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iPad 2とiPad miniをメインのタブレットとして使ってるなら要注意！
10の新機能が追加され、iOSシリーズ史上最大のアップデートとなるiOS 10。
2016年秋の正式リリースですが、iPhoneやiPadを毎日メインデバイスとして使っているなら注意が必要です。
Appleの公式サイトによると、現在シェア2位のiPad 2とシェア3位のiPad miniが、iOS 10のサポート対象から外れました。その他、第5世代のiPod touchも外れてます。
シェア率が高くても古いデバイスはiOSのサポート対象外に
いくら人気が高いデバイスでも時代の流れには逆らえません。
搭載しているハードウェアのスペックは、リリースされた日から真新しさを失い、劣化していきます。一方、毎年更新されるソフトウェアは、日々バージョンアップされ、古いデバイスのハードウェアでは扱えなくなるのが世の常です。古いデバイスほど、iOSのサポートからは外されていく運命なんですね。
Localyticsが発表したiPhoneとiPadのシェア率はどうなっているかというと…。
まずはiPhone。
出典：Localytics
シェア1位は「iPhone 6」で32％。2位は「iPhone 5s」で19％。この2機種で半分以上のシェアを占めてます。3位には最新機種の「iPhone 6s」がランクイン。全体を見てみても、古いデバイスは上位にはランクインしておらず、iPhoneの買い替え需要が大きいのがわかります。
意外だったのが、画面が大きいPlusのシェア率。「iPhone 6 Plus」「iPhone 6s Plus」ともに10％もユーザーがいないんですね。iPhone 6 Plusを使い続けてもうすぐ2年ですが、今となってはこれが当たり前になってます。逆にiPhone 6のサイズが小さく感じるぐらい。でも、一般的にはデカすぎる端末ってことであまり人気がないのかな。価格も高いし。
この中でiOS 10のサポートから外れるデバイスは、
- シェア率5％の「iPhone 4S」
- シェア率3％の「iPhone 4」
です。iPhoneの場合、iOS10のリリースによって大きな機種変更の要因にはならない感じ。
一方のiPadがすごい。
シェア1位は「iPad Air」で18％。発売されたのは2013年の11月。
シェア2位は「iPad 2」で17％。発売は2011年の3月。サポート対象外
シェア3位は「iPad mini」で15％。発売は2012年の11月。サポート対象外
この上位3機種で全体の50％を占めてます。そのうちの2機種「iPad 2」と「iPad mini」が、今回のiOS 10からサポート対象外となります。発売された年を考えると「iPad Air」もギリギリだな。
4位以下はこんな感じ。
iPad Air 2・・・2014年10月発売
iPad 第4世代・・・2012年11月発売
iPad mini 2・・・2013年10月発売
iPad 第3世代・・・2012年3月発売 サポート対象外
iPad mini 3・・・2014年10月発売
iPad mini 4・・・2015年9月発売
iPad・・・2010年1月発売 サポート対象外
iPad Pro・・・2015年11月発売
2年以内に発売されたデバイスが4つで全体の17％しかありません。iPadって機種変更しないからなぁ。僕も初代のiPadとiPad mini 2を持ってますが、買い替えたいとはほとんど思わないし。
それが、今回のiOS10アップデートによって、使われているiPadの全42％がサポート対象外となることで、iPadの買い替え需要が急増するんじゃないでしょうか。
まとめ と おすすめのiPad
サポート対象外になるiPadを使っている人は要注意ですよ。
iOSのサポート対象外になると、使えるアプリが激減するし、セキュリティアップデートも行われないので、メインのタブレットとしてはほとんど使えなくなります。サブ機としてネットサーフィン専用マシンにするとかだと使えますけどね。
これからもiPadを使いたい押したいって方は、秋までに買い替えをお勧めします。
買い替えにおすすめのiPadは、ズバリiPad Air 2。
9.7インチ版iPad Proが発表されたのと同時に、128GBモデルの販売は終了しましたが、16GB・64GBモデルが1万円弱値下げされてます。
9.7インチのiPadと比べると、多少見劣りする部分もありますが、Apple Pencilを使うつもりがなければiPad Air 2で十分です。動きもサクサクですよ。
