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水垢、重曹じゃ落ちないよ！
「水垢落とすには重曹が効く！」なんてことをよく耳にしますが、信じてやってみて水垢がきれいに取れた試しがありません。
時間もかかるし、効果も薄い。あれ誰が言ってんの？
自宅2階の洗面台が黄色い水あかで汚れてきたので、何度か重曹で掃除してみたんですが、ほとんど変化なし。
2階の洗面台は1階のに比べて使用頻度が少ないので、どうしても水垢や石鹸カスが固まって黄色い水垢になりやすい。
がんこな水垢除去に他に何か良い方法はないか、色々調べて試した結果、ステンレスが織り込まれたポリエステルのスポンジが最強でした。
洗面台に使われてる3つの素材
洗面台の頑固な水垢を除去する前にまずやっておきたいのが素材のチェック。
特に今回紹介するスポンジ『マイティクロス』にはステンレスが織り込まれてるので漆器やプラスチックに使うと傷を付けてしまいます。
ただ、洗面器（洗面ボール）に使われている素材は傷に強いものが多いので、特に気にすることなく使えます。
洗面台に使われてる主な3つの素材はこちら。
- 陶器
- ホーロー
- 人工大理石・人造大理石（樹脂製）
1.陶器：洗面台の素材でも最もポピュラーなのがトイレの便器と同じ陶器製のもの。硬くて傷が付きにくく、汚れも落としやすいですが、強い衝撃でヒビが入ったり割れることあります。
2.ホーロー：金属素材の表面にガラスをコーティングし高温で焼き上げたもの。汚れや傷、においが付きにくく、金属の強度とガラスの光沢の美しさを兼ね備えてます。ただ、強い衝撃でガラスコーティングが剥がれることもあります。ガラスが剥がれると見た目は悪いですが、そのまま使い続けることもできます。
3.人工大理石・人造大理石（樹脂製）：メーカーによって人造と人工の呼び方や使い方に違いがあるので、ここでは樹脂製としてまとめています。アクリル樹脂やポリエステル樹脂が主成分で、大理石と呼んでますが石の材質は基本的には入っていないものが多いです。特徴としては、物を落として凹むことはありますが、割れたりヒビが入ることはありません。表面には細かな傷、汚れ、シミがつきやすいです。
我が家の洗面化粧台の洗面ボールは何の素材か、調べてみたら、説明書に「ポリエステル系人造大理石」と書かれてました。
ぱっと見じゃ分かりにくので、確実に知るには、説明書を見ると確実です。
陶器・ホーロー・人工大理石の見分け方
洗面ボールの説明書が手元にない場合は、どう見分ければ良いのか？
陶器はトイレの便器に使われているので、実際に触って比べると良いです。ひんやり冷たくて表面がツヤツヤしてて高級感があります。
陶器とホーローの見分け方は難しい。見た目は共にツヤツヤで高級感があります。ただ、ホーローは鉄なので基本的に薄いです。叩くと「カンカン」と高い音がします。陶器は厚みがあるので「コンコン」とちょっと低めの音です。爪で叩くと分かりやすいです。
人工大理石は、使ってるうちに表面に細かな傷が出てきます。なので、表面をよく見て細かな傷があれば人工大理石です。あと、髪を染めるヘアカラー剤や万年筆のインクなどが付着すると変色したり跡が残りやすいのが特徴です。
ビフォー：黄色い水垢まみれの洗面台
水垢だらけの洗面台。約14年分の水垢です。石鹸カスも混ざって黄色くなってます。
排水口周りの水垢。左上のオーバーフロー用の穴周りもかなり汚れてます。
排水口の水垢が一番酷かった。
洗面台にこびりついた黄色い水垢。普通のスポンジや重曹じゃ全然落ちません。
水垢除去で用意したのはマイティクロス
今回用意したのはこれ。
『マイティクロス 2個組』。
材質はステンレスとポリエステル。寸法は100mm×140mm。韓国製です。
マイティクロス2枚。
ステンレスが縫い込まれてます。
主な使用方法。
- フライパンの焦げ付きや黒くなった鉄板や鍋の汚れ落とし
- お風呂のタイル目地のカビの除去
- バーベキューで使ったアミなどの焦げ付き落とし
- ごぼう・人参・ジャガイモなどの皮むき
使用上の注意。
- 傷がつくので漆器やプラスチック等には使わない
- フライパンの内側など表面加工処理してあるところ
キズの心配がある場合は目立たない場所で試してから使ってください
今回は、樹脂製の人造大理石で使います。実際に使ってみましたが、長年使ってきた洗面台なので既に細かな傷がついてました。なので特に気にせず使えました。これを使ったからといって傷が大きくなったとか増えたとかそういうことはありませんでした。
洗面台の素材によっては気になる傷になることがあるかもしれませんので、事前に目立たない場所をこすって試してからご使用ください。
15分で頑固な水垢が落ちた！
水を流しながらマイティクロスで水垢を落としていきます。
水垢がある部分をこするとザラザラとした感触があるのですぐに分かります。水垢が落ちるとツルツルした感触に変わります。
矢印部分をほんのちょっと磨いてみたら、予想以上に簡単に水垢などの汚れが落ちました！この水垢除去力の高さは驚きです！
洗面ボールの右側を磨いたらこんなに水が濁りました。これ全部水垢と石鹸カスなどの汚れが落ちたものです。
洗面ボールの右半分を磨いた結果がこちら。頑固な水垢がきれいに落ちました！
特に酷かった排水口周りの水垢。ガッツリこびりついてたんですが、しっかりゴシゴシと磨いたら全部取れました！
そのまま磨いて磨いて磨きまくり。
作業はトータルで約15分ほどで終わりました。
その結果がこちら。
約14年前の使い始めの当初までとはいきませんが、それに近いぐらいにキレイになりました！あんなに大量に付着してた黄色い水垢が全部亡くなりました。あースッキリ！
排水口の周りがこんなにキレイになりました！排水栓のステンレスの部分は傷がついてるのでそこはどうしようもなかったですが、そこ以外はピッカピカです！
オーバーフローの穴の周りもキレイに！ただ、ここはプラスチック製なので、若干削れちゃいました。キッチンハイターでも汚れは落ちるので、傷を付けたくない場合はキッチンハイターがおすすめ。
美しい洗面ボール！頻度は少ないとはいえ、毎日使う洗面台がキレイになってかなりスッキリしました。
これはもっと早くに買っておけば良かったと思える良アイテムです！
水垢でお悩みの方、マイティクロスは超おすすめです！
今回は洗面台で使いましたが、キッチンやお風呂場でも使えます。
もうこれで頑固な水垢とはおさらば！
あ、鏡やガラスの場合は、「水アカとりパッド」が最強です。場所によって使い分けて使ってます。
