5万円台のちょうど良い水拭き対応ロボット掃除機「TP-Link Tapo RV30 Max」の魅力

Tapo RV30 Max 5万円台のちょうど良いロボット掃除機

当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。

設置場所も取らずに吸引と水拭きできて5万円台!ロボット掃除機買うならこれぐらいがちょうど良いです。

2024年12月に登場した「TP-Link Tapo RV30 Max」は、ミドルクラス向けのロボット掃除機。吸引機能だけのエントリーモデルと、10万円を超えるハイエンドモデルのちょうど中間の位置に属するモデルです。

最大5300Paの強力な吸引力、部屋を効率的に清掃するLiDARナビゲーション、そしてアプリを使った細やかな操作性など、ロボット掃除機に求められる要素をしっかり押さえつつ、価格は5万円台と手頃。家事を効率化したい方や初めてロボット掃除機を購入する方にとって、「ちょうど良い」選択肢となるモデルです。

TP-Linkといえばネットワーク機器でおなじみのブランドですが、2023年3月からロボット掃除機市場へ参入。今回リリースされた「Tapo RV30 Max」は、吸引掃除と水拭きを両立した機能性に加え、価格と性能のバランスが絶妙な一台として注目されています。

本記事では、「Tapo RV30 Max」の基本スペックから実際の使い勝手まで、購入を検討している方が気になるポイントを徹底解説していきます。この価格帯で水拭き対応のロボット掃除機を探している方は、ぜひ最後までご覧ください!

Tapo RV30 Maxの主なスペック

Tapo RV30 Maxの主な特徴はこちら。

  • 吸引力: 最大5300Paの強力な吸引力で、フローリングの溝のゴミからカーペットについたペットの毛まで、しっかり吸い取ります。
  • ナビゲーションシステム: LiDARとIMUを組み合わせたデュアルナビシステムにより、360°高精度でお部屋をマッピングし、効率的な清掃ルートを計画します。暗い場所でも正確に動作します。
  • 清掃モード: 吸引と水拭きの両方に対応し、床の種類や汚れの程度に応じて最適な清掃を行います。
  • バッテリー性能: 最大150分間の連続運転が可能で、広い範囲の清掃にも対応します。
  • 段差乗り越え能力: 最大約2.2cmの段差やカーペットを乗り越えることができ、複数の部屋や異なる床材にも対応します。
  • スマート機能: Tapoアプリを使用して、清掃エリアやスケジュールの設定、各部屋に合わせた清掃モードのカスタマイズが可能です。また、Amazon AlexaやGoogleアシスタントと連携し、音声操作にも対応しています。
  • ダストボックスと水タンク容量: ダストボックスと水タンクの容量は各300mlで、十分な清掃範囲をカバーします。
  • ロボット掃除機サイズ:330 × 330 × 100mm

公式動画も合わせてご覧ください。

開封から使用開始までの様子

Tapo RV30 Max パッケージ

ごみ収集機能やモップ洗浄機能がないモデルなので、パッケージはコンパクト。iPhone 15 Proは大きさ比較用で置いてるものです。

Tapo RV30 Max 充電ドック

充電ドック、電源アダプター、クリーニングブラシ。

Tapo RV30 Max 本体と付属品

ロボット掃除機本体、説明書類、モップと取り付け用パーツ、予備のメインブラシカバー。

Tapo RV30 Max 本体操作ボタン3つ

左から、スポット清掃(1.5m四方を掃除)/ チャイルドロックボタン、電源/清掃ボタン、ドックボタン(ドックに戻ります)。ドックボタンはLED表示でドック待機中にバッテリー残量を色(赤 < オレンジ < 緑)で教えてくれます。

