当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
お客さんからもらったパワポから写真を取り出す時に便利ですよ♪
意外に知らない人が多かったのでご紹介。
お客さんから送ってきたり、社内資料で回ってきたりなど、他人が作ったパワーポイントを扱うことって結構多いですよね。そのパワポ資料の中で使われている写真や画像などを、他の資料やWebサイトの素材として使う時に便利な方法です。
画像の解像度を落とすことなく、オリジナルの大きさでJPEG・GIF・PNGなどを取り出す(抽出する)ことができます。
パワーポイントから画像や写真をオリジナルのサイズで取り出す方法
下記画面のキャプチャはPowerPoint Mac 2011を使ってますが、MacでもWindowsでもバージョン2007以降であればできるはずです。Microsoft 365のPowerPoint for Mac バージョン16でも動作確認済みです。
パワーポイントで使われているこういう写真や画像を取り出します。
簡単な方法として、画像を右クリックして「図として保存…」を選べば、画像を保存できますが、これだと表示されている大きさでしか保存できません。
せっかくパワーポイントに取り込んでいるオリジナルのサイズが大きくても、表示が小さくなっている場合、そのままの小さいサイズで保存されてしまいます。これは避けたいですね。
オリジナルのサイズで取り出すには、まずパワーポイントの拡張子を変更します。
まず、元のパワーポイントファイルをコピーして、拡張子をpptx形式にして保存します。
次に、pptxの拡張子がついたパワーポイントの拡張子を「zip」に変更します。
「拡張子を.pptxから.zipに変更してもよろしいですか?」というダイアログが出てくるので、「.zipを使用」をクリック。
アイコンがzipファイルに変わります。(使用している解凍ソフトによってアイコンは変わります。)
あとはいつも通り解凍するだけ。
ここで注意点。macOSのバージョンによっては下記のようなエラーが出てくる場合があります。
Macに標準で搭載されている「アーカイブユーティリティ.app」を使うと、上記のようなエラー画面が出てくることがあります。その場合は、「The Unarchiver.app」などの別の解凍ソフトを使うとうまくいきます。うちの場合は「The Unarchiver.app」を使ってます。
解凍すると、そのパワーポイントを構成しているたくさんのフォルダが出てきます。
その中の「media」フォルダに、このパワーポイントファイルで使われている画像が全部格納されてます。
これがオリジナルサイズの画像ファイルです!
まとめ
最後に流れをおさらい。
- pptx形式でファイルを保存する(コピーする)
- ファイルの拡張子を「pptx」→「zip」に変更
- 解凍ソフトでいつも通りに解凍
- 「media」フォルダを確認
拡張子をzipに変更したファイルは、また「pptx」に戻してあげればパワーポイントとして使えます。
数ページのパワポでもとても便利ですが、数十ページ、数百ページにも及ぶパワポの場合なら、さらに威力を発揮します。
効率的に画像を取り出すことができますよ。ぜひお試しください〜。