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いろいろ新しくなったiOS11が先週の9月20日リリースされました。
1週間ほど使ってみましたが、かなりいい感じですね。使いやすくなったコントロールセンター、全面的に新しくデザインされたApp Store、より自然で表現力が豊かになったSiri、LivePhotosが進化したカメラ、屋内地図に対応したマップ、などなど。
その中でも個人的にとても気に入った4つの新機能がこれでした。
1. QRコードがカメラで読み込めるようになった
これまではQRコードアプリを使ってしか読み込めなかったQRコードが、標準のカメラアプリだけで読み込めるようになりました。
カメラを「写真」にしてQRコードに向けると、上記画面のようにQRコードの内容が表示されるようになってます。内容がURLの場合、そのままタップしてSafariで開くこともできます。
QRコードアプリがいくつかiPhoneにインストールされてたので、全部削除しておきました。
2. 写真とビデオのフォーマットがHEIF/HEVCに変更された
写真のフォーマットが「JPEG」→「HEIF(High Efficiency Image File)」に、ビデオは「H.264」→「HEVC/H.265」に変更されました。
これにより、保存されるデータサイズが約半分になります。iPhoneにはSDカードスロットがないので、手軽に保存領域を増やすことができません。フォーマットの変更で、これまでの倍の量を保存できるようになりました。
設定で「互換性優先」を選べば、以前の「JPEG」「H.264」で保存することも可能です。
3.「ファイル」アプリでDropboxやGoogleドライブにアクセス
iOS11にアップデートするとホーム画面に出現する「ファイル」アプリ。iPhoneやiPad内にあるファイルを、MacのFinderのように管理できるアプリです。
これを使えば、DropboxやGoogleドライブなどのファイルにもアクセスできるようになります。ファイル管理は全てこのアプリひとつでできるのはすごく便利です。分かりやすくていいですね。
4. 文字の片手入力モードが素晴らしい
iPhone 6から新しく5.5インチの「Plus」モデルが発売され、親指が画面の端から端まで届かなくなり、片手で文字入力するのが難しくなりました。
それがiOS 11では大幅改善。
キーボードの地球儀マークを長押しすると、キーボードを「左」「真ん中」「右」に移動するメニューが追加されました。
キーボードが左に寄りました。
これなら指がキーボード全体に届くので、左手だけで文字の入力が可能になりました。
まとめ
これまで不便だなと思ってたことがいろいろと改善されました。
かゆいところに手が届くとは、まさにこのこと。大きなイノベーションもいいけど、こういう細かな思いもしなかった改善がすごくAppleらしい。
一番良かったのはキーボードの片手入力に対応したことですね。
もう「Plsu」では両手入力しかできないと諦めてただけに、嬉しさもひとしおです。