メガネでも快適に使えるNikonの双眼鏡入門機『ACULON T02』レビュー

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Nikon 双眼鏡 アキュロンT02 メガネで使用時の様子
Nikon双眼鏡『アキュロンT02』メガネ使用時

メガネに押し当ててもレンズが傷つかない!
Amazonアウトレットで3割引で購入できたNikonの双眼鏡入門機『ACULON(アキュロン)T02 8×21』。
新品よりAmazonアウトレット品を選ぶ3つの理由
60種類ほどあるニコンの双眼鏡・単眼鏡の中で入門者向けのモデルです。
初めての双眼鏡だったので、とりあえず2千円ぐらいの安いもので済まそうかなとも思ったんですが、ちょうどAmazonアウトレットで通常6,200円ぐらいのものが4,300円と安かったので買ってみました。
使用用途は主に子どものサッカーの試合観戦。
あとは写真や動画撮影でいろんなところに行った時にも使えるかなと。

初めて双眼鏡を買うときの注意点

Nikon 双眼鏡入門機 アキュロンT02
Nikon 双眼鏡入門機 アキュロンT02 8×21

商品名の最後にある「8×21」は、8倍21mmと読みます。
「倍率が8倍で対物レンズ(先端のレンズ)の口径が21mm」という意味です。
双眼鏡の知識は全くなかったので「もっと高倍率のものの方が良いんじゃないの?」と感じたので調べてみたところ、倍率が高くなるに比例して手ブレもひどくなるので、5〜10倍ぐらいが適正な倍率のようです。
確かにNikonのラインナップを確認したら7倍・8倍・10倍あたりのものが多かったです。
レンズ口径は大きければ大きいほど明るくなります。あとはレンズのコーティングの質によっても明るさは変わります。
ちなみに、双眼鏡には「ひとみ径」というものがありまして、「口径 ÷ 倍率 = ひとみ径」が算出できます。
今回購入したモデルの場合、ひとみ径は「21mm ÷ 8倍 = 2.625mm」となります。
一般的にきちんと使える双眼鏡の場合は、このひとみ径が2.5〜7mmの範囲に収まっています。これより数値が小さい場合は設計に無理があり、使い勝手が悪くなるので買わない方が良いです。

双眼鏡入門機 アキュロンT02 レビュー

マットな質感のブルー
マットな質感のブルー

本当はホワイトかイエローが欲しかったんですが、Amazonアウトレットの在庫がったのがブルーだけでした。
ちなみにブラックは8倍ではなく10倍のモデルです。
実際に手に取ってみると、本体表面はサラサラとした手触りでブルーもマットな仕上がりですごくいい感じ。青色の具合も好みのブルーだったのですぐに気に入りました。
主な特徴はこちら。

  • 倍率は8倍
  • 対物レンズ有効径:21mm
  • ひとみ径:2.6mm
  • 明るさ:6.8
  • 高さ:87mm
  • 幅:104mm
  • 厚さ:34mm
  • 重さ:195g
  • 用途:スポーツ観戦、旅行、観劇、コンサートなど
  • アーティストの演奏や表情を最前列感覚で鑑賞できる
  • 気軽に持ち運べる軽量・コンパクトなボディ
  • 屋内でも明るく鮮明な視界を実現する多層膜コーティング
  • 欲しいカラーが見つかる6色展開
ストラップと柔らかい素材のケースも付属
ストラップと柔らかい素材のケースも付属

左側にストラップを取り付けられるようになってます。
付属のソフトケースはファイバークロスのような柔らかい素材で、双眼鏡を柔らかく包み込んでくれます。

ピント合わせリングと指導調整リング
ピント合わせリングと指導調整リング

使い方は簡単。

  1. まずは接眼レンズを覗いて視野がひとつの円になるように本体を開閉して調整する
  2. 中央にあるピント合わせリング(上記写真の「左目」)を回して左目のピントを合わせる
  3. 右目にある視度調整リング(上記写真の「右目」)を回して右目のピントを合わせる
  4. 目標物を変えた場合は中央のピント合わせリングのみを回してピントを合わせる
ピント合わせリングがすごく回しやすい
ピント合わせリングがすごく回しやすい

実際に使ってみてますが、双眼鏡ってすごく良いですね!
普段はカメラで長いものだとRF100-400mmの超望遠レンズを使ってますが、これでもR5で1.6倍クロップでも640mmです。
実際に640mmとアキュロンT02での見え方を比較しましたが、さらに寄って目標物を視認することができました。これは良い!
見てる時にちょっと手ブレはありますが、脇を締めて構えるだけで随分軽減できるので、子どものスポーツ観戦の時も特に違和感なく使えてます。
操作性も文句なし。
目標物を変えるとぼやけて見えるんですが、ピント合わせリングをジワッと回していってビタっとピントが合った時はすごく気持ちが良いです。

接眼目当ては簡単に引き出せる
接眼目当ては簡単に収納・引出しできる

接眼目当てはクルッと回して出し入れします。
僕は普段メガネを掛けてるので接眼目当ては収納して使ってます。

接眼目当てをメガネに当てて使ってます
接眼目当てをメガネに当てて使ってます

接眼目当てはゴム製なので、こんな感じでレンズに直に当てても傷がつくこともないです。
ただ、メガネの場合はどうしても接眼レンズと目の間に数センチの間隔が空いてしまうので、自分の周囲の風景がちょっとだけ見えます。
より目標物を集中して見たい場面、例えばコンサートや観劇などの場合は、接眼目当てを引き出して裸眼で見た方がより集中できますね。

うちの息子はどこ?が解消されました

双眼鏡を買う前までは子どものサッカーを見に行って…

  • 「あれがうちの息子か?」
  • 「どんな表情してる?」
  • 「あれ誰だっけ?」

ということが多々ありましたが、それが一発で解消されました。
初めての双眼鏡でしたが、これは買って良かった!
メガネでもはっきりくっきりと目標物を視認できることに感動してしまいました。
大学生の頃から目が悪くなってメガネ生活だったので、久々に裸眼でも遠くのものがハッキリくっきり見える幸せを味わってます。
入門用の双眼鏡をお探しの方、アキュロンT02、おすすめですよ。

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