当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
あなたにはメンター(人生のお手本となる人)はいますか?
「いる」場合、あなたの理想の人生は9割約束されているのと同じです。
「いない」場合、あなたに人生の目標や「こうなりたい」という理想像があれば、メンターを見つけることをオススメします。もし目標や理想像がなければ、この本を読む必要はありません。
目次 非表示
- メンター=人生のお手本
- 成功者とその他を分ける、たったひとつの違い
- 間違わないメンター選び 3つの条件
- メンターとしてふさわしい人とは
- メンターの選び方 11のポイント
- メンターに接触する4つの方法
- 「迷っている時間」が一番もったいない!
- 結局、理屈抜きでマネできる人は勝っている
- 理想の自分を実現するために用意しておくべき3つのこと
- 集中力を切らさずに学べる期間とは?
- 挫折できない状況を作る
- 「あなたのステージを上げてくれる」集団は、すでに受け入れ準備を整えてくれている
- 成功はモデリングから生まれる
- モデリングすべき成功に近づく4つの要素
- モデリングすべき5つのこと
- 直接学べるチャンスで絶対聞くべき「3つの質問」
- まとめ
メンター=人生のお手本
今回紹介するのは『メンターが見つかれば人生は9割決まる!』(井口晃 著、かんき出版)。
7,019人ものエキスパートとして活躍できる人材の育成に携わってきた、リッツコンサルティングの代表取締役 井口晃氏は、本書でこう述べています。
メンターとは、簡単に言ってしまえば、「あなたの理想の人生を実現する上で、お手本となるあこがれの人」です。つまり、人生のロールモデルとなる人のことです。メンターを見つけ、その人からしっかりと学んだ人が、成功者になっていました。(「まえがき」より)
メンターとなる人の思考と行動のパターンを学び、それにしたがって動くということは、常に成功したモデルを実践していくということ。結果が出る可能性が極めて高いことを実現するので、成功の確率は高まり、失敗する確率が極限まで下がります。
この本で紹介されている「メンターを見つけて」「モデリング(メンターの頭脳を自分のものとする技術)し」「メンターを超える」方法のなかで、特に気になった部分をピックアップして紹介します。
成功者とその他を分ける、たったひとつの違い
それはズバリ、メンターを見つけたか、見つけられなかったか。
理想の人生の実現は、自分のロールモデル(理想の人生の進み方のお手本)となる人、思考と行動の指針となる人、であるメンターを見つけたか見つけられなかったかで決まるんです。
間違わないメンター選び 3つの条件
- 自分の理想の仕事人生を実現するための「ロールモデル」になってくれる
- 本当にあなたが欲しい結果を得ている
- あなたの基準を上げてくれる
あなたが本当にやりたい仕事で成功している人を見つけてください。また、一見成功しているように見える人が、実は大した結果を出していないということもあります。そして、その人の情報や実際に接したときにやる気をモチベーションが上がるかどうかも大事なポイントです。
メンターとしてふさわしい人とは
たまに、生き方やライフスタイルが自分の理想だからという理由だけでメンターを選ぶ人がいますが、これは間違いです。
プライベートで重要なものは「お金」です。このお金は基本的に仕事から得る収入になります。プライベートと仕事は切っても切り離せないものです。
メンターとしてふさわしいのは、「あなたがやりたい仕事で結果を出し、理想の人生を送っている人」以外には考えられません。
メンターの選び方 11のポイント
- メンターはあなたのやりたい仕事をしていて、結果を出している人から見つける
- 現在トップ、3年後もトップで活躍できる一流の人
- 業界の一流の人と交流を持っている人
- 愛から行動する人=全てを教えて人が成長することに喜びを感じる人
- 本を2冊以上出している人
- 大きな失敗を経験している人
- 先輩や上司はメンターにしない
- 歴史上の人物をメンターにするのはバカげている
- 恩師はメンターになれない
- 持ち物で自分のすごさをアピールしている人は選ばないほうが無難
- どこか尊敬できないという部分がある人は選ばない
メンターがいれば人生が変わるのは間違いありません。しかし、メンターを間違うと時間も労力も水のアワ、自分の欲しい結果からどんどん離れていってしまいます。まずは正しいメンターを選ぶことが大事です。
メンターに接触する4つの方法
- メンターが書いた本を読む
- メンターの勉強会、セミナー、講演会を受ける
- 少人数に限定したメンターのプログラムを受講する
- 直接会って一対一で学ぶ
まずは、本や大人数が集まるセミナーを受けるなど、投資額が少ない方法で始めることをオススメします。はじめから大きな金額をかけて学ぶことは得策ではありません。
「迷っている時間」が一番もったいない!
