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Mojave使ってますか?
僕は、2018年10月末のApple新製品発表会で新iMacが発表されたら、
既存iMacをアップデート → 買い換えた新iMac(macOS Mojave)にデータ移行
という流れを想定してたので、アップデートをずーっと我慢してました。
ところが、発表されたのはMacBook AirとMac miniとiPad Pro(Apple Pencilも)の3機種のみ。
もう2017年モデルの発売から500日以上が経過し、これまでの発売サイクル約1年を大幅にオーバーしてます。今更2017年のモデルを購入する気はないので、しばらく待つことにしました。
というわけで、Mojaveのアップデートを我慢する理由がなくなったので、早速high Sierraからアップデートしてみました。
ところが、アップデート直後からものすごく重い…。
Mojave上書きインストール直後、激遅に…
Time Machineに最新のデータをバックアップし、App StoreからMojaveアップデートを選択。
2世代前のSierraの時にクリーンインストールをしたので、今回は、上書きインストールにしました。
macOS Sierra(シエラ)をクリーンインストールする方法
アップデート自体は約1時間30分ぐらいで終了。
動作チェックのために普段よく使うブラウザやPhotoshop、Premiere、MarsEditやParallelsなどを起動しようとすると…
1つ目に起動したブラウザ(Google Chrome)がむちゃくちゃ重い。
普段なら数秒で表示されるページが、1・2分経っても表示されない。
さらに、Finderでのファイルの操作1つ1つがものすごく重いんです。
ちょっとこれじゃ仕事できないレベルだったので焦りながらも、iPhoneでいろいろ調べてみると、どうもファイルシステムの変更が原因ということが分かりました。
macOS MojaveからはFusion DriveもAPFSに
iOS10.3とmacOS High Sierraから採用されたApple独自のファイルシステム「APFS」。
HFS+のシングルスレッドからAPFSではマルチスレッドになり、ファイルコピーが速くなり、大容量のデータファイルが取り扱えるようになったり、ファイルが壊れにくいなど保護能力が向上しているのが特徴です。
High SierraではSSDを搭載したMacで採用されましたが、MojaveからはFusion DriveやHDDにも採用。
Mojaveをインストールすることで、自動的に新ファイルシステムに変換される仕組みになってます。
原因は、このAPFSへの変換作業でした。
APFS変換作業が終われば、動作はキビキビに!
調べてみて分かったから良かったものの、これ知らないとMojaveインストール後に急激にMacが遅くなり、イライラしてクリーンインストールを行なった人もたくさんいるんじゃないですかね。
APFSへの変換作業といっても、特にこちらですることはありません。
Mojaveをインストールすれば自動的に変換されるので、ただMacを起動した状態で放置しておけばOKです。
「省エネルギー」設定で、コンピューターをスリープしないように設定して放置。
うちのiMacは27インチ Late2012モデルで、ストレージは3TBのFusion Drive。
ただ、最近はiMac買い換え時にストレージは1TBのSSDにするつもりだったので、1TB程度での運用を心がけてました。
その結果、2TB以上空いている状態でした。
1TBほどのデータ変換にどれだけ時間がかかるのかは不明でしたが、夜10時にインストールしてそのまま朝8時ぐらいまで起動してたら、以前のようにサクサクキビキビと動くようになってくれてました。
データの大きさによっては丸一日ぐらいかかるかもしれないので、休みの日にやることをおすすめします。
Mojaveインストール後に動作が重くなった方。Fusion DriveやHDDなら時間の経過で治るかもしれませんので、辛抱してちょっと待ってみましょう。