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65インチで10万円以下!それでこの画質!良すぎて文句なし
いつかは欲しいなぁと思っていた65インチの大型テレビ。
さすがに65インチの有機EL(OLED)は軽く20万円を超えるので高くて手が出せませんが、4K液晶テレビなら65インチでも10万円を切る価格で購入できる時代になってました!
前回、激安4Kテレビとしてハイセンス(Hisense)の50A6800をレビューしたんですが、今回ハイセンスさんから2020年2月に発売された65インチの大型4K液晶テレビ『65S6E』をお借りすることができました。
このテレビのコスパがすごいんです。2020年3月13の時点で価格コムの最安値が88,921円と9万円を切ってました。その後、値を戻して9万9千円前後で推移してます。(ちなみに、僕が71,889円で購入した50A6800は発売から2年ほど経過し、今では6万円ほどまで値下がりしてます。)
というわけで、65S6Eを1週間ほど使ってみたのでレビューをまとめてみました。(今回はレンタルなので長期レビューはありません)
ハイセンスの4Kテレビのグレードは4種類
ハイセンスの4Kテレビ画面のグレードには次の4種類があります。
- 4K 有機EL(OLED)
- 4K ULED液晶テレビ
- 4K SMART液晶テレビ
- 4K 液晶テレビ
4K 有機EL(OLED)
4Kのフラグシップモデル。
最大の特徴は有機ELである事。引き締まった漆黒の世界を楽しむことができます。
倍速パネル(120fpsまでのフレーム補間も対応)、東芝レグザとの共同開発で生まれた高性能映像エンジン「レグザエンジンNEO plus」を搭載しています。
4K ULED液晶テレビ
4Kのハイエンドモデル。
下記3と4と同じ液晶テレビですが、倍速パネル(120fpsまでのフレーム補間も対応)+ローカルディミング(バックライトエリア別制御)+広色域のモデルです。(ハイセンスではこの液晶をULEDと表現してます)
液晶の中では最高ランクのモデルです。
有機ELと同じレグザエンジンNEO plus搭載。
4K SMART液晶テレビ
4Kのスタンダードモデル。
倍速パネルなどは搭載してないものの、60fpsまでのフレーム補間(SMR、スムースモーション)は対応しており、広色域も対応しているモデルです。
レグザエンジンNEO plusより1ランク下のNEOエンジンを搭載。
4K 液晶テレビ
4Kのエントリーモデル。
上記3種は4Kチューナーは内蔵されてますが、このモデルからは内蔵されてません。
映像エンジンもNEOエンジンやレグザエンジンNEO plusではなく、下位のエンジンが搭載されてます。
65インチはやっぱりデカイ
50インチの50A6800が幅150cmのテレビ台に載ってます。
ケーブルと電源タップを収納できるテレビ台の一押しはこれ!3つのおすすめポイント
50A6800は幅1,116mmなので、テレビ台の上にはNintendo Switchや観葉植物を置くスペースがあります。
これが65インチになると…
65S6Eの幅は1,446mm。そのため、テレビ台に余裕がなくなってしまいました。
奥行きにはまだ余裕がありますが、幅がピッチリ過ぎ。
大型テレビを購入する際は、事前にテレビ台も余裕があるものを準備することをおすすめします。
外観と端子類
画面下にはステンレス(?)の薄いラインが入っててなかなか高級感があります。ロゴも控えめで良い感じ。
画面左下の電源ボタンの上にNEO ENGINEの文字。こちらも嫌味のないすっきりとしたデザインです。
背面左側に電源端子。
背面には左から右まで細い通気口があります。スピーカーの音もここから聞こえてきます。
あとVESA規格のねじ穴が4つあるので壁掛けもできます。
端子類は背面右側に集中してます。
ビデオ入力、HDMI入力4、サービス専用、有線LAN、光デジタル音声出力。
インターネットの接続はもちろん無線LANにも対応してます。
その右側には、USBが2つ、HDMIが3つ、地上デジタルとBS・110度CSチューナー、音声出力の端子があります。HDMI1はARC対応です。
B-CASカードの端子がないからどこいったんだ?と説明書を確認したら、B-CASカードの代わりにACASチップが内蔵されているとのこと。
