音声コントロール素晴らしすぎ!完全ワイヤスレイヤホンSoundLiberty Pro S10 レビュー

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音声コントロールが素晴らしい!完全ワイヤスレイヤホンSoundLiberty Pro S10 レビュー
インナーイヤー型でハンズフリー操作したいならSoundLiberty Pro S10しか勝たん!
ぱっと見、AirPodsのようなこのケース。
2021年4月発売の音声&タッチコントロールに対応したインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン『SoundLiberty Pro S10(追記:販売終了)』です。
ハイコストパフォーマンスながらも品質に優れたアイテムを提供し続けているTaoTronics(タオトロニクス)の新製品です。
早速使ってみたんですが、驚くほどに音声コントロールが神すぎでした!忖度抜きで、この使い勝手の良さにはかなり衝撃を受けてます。
AirPodsやJabra、ゼンハイザーなど2〜3万円台の完全ワイヤレスイヤホンも使ってますが、こんなに快適に音声コントロールできたのはSoundLiberty Pro S10が初めてでした。
音声/タッチコントロール・自動耳検出・IPX7の防水性能・通話AIノイズキャンセリングを搭載したSoundLibertyの中でのハイスペックモデルです。
これが約9千円で買えるとは。
カナル型ではなくAirPodsと同じインナーイヤー型が好きな方で、1万円以下の低価格で音質と使い勝手の良い完全ワイヤレスイヤホンを探してるならかなりおすすめ。
※以下「音質が良い」と書いてますが、あくまでも1万円以下クラスの完全ワイヤレスイヤホンカテゴリーでの音質です。ハイエンドクラスと比べると解像感とか音場の広さ、各音域での聞こえ方は劣ります。お間違いのないようにお願いします。

SoundLiberty Pro S10 開封レビューと特徴

SoundLiberty Pro S10のパッケージ
『SoundLiberty Pro S10』のパッケージ。
同梱物一覧 本体と説明書類
同梱物一覧と説明書類。
充電ケースとUSB-Cケーブル
充電ケースとUSB-C to USB-Aケーブル。
充電ケースの背面にリセットボタン
充電ケースの背面にリセットボタン。Bluetoothのペアリング接続をリセットする時に使います。
底面にUSB-C充電ポート
底面にUSB-C充電ポート。イヤホン単体4時間、充電ケースと合わせて合計最大20時間の連続再生に対応。
SoundLiberty Pro S10の特徴はこちら。

  • 音声/タッチコントロールに対応したインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン
  • チップはQualcomm社QCC3020を採用
  • 対応コーデック:AAC / SBC / aptX
  • Bluetooth 5.0
  • 自動耳検出
  • 通話AIノイズキャンセリング
  • IPX7の防水性能
  • 左右どちらでも片耳モードが可能
  • 再生時間:イヤホン単体で4時間、充電ケース使用で最大20時間
  • イヤホン本体の重さ:(左右各)約4.3g

かなり多機能なイヤホンです。
充電ケースの大きさ比較 AirPodsより若干大きい
充電ケースの大きさ比較。右のAirPodsケースよりも若干大きいです。
ケース表面はマットな質感で手触り感はサラサラしてます。
SoundLiberty Pro S10 充電ケース開けたところ
充電ケースの作りはAirPodsよりもチープな感じ。蓋の剛性もそんなに強くはなさそう。
蓋を開け閉めした時の音はAirPodsが「パチッ」と気持ちが良い感じなのに対して、SoundLiberty Pro S10は「カシャ」という感じで気持ち良さはなし。
イヤホン本体のデザイン こちらも実感のチープさはあります
イヤホン本体のデザイン。こちらも実感のチープさはあります。
ケースはマットな感じですが、イヤホン本体はツルツルです。AirPodsの表面もツルツルですが、それ以上にツルツル感があります。なので、取り回しの時に何度か落としそうになりました。
充電ケースのようなマットな質感の方が持ちやすそうな感じ。
マイクは上記写真の赤矢印部分にあります。マイクの音質は特に聞き取りにくいということもなく普通でした。

