Nikon Zf ファーストインプレッション!Canonユーザーが3日間使ってみた感想

Nikon Zf

当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。

2023年10月の発売以来、ずーっと気になっていた Nikon Z f をついに購入しました!(注文した時の記事はこちら → ガチなキヤノンユーザーですが Nikon Zf を注文しました。)開封のワクワク感は格別で、我が家に届いて3日間使ってみたので、最初の感想をまとめておきたいと思います。結論から言うと、このカメラ、めっちゃいいです!

YouTubeにその模様を公開したんですが、すでに1万回以上再生されてまして、Zfの人気の高さに驚いてます。

Zfレビュー動画

00:00 Nikon Zf開封
02:02 開封から2日後の感想
02:35 私のカメラ歴
04:22 マニュアルレンズに最適なカメラ探し
06:28 Zfファーストインプレッション X-T5と比較
12:40 中古美品のシャッター回数は?

なぜNikon Zfを選んだのか

Nikon D50

私のカメラ歴の始まりは2005年。長女が誕生することが分かってからNikon D50を購入し、その後D7000、フルフレームのD750へとアップグレード。写真に関してはなんの不満もありませんでしたが、2018年に動画撮影のニーズからCanonに移行しました。D750の動画撮影時のオートフォーカス音が気になったんです。

現在はCanon EOS R3とR5 Mark IIを仕事の主力機として使っています。特にスポーツ撮影時のAFの信頼性の高さや、JPEG撮って出し時の肌のトーンがすごく好みなのでCanonを手放すつもりはありません。今のところ。スポーツを撮影しなくなったら分かりませんけどね。

ここ最近、自分の中で熱かったのが趣味カメラ探し。最初は富士フイルムの色を使ってみたくてX-S20を購入。そこから深い沼が始まりました。富士フイルムはX-T50、X-T5、GFX100SII、ライカはQ3、リコーはGRIIIとGRIIIx、などなどいろんなカメラを試してきましたが、「これだ!」という一台にはなかなか出会えず。

そんな中、Nikon Zfがファームウェアアップデート(バージョン2)でマニュアルレンズに最適な機能(拡大表示のピント合わせやシャッターボタンでの解除)が追加されたと知り、興味が再燃。YouTubeで商店工房さんの「オールドレンズ向けカメラ6選」という動画を見たところ、Zfがイチオシでした。フルフレームセンサーがオールドレンズの色味や雰囲気を最大限に引き出すという点も決め手になり、ニコンに“帰還”することに!

開封の瞬間

Nikon Zf パッケージ
Nikon Zf パッケージ

Nikon Zfはマップカメラの中古品を購入しました。中古の美品でしたが状態はほぼ新品かと思うぐらいキレイでした。40mm f/2 SEレンズキットです。箱を開けると、カメラ本体もレンズもピカピカで、梱包も丁寧。付属のEN-EL15cバッテリーや40mmレンズも同梱されていました。

付属のNIKKOR Z 40mm f/2 (SE)はプラスチックマウントですが、意外としっかりしています。

1点気になったのは装着時。ニコンのレンズ装着時の回転方法が逆方向(左巻き)なのを懐かしく思い出しました。しばらくは慣れが必要かもしれません。ちなみに、ニコンのレンズ装着時の向きに関しては、戦後の日本光学がコンタックスの影響を受け、レンズ互換性や市場戦略を意識して左巻きを採用したというのが有力な理由なようです。

3日間の使用感

まだ3日しか使っていませんが、Zfの第一印象をまとめます。

デザインと質感

Fujifilm X-T5とNikon Zf
Fujifilm X-T5とNikon Zf

Zfはレトロな見た目が最高ですが、重量はそこそこあります。X-T5にVoigtländer 35mm f/1.4を付けた組み合わせが約850gなのに対し、Zfに40mmキットレンズで876g。重さは気になりませんが、グリップが少し浅めで滑りやすい印象。慣れるまでは慎重に扱うか、純正グリップの購入を検討中です。

ダイヤルの質感はX-T5より高級感があり、ISO感度(100~51200)やシャッタースピード(1秒以下も対応)のメモリ幅が広く、操作性はZfが上。ファインダーとモニターもヌルヌル動く高精細な表示で、使うのが楽しくなります。

