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後継機種AX60とスペックが変わらなかったのでAX55を購入!
たまに自分のYouTubeチャンネルに動画を投稿するんですが、ガッツリ撮影するときは2011年製のPanasonic HDC-TM90を使ってました。今持ってるD750やiPhone Xの方が画質は断然キレイですが、オートフォーカスやズームの操作はやっぱりビデオカメラにはかなわない。
ただ最近撮影してて気になってたのが音。TM90は一般的な家庭用モデルなので外部マイク入力がありません。もうちょっといい音で動画を撮影したいとずーっと思ってました。
そんな時に発表されたのが、SONYハンディカメラの4Kも撮れる「FDR-AX55」と「AX40」の後継機である新モデル「FDR-AX60」と「FDR-AX45」です。この2機種が2月9日に発売となりました。いろいろ調べてみると、どうもスペックに大きな違いがない。というかカメラ周りの基本スペックはほぼ同じということが判明。
FDR-AX60とFDR-AX55の違い
AX60とAX55の違いの前に、まずは新機種のAX60とAX45の違いから。
AX60は、
- レンズリング搭載
- チルト式ビューファインダー搭載
- ナイトショットが可能
- 液晶が3.0型92.1万ドット
これで市場予想価格は13万円前後。
一方のAX45は、上記1〜3がなし。液晶が3.0型46万ドットで、市場予想価格は10万円前後。約3万円の違いです。買うならAX60かな。
次にAX60とAX55の違い。
- AX60はハイライトムービーメーカー(カメラ内での映像編集)で4Kファイル対応
- AX60はUSTREAMライブ配信機能削除
- バッテリー充電時間(AX55は3時間25分、AX60は3時間10分)
- 消費電力(AX55は4.9W、AX60は5.1W)
AX55は2016年のモデルですが2年経過してまさかの基本性能向上なし(ソニーどうした?)。というわけで、AX60を選ぶ理由が何ひとつなかったので、在庫がなくならないうちにAX55を購入しました!1月末時点でAX55は9万円前後で販売されてるので、約4万円ほど安く購入できました。
FDR-AX55購入レビュー
ソニーのビデオカメラは初購入。意外とシンプルな箱ですね。
内包物一覧。左から取扱説明書と保証書、HDMIケーブル、マイクロUSBケーブル、リチャージャブルバッテリーパックNP-FV70、カメラ本体、電源コード、ACアダプター。
レンズを保護するために「Kenko 55mm レンズフィルター PRO1D」と「Nikon 55mm径レンズキャップ LC-55A」も買いました。
レンズフィルターをつけるとこんな感じ。これだけでも十分レンズを保護できます。
ソニーのレンズキャップは高かったので、Nikonのキャップをつけてみました。これで持ち運ぶ時もレンズを保護してくれます。僕はNikonにしましたが、これはお好みのメーカーのものをどうぞ。
液晶保護フィルムも買いました。
液晶の内側のふちにちょっと気泡が残りましたが、このあと何度か空気を押し出したらほとんど気にならなくなりました。触り心地も問題なしです。
個人的にうれしかったのはこれ。ACアダプターだけじゃなく、マイクロUSBケーブルでモバイルバッテリーやパソコンでも充電可能です。ACアダプターに比べて倍以上時間はかかりますが便利です。
NP-FV70(容量:13Wh/1960mAh)の充電目安
・ACアダプター 205分
・パソコンやモバイルバッテリー 555分
空間光学手ぶれ補正 比較テスト結果
今回、以下の機種と内容で手ブレ比較テストを行いました。Manfrotto ミニ三脚 PIXIを使って手持ち撮影してます。
・FDR-AX55 インテリジェントアクティブ(以下iACT) vs 同アクティブ
・FDR-AX55 (iACT) vs 同スタンダード
・FDR-AX55 (iACT) vs HDC-TM90
・FDR-AX55 (iACT) vs iPhone X
・FDR-AX55 (iACT) vs D750
動画をYouTubeにアップしてますので貼っておきます。
▼ SONY FDR-AX55(AX60と同スペック)レビュー&手ブレ比較テスト iPhone Xもかなり優秀
空間光学手ブレ補正はなかなか優秀でした。特に慎重に持つわけでもなく普通に持って歩いてみました。手ぶれ補正のモード「アクティブ」もなかなか健闘してましたが、一番は「インテリジェントアクティブ」ですね。もっと身長ゆっくり歩けばかなりブレは抑えられると思います。
ちなみにインテリジェントアクティブは、XAVC S 4K撮影時には対応してません。4Kで撮るときの手ぶれ補正上限は「アクティブ」です。
これまで使ってたPanasonicのHDC-TM90は、まぁこんなもんかなという感じ。2011年の家庭用の一般的なモデルなのである程度揺れるのは仕方がないかなと。
驚いたのがiPhone X。比較した中では一番優秀だったかも。さすがに高いだけありますね。ディスプレイも大きくて見やすいので、撮影目線も安定してました。ただ、ズームや暗所での撮影、液晶モニタの自由度などはビデオカメラに負けるのでサブカメラとして使うのが最適だと思います。あと色が結構鮮やかに撮れます。
D750は手持ちの動画撮影には向きませんね。重いし、オートフォーカス時のレンズの音もうるさいし。固定してマニュアルフォーカスで使うなら素晴らしい映像を撮ることができます。
まとめ
4Kでも撮影してみましたが、かなりの高画質に驚きました。ただ、ファイルサイズが大きいのと4Kを確認できるモニタを持ってないので、しばらくはXAVC S HDで撮影することになりそうです。インテルジェントアクティブも効きますし。
数年前のHDカメラを使ってて、もうちょっとキレイな映像を撮りたい。今持ってるカメラをステップアップしたい人に最適なカメラですね。あと、手ブレが多いシーンで撮影することが多い人にもぴったりです。
新モデルのAX60やAX45と基本スペックは同じで、価格が安いAX55。在庫の争奪戦になるのは間違い無いので、ビデオカメラの買い替えを健闘してる方はお早めに。