Tapo RV30 Max ダストボックスは後ろから引き出す

ダストボックスは本体後ろから取り外します。

Tapo RV30 Max ダストボックスの使い方 左から水を入れ、上を開けてフィルター掃除、下から開けてゴミを捨てる

左のゴムの蓋から水を入れ(水拭き用の水タンク)、上部から開くとHEPAフィルターへのアクセス、下から開くとゴミを捨てることができます。

Tapo RV30 Max HEPAフィルター

HEPAフィルター。洗って掃除が可能です。

Tapo RV30 Max 吸引したゴミを捨てる

バカっと開いて溜まったゴミを簡単に捨てることができます。こちらも水洗いできます。

Tapo RV30 Max 底面

底面。サイドブラシは1つのモデルです。ちゃんと落下防止センサーもあります。

Tapo RV30 Max メインブラシは取り外し可能

メインブラシ部分。取り外して清掃できますし、交換も可能です。

Tapo RV30 Max モップと取り付けパーツ

モップ取り付け用パーツとモップ。モップはもちろん水洗い可能です。

Tapo RV30 Max モップ取り付けパーツの取り付け部分

モップ取り付け用パーツの接合部分。この2つの突起をダストボックスにはめ込みます。

Tapo RV30 Max モップは取り外して洗浄可能

モップはマジックテープでくっつけます。

Tapo RV30 Max まず最初にマッピング

Tapoアプリをインストールして(TP-LinkのIDが必要 →IDの作り方はこちら)、まず最初にマッピングを行います。

Tapo RV30 Max スマホアプリで簡単操作

Tapoアプリはロボット掃除機だけでなく、TP-LinkのいろんなTapo製品を一元管理できるアプリです。ロボット掃除機のメニューには、「ホーム」または「掃除機」メニューから操作することが可能です。

Tapo RV30 Max 清掃中は通ったところをラインで表示 マップの編集でバーチャルウォールの設定も可能

マップ上にはバーチャルウォールや立ち入り禁止ゾーン(進入禁止ゾーン)、カーペットや掃除ルートなどをカスタムすることが可能です。また、掃除中は、上記右画面のように通った場所をラインで表示してくれます。リアルタイムでも表示してくれるので、今どこを掃除してるのかも一目で分かります。

Tapo RV30 Max 段差センサー搭載で階段に落ちることもない

落下防止センサーもちゃんと搭載されています。階段や段差が大きい場所でも安心して使えます。

標準モードの動作音は54db

初めて掃除した時に感じたのが、意外と動作音が静かだなーということ。掃除中のロボット掃除機の真上90cmぐらいの位置で、アプリを使って動作音量を計測してみたら、約54dbほどでした。

Tapo RV30 Max 標準の吸引モード時の動作音量は54dBほど

吸引パワーは「標準」でも一般的な家庭のゴミやほこりはきれいに吸い取ることができます。

Tapo RV30 Max ドアのレールの溝もある程度吸引してくれた

「標準」では、うちのドアレールに溜まったホコリは、約8割ほど吸い取ることができてます。ちょっと大きめのホコリは吸い取れてないですが、これぐらいの吸引レベルで動作音54dBならかなり静音タイプのロボット掃除機だと思います。

率直な感想「最初に買うならちょうど良いロボット掃除機」

Tapo RV30 Max 掃除している様子

ロボット掃除機はいろんなメーカーのものを使ってきたので、自称「ロボット掃除機愛好家」と言っても過言ではない私。その私がTP-Linkのロボット掃除機を初めて使ってみた感想は「最初に買うならちょうど良いロボット掃除機だな」でした。

トータルのスコアを星で表すとこんな感じになります。

  • 吸引力 ★★★★☆
  • 障害物回避能力 ★★★☆☆
  • 清掃モードの多様性 ★★★★☆
  • 段差乗越能力 ★★★★☆
  • アプリの使い勝手 ★★★★★
  • メンテナンス性 ★★☆☆☆
  • コスパ ★★★★☆

吸引力は、最大5300Paとハイエンドモデルよりは劣るものの必要十分な性能。

障害物回避能力は、まずケーブルは回避できません。また、比較的軽くて小さいものは回避せずに押してそのまま掃除してしまいます。掃除をする前に、ケーブルはないか、床に倒れたらまずいものがないかをチェックする必要があります。ただし、家具や壁にガツンとぶつかることはほとんどありません。その点は非常に好印象です。

清掃モードは、吸引モードと水拭きモードがあり、マップ全体・部屋毎・ゾーンの3つから掃除する場所を指定することが可能です。カーペットでは自動的に吸引力がアップし、水拭きモードの場合はカーペットを避けることも可能など、上位モデルでも網羅されてる基本機能は概ね搭載してます。

