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あれ?iPhoneどこやったっけ?
先日のこと。
友人からかなり焦った様子の電話がかかってきたので、何があったのかと思ったらiPhoneをどっかに落として無くしたとのこと。
iPhoneに入れてるSIMカードのキャリアには連絡して緊急停止はしたものの、iPhone自体をどこで無くしたのか全く見当がつかない。
なので、僕が持ってるiPhoneで「iPhoneを探す」を試してくれないか、という電話でした。
今回の内容は、以下のような方のために書いたものです。
- iPhoneを紛失した
- 紛失したiPhoneで「iPhoneを探す」を有効にしている
- Appleデバイスは1台しか持っていない
- 2ファクタ認証を設定している
Appleデバイス1台だと2ファクタ認証できない?
無くしたiPhoneで「iPhoneを探す」は有効にしているということだったので、
「それだったらiCloud.comにアクセスして「iPhoneを探す」を使えばすぐに場所がわかるはずだ」
と思ったので、その旨伝えると…
2ファクタ認証にしてるので、無くしたiPhoneに確認コードが送られるためログインできませんでした。
2ファクタ認証では、自分のIDとパスワードが流出した場合でも、自分で信頼したデバイスに確認コードが送られるので悪用される可能性は低くなりますが、今回のように1台しかAppleデバイスを持ってない場合は追加の電話番号を設定しておかないと役目を果たしてくれません。(追加の電話番号の設定方法については後述します。)
同じApple IDで使用しているAppleデバイスを複数持ってる場合は、所有しているAppleデバイスにコードが送信されるので、iCloud.comで「iPhoneを探す」を利用することができます。
ん〜、困った。
他に何か方法はないかと30分ほど調べてやっと解決策を発見しました。
iCloud.com/find なら2ファクタ認証されない
いろいろ調べてみると、
iCloud.com では2ファクタ認証になるけど、
iCloud.com/find では2ファクタ認証にならない、
ということが判明。
なので、まず自分で https://www.icloud.com/find にブラウザでアクセスしてAppleIDとパスワードを入力してみたところ、
自分のiPhoneの場所が表示されました!
確かに、2ファクタ認証することなく「iPhoneを探す」が使えました。
iCloud.comだと「メール」「写真」「メモ」など、「iPhoneを探す」を含むいろんなサービスを利用できますが、iCloud.com/find では「iPhoneを探す」しか利用できないため、2ファクタ認証は必要ないみたいです。
というわけで、友人に https://www.icloud.com/find というURLを送って探したところ、交番にあったということでひと安心。拾った方が近くの交番まで届けてくれたということでした。
ふ〜、良かった良かった。
iPhone 1台で2ファクタ認証設定時にやっておくべきこと
iPhone 1台だけで2ファクタ認証を設定する場合、自分のiPhoneの電話番号の他に、もう1つ電話番号を入力しておくと安心です。
2ファクタの「ファクタ」とは「要素」という意味があります。
つまり、2つの要素(デバイス)でチェックするのが2ファクタ認証、ということですね。
なので、もう1つ電話番号を追加しておくと、iPhone 1台しかAppleデバイスを持ってない場合でも2ファクタ認証時に送られてくるコードを確認することができます。
電話番号を追加するには…
iPhoneの「設定アプリ」→「ユーザー名」→「パスワードとセキュリティ」の順に選択します。
「2ファクタ認証」の下にある「編集」をタップして、「信頼できる電話番号を追加…」で電話番号を追加します。
2ファクタ認証時の確認コードは、SMSのテキストメッセージ、もしくは、音声通話で確認できるので、携帯電話でも固定電話でも構いません。
ガラケーなど別に持ってる携帯電話の番号でもいいですし、両親や兄弟、信頼できる友人の携帯番号でもOKです。
ただ、追加した電話番号にはサインイン時の本人確認の度に確認コードが通知されるので、その点も考慮して追加する番号は吟味するようにしてください。
まとめ
いろいろ書きましたが、iPhoneを紛失した場合は、
https://www.icloud.com/find
にアクセスして、無くしたiPhoneにサインインしていたApple IDとパスワードでサインインすれば、iPhoneの場所を知ることができます。
2ファクタ認証を設定していてもサインインできますので、iPhoneを無くしたらまずはここで場所を特定するのがおすすめです。