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2024年12月11日にリリースされたiOS18.2。
早速アップデートしたところ、ホーム画面に「Playground(Image Playground)」というアプリ(上記の赤丸)が出現しました。
なんだろう?とタップしてみると…
Playgroundは日本語では使えない
「Image Playgroundは使用できません。Siriの言語が日本語(日本)に設定されているときはImage Playgroundは使用できません」と表示されて、起動すらできませんでした。
というのも、今回のiOS18.2では新たに対応言語の拡張が開始されました。今回は、オーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ、英国で英語のローカライズに対応されましたが、日本語は非対応なんです。ちなみに、日本語への対応は2025年以降となってます。
そもそもPlaygroundとは?
iOS 18.2から導入された「Image Playground」は、ユーザーがテキスト入力に基づいてAIで画像を生成できるアプリです。この機能により、iPhone上で簡単にオリジナルの画像を作成することが可能となりました。
主な機能は以下の通りです。
- テキストからの画像生成:ユーザーが入力したテキストプロンプトに基づき、AIが対応する画像を生成します。例えば、「夕暮れのビーチで遊ぶ犬」と入力すると、その情景に合った画像が作成されます。
- スタイルのカスタマイズ:生成する画像のスタイルをアニメ風やイラスト風などに変更できます。これにより、好みや目的に応じた多様な表現が可能です。
- 人物のカスタマイズ: 画像に登場する人物の外見を変更したり、新たに生成することができます。ただし、現時点では画像内の人物は一人までに制限されています。
Playgroundアプリの使い方
日本語への対応は2025年以降なので、日本では使えないのかというとそうではありません。iPhone本体の言語とSiriの言語を英語にすれば使えるようになります。
左が「言語と地域」の設定画面。優先する言語を「English 英語」を追加します。地域は日本のままで大丈夫でした。
右が「Apple IntelligenceとSiri」の設定画面。ここの言語を「英語(アメリカ合衆国)」に設定します。英語は複数の国名のものがありますが、おそらく今回のiOS18.2で対応した上記英語圏であれば使えると思います。
アプリの使い方の流れはこちら。
- アプリの起動: 「Image Playground」アプリをタップして起動します。
- テキストの入力: 画面下部のテキスト入力欄(Describe an image)に、生成したい画像の内容を入力します。例えば、「宇宙を飛ぶ猫」など、具体的なイメージを記述します。
- スタイルの選択: 画面下部に表示されるテーマのショートカットアイコンから、希望するスタイルを選択します。また、スタイル変更アイコンをタップして、アニメ風やイラスト風などの表現にカスタマイズすることも可能です。
- 画像の生成: 希望するスタイルを好きなだけ追加していくと、画面上部に参考イメージが随時更新されます。いくつか候補が表示されるので、お気に入りのものが出来上がったら、右上のDone(生成ボタン)をタップします。AIが指定した内容に基づいて画像を作成します。
- 保存と共有: 生成された画像は自動的にアプリ内のライブラリに保存されます。必要に応じて編集や共有が可能です。
既存の写真やその場で撮影した写真を元に、希望のデザインになるまで修正が可能です。上記写真は育毛前の写真を元に作ったので、キャップをかぶってみました。なんとなくは似てるかなぁという感じ。
左は育毛10か月後の写真から生成したイメージ。妻に聞いたらこっちの方が似てるって言ってました(育毛10か月の成果は別途NOTEにまとめます)。
右は、中学校1年生の息子の写真をもとに、テキストで「中学生1年生の男子がバスケットをプレイしている様子」と指定して生成されたイメージ。これが実に似てるんです!これはちょっと感心しました。本当に良くできてます。
日本語への正式対応はもうちょっと先ですが、現状お使いのiPhone(15以上に対応)でもちょっと設定を変えると普通に使うことが可能です。皆さんもぜひお試しください。楽しいですよ。
僕の場合は、もうちょっとイメージを修正してSNSのアイコンで使おうかなと思ってます。