当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
出典:Yahoo7
あなたのそばにはSiriがいる。Siriに救われた赤ちゃんのお話
オーストラリアでSiriが人命救助に一役かう大手柄を立てたとして話題に。
この写真の女の子がSiriに救われた1歳のジアーナちゃん。息が止まっている状態で母親に発見されました。
気が動転した母親はパニックに!
その時、母親がとった行動とは?
Siriが赤ちゃんを救った方法とは?
それがこちらのニュース。
部屋の中でぐったりしたジアーナちゃんを発見したとたん、母親のステイシーさんは気が動転し、手にしていたiPhoneを床に落としてしまう。そのまま娘に心肺機能蘇生を施すステイシーさん、興奮して「ヘイSiri、緊急サービスにつないで」と叫ぶと、床に転がっていたiPhoneのSiriが起動。救急車を呼ぶことができたのだという。
→ アップルのSiri、オーストラリアで赤ちゃんの命救うお手柄
- 母親が息をしていないジアーナちゃんを発見
- 母親は気が動転。iPhoneを落とす
- iPhoneがフリーハンドでも電話をかけられることを思い出す
- Siriに緊急電話をかけるよう声のみで指示
- Siriが救急車に電話をかける
- 母親がフリーハンドで救急隊員と会話
- 救急車が到着しジアーナちゃんを病院へ
- ジアーナちゃん無事退院
というのが今回の流れ。
おぉ、ナイスSiri!
そして、ナイス!母親!
Siriと母親のナイスな連携がジアーナちゃんの命を救うことになりました。
【重要】赤ちゃんが救われた条件を再確認
息が止まったことによるダメージもなく、ジアーナちゃんは無事に回復。
「よかったよかった、もし何かあったらうちのiPhoneを使ってSiriでお願いしよう!」
と思った方。
もしかしたらそのiPhoneじゃ無理かも。
というのも電源に接続していなくても「Hey Siri(ヘイ シリ)」が使える端末が最新機種だけだから。
出典:Apple サポート
僕が今使っているiPhone 6 Plusはもちろん、iPhone 6も5sも電源に接続していないと「Hey Siri」が使えません。緊急時、iPhoneを充電中なら反応してくれますが、もし電源に接続していない場合、手がふさがってて一生懸命「へい!しり!!」と呼びかけても、iPhoneは何の反応も返してくれません。無視です。もちろん緊急電話なんてかけられません。
というわけで、再確認の1つ目は、あなたが使っているiPhoneの種類を再確認しておくこと。
続いて2つ目は、Siriにどういう言葉で指示を出すか知っておくこと、です。
ちゃんとした言葉でSiriに指示を出さないと、Siriは正解を出してくれません。
どう尋ねればいいかわからない場合は、Siriを起動してマイクの左にある「?」をタップ。
すると、電話やFacetime、Appやメッセージなど、いろんなアプリを使うための尋ね方が出てきます。
「電話」の項目をタップしてみると、「◯◯くんに電話」「◯◯ちゃんの携帯に電話」など例がいくつも表示されます。緊急電話をかける場合も「110に電話」「消防署に電話」と具体的に説明があります。緊急時、パニックになっても大丈夫なように、この尋ね方を覚えておきましょう。
ちなみにHey Siriで電話をかけてみましたが、スピーカーは自動でオンにはならず(iOS 9.3.2で確認)。過去のバージョン、iOS 8.3ではHey Siriで電話をかけたらスピーカーもオンになっていたのに…。機能復活を強く希望。
最後の3つ目は、Siriをちゃんと使えるように設定しておくことです。
「設定」アプリ →「Siri」で「Siri」をオン、「”Hey Siri”を許可」をオンにしておいてください。
これ忘れたらSiriを使えません。
まとめ
今回のオーストラリアの出来事のように、緊急時にSiriが使えることを知っておく、また、普段からSiriを活用して慣れておくことが、とても大切だということがわかります。
いざっていう時に使えるものが使えないというのが一番残念ですからね。
- iPhoneの種類を再確認
- Siriへの尋ね方を知っておく
- Siriがちゃんと動くように設定する
この3つを確認しておいてください。
そうすると、Siriが本領を発揮してくれますよ。
Siri「あなたがいるところ、どこであれ、それが私のいる場所です。」
Siriは、常にあなたと一緒です。
それをお忘れなく。