段差乗り越え能力は、最大約2.2cmの段差やカーペットを乗り越えることが可能です。

アプリの使い勝手は、インストールからマッピング、普段の清掃、各種設定や消耗品のお知らせに至るまで、ほぼ必要な機能を網羅してます。特に、アプリのインストールから使用開始までのところでは、メーカーによってはうまく初期設定が進まずにイライラすることがありますが、このモデルはネットワークの接続やロボット掃除機の認識などスムーズに止まることなく設定できました。アプリの質も高いです。

メンテナンス性については、自動ごみ収集機能がついてないので、定期的にダストボックスの中身をチェックして、ゴミが溜まってたらこまめにゴミを捨てる必要があります。使用当初は別に気にしないと思っていても、長い間使ってるとここが面倒に感じることが非常に多いため、購入時によく検討してください。

コストパフォーマンスはかなり良いですね。ミドルクラスの吸引と水拭き対応モデルで、しっかり吸引してくれて回避能力はそんなに高くはないですが障害物に突進して行ってガツンと当たることもない、さらにアプリの安定性も良い。これで5万円台なら非常にコスパは高いと思います

良い点

  1. ステーションがないので設置スペースがコンパクト
  2. ステーション周りの掃除も簡単
  3. 吸引力は最大5300Paと必要十分。動作音も比較的静か
  4. ケーブルや小さくて軽いものは回避しないが、家具や壁に突進してガツンとぶつかることがほとんどない。安心して使える
  5. 水拭きはモップを自動洗浄するような本格的なものではないが、頻繁に拭き掃除することがない家庭ならこれぐらい簡易的なモップがけで十分
  6. アプリの使い勝手も良い。掃除した場所をラインでリアルタイムでも表示してくれるので、どこを掃除したかちゃんと把握できる
Tapo RV30 Max 本体と充電ドック かなり省スペース

iPhone 15 Proを並べてみるとこんな感じ。ステーションではなく充電ドックのみなので、設置スペースが省スペースで済みます。

Tapo RV30 Max 充電ドックがコンパクトなので掃除も簡単

大きなステーションだと、ステーションの周りやステーションの内側も定期的に掃除する必要があるので面倒です。一方、このTapo RV30 Maxは充電ドックのみなのでロボット掃除機本体に付着したホコリ、充電ドック周りのホコリも簡単に掃除できます。

気になった点

  1. ケーブルや小さくて軽いものは回避できない
  2. 水拭きは意外としっかりやってくれるが、壁際ギリギリまでは拭けない
Tapo RV30 Max 白いケーブルも黒いケーブルも避けない

白いケーブルも黒いケーブルも回避はできません。事前に避けておく必要があります。

Tapo RV30 Max 紙コップなどの軽いものは倒す

小さくて軽いものは回避せずにそのままグーっと押してしまいます。小さくて軽いものも掃除前に避けておきましょう。

Tapo RV30 Max 水拭きは壁ギリギリは無理

水拭きは意外としっかり雑巾掛けしてくれます。ただ、お尻を振るような機能はないため、壁際ギリギリまでは拭き掃除はできません。ロボット掃除機に水拭き性能を求めてる方にはあまりお勧めしません。

まとめ

ロボット掃除機でよく売れてる価格帯は、3〜7万円のミドルレンジモデルです。ごみ収集機能やモップがけ機能を搭載し、価格も安すぎず高すぎず、機能と価格のバランスが良いため、多くのユーザーに選ばれています。

今回紹介したTapo RV30 Maxも、そのミドルレンジのモデルに属します。

若干、気になった点もありますが、吸引力・清掃モードの多様性・アプリの使い勝手はハイエンドモデルに引けを取らない性能があります。価格帯も5万円台で購入できます。Amazonなどでは定期的にセールもやっていますので、気になる方はいますぐ最新の価格をチェックしてみてください。

水拭きは簡易なもので良いけど、しっかり吸引できてガツンと当たる心配がなく、アプリの使い勝手が良いものを探してる方にはかなりおすすめのロボット掃除機です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です