当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
車のセルの回り方が弱い!勢いがなくなってきた…
気温がどんどん下がってきて冬を感じることが多くなってきた11月下旬。
ここ1ヶ月ぐらい、車を始動するときのセルモーターに勢いが感じられなくなってきてました。
特に気温の低い朝一番になると、いつもなら「キュキュキュブーン」という感じの音が、「キュ…キュ…キュブーン」とちょっとスピードが遅くなったような感じに…。
まだ最低気温が10℃ほどでこんな感じなので、本格的な冬になると完全にバッテリーが上がってしまいそう…。
というわけで、車関係は完全にど素人ですが、自分でバッテリー交換をやってみることにしました。
まずは今使ってるバッテリーの型番を調べる
まずは交換用のバッテリーを探して購入します。
購入する前に、車のボンネットを開けて今使ってる車のバッテリーの型番を確認しておきます。
これが勢いが弱くなってたバッテリーの品番。
赤線の部分に「55B24L」と書かれてます。
まず、最初の2桁「55」はバッテリーの性能ランクを表してます。数字が大きくなるほど始動性能や容量が高性能です。
3桁目のアルファベット「B」はバッテリーの短い側面のサイズのこと。Bだと幅が129mmで高さが203mmです。
4,5桁目の数字「24」は長側面のそのままの長さ。24なので24cmです。
最後の「L」は端子の位置を表してます。バッテリーのプラス側短側面から見てプラス端子が左にあれば「L」。右にあれば「R」です。
性能が高くなるほど価格が上がるので、この品番をAmazonで検索して「適合バッテリー」の中で価格も安く評判の高い『ATLASBX 国産車バッテリー MF60B24L』を購入しました。
バッテリー交換で用意したもの 総費用7,402円!
今回のバッテリー交換で用意したのがこの3つ。
1つ目のバッテリーは『ATLASBX 国産車バッテリー MF60B24L』。
韓国産ですが、Amazonでレビュー400件オーバー。5つ星のうち 4.2という高評価のバッテリーです。これが5,787円(購入当時の価格です。最新価格はこちらをチェックしてください)
箱を開けるとバッテリーに取っ手がついてました。約12.7kgと重いので、取っ手があると持ち運びがラクです。
外観はいたって普通のカーバッテリー。特におかしなところはありません。
上面にはバッテリーのインジケータが付いてました。緑になってるので「良好」な状態です。
2つ目はバッテリー交換時の時計・ラジオやオーディオの設定・パワーウィンドウなどのメモリーを守ってくれる『エーモン メモリーバックアップ 1686(追記:販売終了→人気の類似品「エーモン メモリーバックアップ 4977」)』。
こちらもAmazonでバカ売れしてる商品です。レビュー数780件越えで5つ星のうち 3.7と、評価は4に満たないものの、おおむね高評価が多かったのでこれにしました。
バッテリー交換で時計やオーディオの設定が消えて、再設定するのが面倒なので買ってみました。
プラス(赤)とマイナス(黒)のワニ口。
レビューを読むと、このワニ口クリップが外れやすいということですが、確かに締め付ける力はそんなに強くありません。注意して取り付けるように気をつけました。
1.5Vの単三電池を6本使用します。最初、Amazonの充電電池を使おうかなと思いましたが、1.2Vだったので自宅にあった1.5Vのアルカリ乾電池を使いました。
使い方も細かく書かれてます。この手順で作業しました。
3つめは『SUN UP コンビネーションレンチ 6丁組』。価格は842円(購入当時の価格です。最新価格はこちらをチェックしてください)
バッテリーを固定しているステーや、バッテリーターミナルを着脱するときに使います。
レンチ1本1本買うよりも安かったのでこれを買いました。結論から言うと、10mmのレンチ1本で事足りました。
バッテリーが5,787円。メモリーバックアップは780円。レンチは842円。(最新の価格はAmazonをご確認ください)
バッテリー交換にかかった費用は、全部で7,409円でした。
バッテリー込みでこの価格はかなり安いですね。
車のバッテリー交換方法