ACASチップは新しいCASの方式で、新4K8K衛星放送の受信機に搭載され、有料放送の視聴制御や無料放送の著作権保護のために利用されてます。B-CASカードの機能も含まれてます。
操作性と使い勝手
本体電源ボタンでも、チャンネルの切り替えや音量調節などの基本的な操作は可能です。
リモコンは新型になりました。プラスチック製です。ボタンを押した時の感触が50A6800のリモコンより硬くなってます。
番組の切り替えは特に遅いこともなく普通です。
リモコンの大きな変更点はこれ。
「二画面」ボタンが追加され、さらにはNETFLIXとYouTubeだけだった動画配信サービスのボタンにPrime Video・hulu・AbemaTV・U-NEXTが追加されました。
4Kなので番組表もものすごく高精細です。文字の大きさも4段階で変更可能。
外付けHDDを接続すれば、番組の録画ができます。最大2番組まで同時録画が可能です。
65S6Eは二画面に対応しました。画面の大きさも3段階に調整可能。左右の音声を入れ替えたり、左右の画面を入れ替えることもできます。
アプリ一覧。対応している動画配信サービスは、NETFLIX・YouTube・Prime Video・U-NEXT・dTV・ひかりTV4K・アクトビラ4K・アクトビラ・TSUTAYA TV・スカパー!・DMM.com。
好きな動画配信サービスをホーム画面に追加するなどのカスタムも可能です。
画質と視野角
今まで同じハイセンスの4K SMART液晶テレビを使ってたので、特に画質がキレになった!と感じることはありませんでした。
というか、普通にキレイです。
地上波デジタルはたまに撮影データ量が低い(荒い画質のもの)が使われることがありますが、そういう時は画面が大きくなった分、画質の粗さを感じることが多いです。
ただ、4Kなどのデータ量が多い映像だと目を見張るほどの美しさです。
4K映像の解像感が素晴らしいので、Netflixはプランを上げました。
気になってたのが視野角。
50A6800では正面からだと大丈夫なんですが、左右のちょっと斜めから見ると、画面が若干白っぽくなってました。
65S6Eも同じ4K SMART液晶なのでそこも変わってないかなと思ったんですが、
左右から角度をつけて見てもほとんど画面が白くなってません。
厳密には白くなってるんでしょうが、50A6800ほどの変化はなし。さすがに最新モデルだけあって画質も向上してるようです。
ただ、背景が白い場合、画面の四隅が暗くなるのは変化なし。
まあ、これに関してはほんの一瞬なのでほとんど気にはなりません。
ハイセンス65S6E 動画レビュー
YouTubeに動画レビューを公開しました。
▼ 65インチ10万円のコスパ最強レベル4K液晶テレビ「ハイセンス 65S6E」レビュー
レビューまとめ 実際に使ってみた感想
1週間ほど使ってみましたが、画面の大きさには2日ほどで慣れました。
やっぱり画面が大きいって素晴らしい。
特に人物がデカイ!今まで見てた50インチとは全く別物のような迫力です。
50A6800でハイセンスのテレビに慣れてたので、クリアスムーズやら映像の黒レベルや色合いなどの調整方法もさくっとできました。
スピーカーは普通です。低音はちょっと物足りないかなという感じ。
画質もノイズが抑えられて質感が精細に再現されてます。
- 65インチで価格が10万円を切るハイコストパフォーマンス!
- 新リモコンでAmazonプライムビデオもボタンで操作できる
- 二画面で裏番組のチェックも簡単
これだけの機能が揃って10万円前後の価格で買えるなら文句なしです。
メーカー3年保証もついてるし、サポートも万全。
何か気になることがあったらフリーダイヤルかメールで連絡できます。
ちなみに、3ヶ月前ぐらいに50A6800で朝起きたらテレビが点いてるという不具合があったのでサポートに連絡したらすぐ代理店の方が来ていただけました。問題も無事解決済みです。
安いものだけど製品もサポートもしっかりしてるメーカー、というのが今の僕のハイセンスさんへの印象です。
今ではすっかりハイセンスさんのファンになってます。
65インチの大型テレビをご検討中の方、画質に特にこだわりがないならおすすめです。
あと、今回はシアターサウンドシステムもお借りできたので、そのレビューもまた後日まとめます。