40mmキットレンズの意外な実力

Nikon Zf 40mmキットレンズはプラスチックマウント
NIKKOR Z 40mm f/2 (SE) プラスチックマウント

プラスチックマウントのキットレンズに最初は不安がありましたが、写りは素晴らしい!F2でもしっかりボケ、雰囲気のある写真が撮れます。耐久性は未知数ですが、普段使いのレンズとして十分活躍しそうです。

使いやすさのポイント

Nikon Zf 視度調節ダイヤル
Nikon Zf 視度調節ダイヤルとAE-L/AF-Lボタン

Zfの細かい配慮に感動しました。特に以下の点が気に入っています:

  • 視度調整:最近老眼が進み、眼鏡の有無で撮影することが多い私にとって、視度調整ダイヤルのメモリが便利。眼鏡あり/なしでささっと切り替え可能。X-T5はメモリがなく調整が面倒でした。
  • AE-L/AF-Lボタン:露出ロックボタンの配置が絶妙。X-T5ではボタン周りの出っ張りが邪魔でしたが、Zfは親指が自然にフィットし、押し心地抜群。マルチパターンやスポット測光を素早く切り替えて撮影でき、ストレスフリーです。

中古品の状態

Nikon Zf 撮影枚数は2,189枚でした。

購入したZfのシャッター回数はわずか2189枚(電子シャッター含むかは不明)。中古としてはかなり状態が良く、悪くない個体だと思います。

Zfの可能性

Zfは趣味カメラとして購入しましたが、3日使っただけで仕事用メイン機としてのポテンシャルを感じます。もしスポーツ撮影のニーズがなければ、CanonからNikonに完全移行しちゃうかもと思うほど完成度が高いです。X-T5の出番が減りそうで、将来的にはX-T5は手放すかもしれません。

まとめ

Nikon Zf 40mm f2 ハクバのメタルレンズフード
ハクバ メタルレンズフードを装着

Nikon Zfは見た目のカッコよさ、操作性の良さ、写りの美しさを兼ね備えたカメラ。マニュアルレンズやオールドレンズとの相性も抜群で、趣味カメラとして最高のパートナーになりそうです。まだ3日ですが、すでに私のカメラコレクションを“駆逐”する勢いです!

早速、ハクバ メタルレンズフードを装着してみましたが、なかなか良い感じ。これ、先端に58mm径のフィルターが装着できるので、いろんなフィルターを使って撮影も楽しめます。

Nikon Zfが気になっている方、持っているよ!という方は、ぜひコメントで教えてください。YouTubeのチャンネル登録もよろしくお願いします!それでは、また次回!

PR:カメラのキタムラで探す

カメラユーザーで知らない人はいないショップが「マップカメラ」と「カメラのキタムラ ネットショップ」。カメラやレンズで欲しいものがあった場合に必ずチェックするお店です。

特にキタムラは全国各地にお店があるので、中古品でも実際に手に取って買うか買わないか確認できるのが良いポイント。

今回紹介した機材が気になった方は、今すぐキタムラで在庫や価格をチェックしてください。


PR:買うかどうか使って決めたい方はサブスクがおすすめ

今回紹介したアイテムが気になった方で…

  • レンズやカメラが欲しいけど、買う前にまずは実際に使って納得して購入したい
  • 今週末撮影があるから買わずにレンタルで済ませたい
  • いろんな機材をとにかく試してみたい

そんな人におすすめなのが、カメラのサブスクリプションサービスです。

レンタルとサブスクの違いは、レンタルは機材を借りる毎に期間と料金が決まってますが、サブスクは月額料金を支払うことで何度でも交換して使い放題。(配送に日数がかかったり、梱包料金など別途料金が発生することもありますので、無制限で借り放題できるわけではありません。)

有名なサブスクサービスとしては、

の2つが有名で、用意されてるカメラやレンズなどの種類も豊富です。それぞれ機材の価格に応じてサブスクの月額料金が異なります。CAMERA RENTの方が価格は低めですが、機材の種類はGooPassの方が数が多いです。

まずは、ご自分が使いたい機種があるかどうかチェックしてみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です