視認性が格段に向上!「QLVideo」インストールで動画のサムネイルを自動で簡単に表示可能
OS X 10.9からQTKitが廃止され、QuickTime Playerで再生できるファイル形式(avi、flv、divxなどなど)を増やしてくれるPerianが動かなくなりました。それにより、動画ファイルのサムネイル画像が表示されなくなり、クイックルックでも動画の中身を見ることができなくなりました。
動画の再生に関しては、QuickTime Playerに対応していないものはVLCひとつ入れておけば対応できるんですが、動画のサムネイル表示はしてくれません。見たい動画を探すときにサムネイル画像があると便利なので、何か方法がないかと探して見つけたのが「QLVideo」というプラグイン。
実際にMacにインストールして使ってみました。これいいですよ。
「QLVideo」をインストールするとどうなる?
QLVideoをインストールすると、Macが標準でサポートしていない音声・動画ファイル全てのインデックスを再作成して、サムネイル画像を自動で設定してくれます。
実際にインストール前と後のファイルの見え方がこれ。
上がQLVideoインストール前。動画ファイルのアイコンが、再生するアプリのアイコンになってます。中身がどんなものなのか、全くわかりません。
下のインストール後は、動画のアイコンがサムネイル画像になってます。視認性が格段にアップしますね!
動画ファイルをクイックルックしてみると...
Macが標準でサポートしていないファイルの場合、動画は再生されませんがサムネイル画像が表示されるようになりました。左には複数枚用意されているので、クリックして確認することができます。
インストール方法
QLVideoをインストールするには、まずQLVideo · GitHubにアクセスして最新版をダウロードします。
僕がダウンロードしたのはそのとき最新版だった1.87。13.5MBでした。
ダウンロードしたpkgファイルをダブルクリックしてインストーラーを起動します。
あとは流れにそってインストールするだけ。
インストールが完了すると、自動的にMacが標準でサポートしていない音声や動画ファイルのすべてのインデックスを再作成し、自動的にサムネイル画像を設定してくれます。
サムネイル画像が表示されない場合は、Finderを再起動するか、システムを再起動してください。
アンインストールするには
QLVideoをアンインストールしたい場合には、
/Library/Application Support/QLVideo
/Library/QuickLook/Video.qlgenerator
/Library/Spotlight/Video.mdimporter
を削除すればOKです。
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