音質と装着感と自動耳検出

SoundLiberty Pro S10 イヤホン本体
音質については、以前ブログで紹介した『SoundLiberty 97』と同じチップ「QCC3020」が採用されてるので、そんなに大きな違いはありませんでした。
ただ、ドライバーサイズが12mmになったせいか、低音がより強めな感じです。なかなかパワフルな音を聴かせてくれます。
低音が強めなポップやR&B、EDMだとかなり楽しめます。
装着感はインナーイヤー型のAirPodsによく似てます。ただ、若干こちらの方がツヤツヤ感が強いので、右耳は特にずれることもないんですが左耳だと徐々にズレてきます。
頭を軽く振っても耳から落ちることはないですが、ジョギングなど外で走る場合には注意が必要です。
自動耳検出については、イヤホンを外すと再生してる音楽や動画が自動で一時停止します。
また装着すると一時停止したところから再生開始。これもなかなか便利です。

音声コントロールで「Hey Siri!」は必要なし!

ここまでは同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンとそんなに大きな差はありませんが、このイヤホンの一番の売りは「音声コントロール」でハンズフリー操作が実用レベルで使えるということ。
SoundLiberty Pro S10の多機能タッチコントロール
このタマムシが青くなったような鮮やかな多機能コントロール部分をタップしたりスライドすることによって、

  • 再生/一時停止
  • ボリュームアップ/ダウン
  • 進む/戻る
  • 通話応答/拒否
  • 音声コントロール

といった一連の操作が可能です。
さらに、これと同じ操作を声(ボイスコマンド)で操作することが可能です。
ここまで読むと、
「あ〜、それってHey Siriって毎回言わなきゃいけないやつだろ?」
と思った方もいると思いますが、このSoundLiberty Pro S10の音声コントロールでは音声操作するときに「Hey Siri」「OK Google」といったウェイクワードは不要なんです。
ボイスコマンドキーワードがこちら。

  • ボイスコントロール開始:Hey TT
  • 再生:Play Music
  • 一時停止:Pause Music
  • 音量アップ:Volume Up
  • 音量ダウン:Volume Down
  • 次の曲:Next Song
  • 前の曲:Previous Song
  • 電話応答:Pick Up
  • 電話拒否:Hang Up

英語で書いてますが、日本語英語な読み方でも普通に反応しました。
今まで音声コントロールといったら、「Hey Siri、次の曲」「Hey Siri、音量上げて」などといちいちウェイクワードを言わなきゃいけませんでしたが、このSoundLiberty Pro S10では「プレイミュージック」「ポーズミュージック」「ネクストソング」といった指示だけで動作してくれます。
これには衝撃を受けるぐらい感動しました。動作を指示した後に「ピッ」とか「ポッ」とか「音量を下げました」というアンサーバック音もないのでとても快適に操作できます。
しかも、両方のイヤホンにマイクがついてるせいか、比較的小さな声でも反応してくれます。(騒々しい環境では反応してくれない場合もあります。)
今まで指を小さなイヤホン本体のところまで持っていって叩いたりスワイプしたりしてましたが、これを声で一瞬でできるのはちょっとした革命ですよ。
これ使ってから同じような音声コントロールができるイヤホンを探してみましたが、今のところ見つけられてません。
かなり使い勝手が良いので、是非ともほかのイヤホンでも採用してくれるとイヤホンの使い方が変わるかも。

動画レビュー

YouTubeに動画もアップしてます。
音声操作の反応の良さをご確認ください。
▼ 感動しすぎ?Hey Siri不要!こんなキビキビ音声コントロールできるイヤホン初めて!『SoundLiberty Pro S10』レビュー

SoundLiberty Pro S10 実際に使ってみた感想

TaoTronicsの完全ワイヤレスイヤホンの中では約9千円と高めの価格設定がされてるPro S10。
ただ、音声コントロールをはじめ、自動耳検出、IPX7の防水性能、通話AIノイズキャンセリングなどたくさんの機能を搭載してるのでこれぐらいにはなるのかなと。
特に音声コントロールには驚かされました。これに慣れちゃうと、指でタッチ操作してた完全ワイヤレスイヤホンが過去の製品のような感じがしてきます。
同じインナーイヤー型イヤホンであるAirPodsとどうしても比較してしまいますが、質感はさすがに負けてますが操作性はこちらの方が群を抜いて優れてるのは間違いありません。
この音声コントロールを使ってみたい方はぜひ。

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