にぽたぽた具合が変化したので、「5」のレバー付近が怪しいと仮定。
というわけで、赤丸部分のカートリッジを交換してみることにしました。
探す時には、「CQFL400 パッキン」「CQFL400 カートリッジ」というキーワードで調べまくり。
そして見つけたのが『パナソニック カートリッジ CQ01MJ04Z』。
CQ01MKA、CQ123D(GQF02FH4A)、CQFL400等に適合するカートリッジです。
価格は約3千円ほど。送料も含めて約4千円で手に入りました。
これが混合水栓の効果尿カートリッジ「CQ01MJ04Z」です。
こんな形をしてます。上にネジがついてますが、これは使いませんでした。
底面には3つの穴と緑色のパッキンが付いてます。
早速これに交換してみます!これで水漏れが直ればいいけど…
混合水栓カートリッジを自分で交換する
レバーの後ろ側にプラスネジが1つ。ただ、普通のドライバーじゃ長すぎて洗面台の背面に当たってしまいます。
あと『モンキーレンチ』は必須です。一家に一台あると便利ですよ。
まずは洗面台の下にある止水栓を回して止めます。
ラチェットを使ってプラスネジを緩めます。
レバー部分の裏はこんな感じになってました。
ネジは最後まで外す必要はありません。ちょっと緩めるだけでハンドルレバーは外れます。
手でパーツを回して外します。
ここでモンキーレンチの登場。固めにネジがはまってます。蛇口を持ちながら回すと安心です。
外れた大きなネジ。ここまで出来ればもう終わったも同然。
カートリッジを取り外します。
混合水栓の中身。
新旧カートリッジ。左が旧で、右が新品です。
カートリッジの底面。この緑のパッキンが劣化してたっぽいです。
新しいカートリッジに交換します。穴が揃うように置くだけです。
あとは外した時と逆の手順で取り付けるだけ。
水漏れが直った!原因はカートリッジでした
止水栓を開けて蛇口を凝視。
水が一切ぽたぽたと落ちてきません!
水を出しては止め、レバーを左に右に上にと動かしてみましたが問題なし。
やはり原因はカートリッジでした!
これでうちの混合水栓の水漏れ修理が完了しました。
長いこと貼り付けてた「左で止める」の注意書きを剥がして全ての行程は終了です。
業者さんに依頼すると1万5千円かかるところを約4千円で修理することができました。
カートリッジじゃなかった場合はどうしようかなと思ってましたが、仮定してた通りだったので一安心です。
動画レビュー
YouTubeチャンネルに修理動画を公開しました。気になる方は合わせてご覧ください。