メンターがいれば、考え方や判断がブレるということがなくなります。迷いがなくなるのです。私が接していて”この人はもったいないな”と思う人は、「迷っている時間が長い人」です。
迷っている、悩んでいるときは、自分が欲しい結果が得られていないときです。その結果を得るためには、迷い悩むことではなく具体的な行動をすることしかありません。行動は思考から生み出されています。
まずは今までの自分を捨てて、メンターの言うことを100%信じて、実行することに集中しましょう。
結局、理屈抜きでマネできる人は勝っている
自分のモデルとなるメンターをそのままマネすることが最短で結果を出す秘訣だということです。
理屈では納得できないことも、メンターがそうしているには必ず理由があります。余計な頭を回さずに、愚直にマネができるのかが大切です。
理想の自分を実現するために用意しておくべき3つのこと
- どんなライフスタイルを送りたいのか?
- 何を仕事にするのか?
- どれだけ収入が必要か?
これらを明確にしておかないと、未来の自分を想像できません。人は、イメージ通りの人間になります。逆に、イメージしていないことは達成できないということです。
集中力を切らさずに学べる期間とは?
メンターに学ぶ期間は1年間が理想だと考えています。1年間で、メンターから集中して学び、その後は独り立ちしていくことが大切です。
ダラダラと学んではいけません。期限を切れば、その期間で全てを学び切るという決意もできるし貪欲にもなれます。
挫折できない状況を作る
コツは、強制力が働く環境で学習をすること
同じメンターから学んでいる人と一緒に学ぶために、メンターを中心とするコミュニティに参加すること。見られている意識、一緒に頑張っている意識を共有できるので挫折できない状況に身を置くことができます。
「あなたのステージを上げてくれる」集団は、すでに受け入れ準備を整えてくれている
「今のコミュニティにいては自分の成長はない」と、所属していた集団を飛び出すと、あなたは成長するために動き出します。その動いた先には、あなたと同じような志を持った同士が集まるコミュニティが必ずあります。
今いるコミュニティだけが、この世界にある唯一のコミュニティではありません。孤独を恐れる必要はありません。自分に最適なコミュニティが常にこの世の中には存在するのです。
成功はモデリングから生まれる
最速でエキスパートになるための方法が、メンターをモデリングすることです。前にも述べましたが、モデリングとは、自分の欲しい結果を得ている人のマネをしていくという学習法です。
自分のオリジナルのやり方を行うのは、メンターの考え方や行動を完全に身につけてからにすること。まずは、最短で自分のやりたい仕事で結果を出し、独り立ちすることです。
モデリングすべき成功に近づく4つの要素
- 「発言」
- 「行動」
- 「思考」
- 「感情」
「メンターならどうするか」という視点で常に動いていけば、結果はついてくるし、進むべき方向性を間違うこともありません。
モデリングすべき5つのこと
- メンターは、どんな人生を歩んできたのか?
- メンターは、どんな話し方や、発言をするのか?
- メンターは、どんなことをしているのか?
- メンターは、何を考えて、あんな行動をしたのか?
- メンターは、あの行動をするときにどんな感情を持っていたのか?
常にこの5つのクエスチョンを持ちながら、学習していきましょう。
直接学べるチャンスで絶対聞くべき「3つの質問」
- メンターのターニングポイント
- メンターの感情の部分
- メンターの1日の習慣
直接質問できるチャンスが来たらこれを必ず聞きましょう。「YES」「NO」で答えられるような質問ではなく、具体的な答えが返ってくるような質問をすること。
まとめ
まずは完璧なコピーバンドを目指して頑張る。
コピーをマスターしたら、あとはオリジナルの曲を自分で作る。
本書の内容を例えるならこんな感じでしょうか。
まずはメンターに近づくために、メンターが出してる本を全部買ってみようと思います。皆さんはどこから始めますか?