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センターポールはないけど32mm径で2万円台なら文句なしの三脚
先日紹介したSIRUIの大型三脚『R-3213X』。
安定感や質感はもちろん、2つのナットロックを緩めるとストンと脚が最後まで伸びるところが特に気に入って使ってます。セッティング時や高さ調整がかなりラクです。
R-3213Xは主に動画で使ってるんですが、ブツ撮用にもう1つ欲しくなりました。
ただ、SIRUIの三脚はちょっと価格が高めだし、別の三脚を試してみたかったということもあり、もっとコスパの良い三脚がないかと調べてみたら、安くて人気で評判の高いLeofotoの三脚があったので買ってみることにしました。
Amazonで2万6千円ほどで販売されてる、コスパ抜群の三脚です。
Leofotoとは?
今回購入した『Leofoto LS-323C』のパッケージ。
Leofoto(レオフォト)とは、中国の機材メーカーで、10年以上にわたり三脚や自由雲台、L型ブラケット、クイックリリースなどシステム三脚として様々な種類の高品質なアクセサリーを提供しているブランドです。
高品質でありながら、三脚ではセンターポールを無くすなどコストパフォーマンスの高い製品を生み出しており、ここ数年、Leofotoブランドを愛用している写真家の方が増えてます(レビューをよく目にします)。
YouTubeで「Lofoto 三脚」とかで検索すると、いろんな三脚レビューがたくさんアップされてます。一度検索してみてください。
今回購入したLS-323Cは、軽量でコンパクトなサイズと堅牢さを兼ね備えたレンジャーシリーズの製品です。
Leofotoにはこのほか、三脚本体のアッパーディスクを取り外して交換可能なサミットシリーズや、取り外しもできるセンターポールがついたアーバンシリーズなどがあります。
レンジャーシリーズは、この中で一番コスパの高いシリーズです。
Leofoto LS-323C レビュー
LS-323Cのスペックはこちら。
- 材質:10層カーボン
- 段数:3段
- パイプ径:32/28/25mm
- 重さ:1,420g
- 耐荷重:20kg
- 収納高:650mm
- 伸長:1,520mm
- 全伸長:1,835mm
- 最低高:95mm
3段階の角度調整もできますし、ナットロックを回して簡単に分解できるので、清掃も簡単にできます。
ロゴ入りの専用キャリーバッグが付属してます。
サイドには厚みのあるポケットが付いてます。
キャリーバッグのサイドにはセンターポールなどの付属品が入ってます。
サイドポケットに入ってたスパイク石突とセンターポール。石突はネジ式です。
センターポール(DC282)は伸縮可能。通常時は約20cmで、最大約32cmまで伸びます。伸縮は約12cmです。
キャリーバッグの中には、三脚本体と説明書類が入ってます。
カラビナやレンチなどの工具も入ってました。
LS-323C 三脚本体。センターポールが無いのですごくコンパクト。
一番太い部分のパイプ径は32mm。かなりガッシリしてます。
雲台の取り付け部分。ネジ部分に付いてるカバーを取ると…
外側が3/8ネジになってまして、その部分を下に押し込むと1/4ネジにも対応します。便利な作りです。
上がSIRUI R-3213Xで、下がLeofoto LS-323C。ともに3段ですが、LS-323Cの方がセンターポールが真ん中に通るスペースがないので、よりコンパクトですね。
脚を全部出した状態の全高は、SIRUI R-3213X(左)が1,400mm。
Leofoto LS-3213Xは1,520mm。ここからさらに付属のセンターポールを取り付けると1,835mmまで高くすることが可能です。
LS-3213X 実際に使って分かったこと
全体的な質感はなかなか。
パイプ径は32mmと太いですが、材質がカーボンなので軽く、セッティングもラクですね。
剛性感は、SIRUIに全く引けをとってません。風の強い外でもブレにくそうでいい感じ。
ただ、全体的な作りはSIRUIの方が上かなと感じました。
あと、開封当初はカーボン部分に薄くオイル?が塗ってあるような感じで、かなりスルスル・すべすべしてました。なので、硬く絞ったタオルで乾拭きしておきました。
コスパは最強でしょう。
これだけ剛性感がある三脚が2万6千円ほどで購入できれば何の文句もありません。
センターポールは使わない!という方にはかなりおすすめできる三脚ですね。
家のブツ撮り用に買いましたが、外での撮影でもガンガン使うつもりです。