いよいよ車のバッテリーを交換します。初めての体験で、電源周りを触るのでちょっとドキドキでした。
まずはボンネットを開けてバッテリーを探します。ボンネットの中なんてほとんど掃除しないので、かなり汚れてました。
まずは、エンジンを切りキーを抜きます。ルームランプなどはすべてOFFにしておきます。
バッテリーターミナルのプラス側へ赤、マイナス側へ黒のワニ口クリップを挟みます。
外れないようにしっかり挟まるところで固定します。
マイナス側もがっちり挟みます。
ケーブルがそんなに長くないので、バッテリー交換時に引っ掛けてワニ口が外れないように注意します。
バッテリーを固定しているステーを外します。ネジは10mmのレンチでOKでした。
プラスとマイナスターミナルのネジも10mmでした。ネジは全部外さなくてもある程度緩めればターミナルから外れます。
ステーを外したら、マイナス端子側からターミナルを外し、続けてプラス側も外します。
プラス側ターミナルがボディに触れないように注意してください。ショートの原因になります。
古いバッテリーを外したら、入ってたボックスが結構汚れてたので軽く掃除しておきました。
新しいバッテリーを装着します。
バッテリーターミナルをプラス端子から接続。マイナス端子も接続したら、メモリーバックアップのワニ口をマイナス側から外します。
これで作業は一旦終了。
バッテリー交換結果 セルの勢いはどうなった?
キーを挿して動作チェックしてみました。
まずは肝心なセルの勢いから。
ちょっとドキドキしながら回してみると、
目が覚めるような「キュキュキュブーン」
でした。セルの勢いが笑っちゃうほどものすごいwww
やっぱり原因はバッテリーだったみたいですね。
時計やオーディオの設定はそのままで何も変化なし。設定が消えることもなく、無事に交換できました。
最後にステーを装着して交換作業完了!
交換したバッテリーを見てみると、Lower Levelをちょっと下回るぐらいにバッテリー液が減ってました。
バッテリー補充液を足して充電しても良かったかも、とちょっと思いましたが、もう3年以上使ってるので交換が正解だと思います。
この使用済みバッテリーは、近所の廃品回収業者さんが無料で引き取ってくれるので、今度持って行けば完全に作業終了です。
動画レビュー
動画レビューをこのブログのYouTubeチャンネルにアップしてます。
合わせてどうぞご覧ください。
▼素人でも出来る車のバッテリー交換!セルの回る勢いが大復活!
パワーウィンドウのオートが効かない
バッテリー交換して数日後。
ふと運転席の窓をいつもと同じように開け閉めしようとしたところ、オートが効かなくなってました。
色々調べてみると、バッテリー交換でパワーウィンドウが全く動作しなくなったり、特にオートが効かなくなる場合が多いんだとか。これはメモリーバックアップでは対応できないようですね。
というわけで、以下の手順で再設定しておきました。
- パワーウィンドウのスイッチを押して窓ガラスを一番下まで開ける
- パワーウィンドウのスイッチを上げて窓ガラスを一番上まで上げて閉める
- そのままスイッチから手を離さずに3秒ほど上げた状態のままにする
これでオートの動きが再設定されました。
車種によってはオートだけじゃなくパワーウィンドウ自体が動かなくなることもあるようなので、上記方法で再設定すれば動くはずです。
お試しください。
まとめ
車についてはほとんど素人状態でしたが、やってみたら意外と簡単でした。
なんでも自分でやってみるもんですね。
バッテリーターミナルの取り付け取り外しの時だけがちょっと神経を使いましたが、それ以外は特に難しいことは何もありませんでした。
今年の夏の猛暑で疲弊してたバッテリーが、ここにきて悲鳴をあげてましたが、これで冬本番になっても心配する必要がなくなりました。
気持ちいいぐらいにバリバリ回るセルは超最高!ずーっと気になってモヤモヤしてたのが一気に吹っ飛びました。
車のバッテリー交換をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
自分じゃできないという場合は、Amazonで提携のショップで作業をやってくれます。
バッテリーはもちろん、サスペンション・マフラー・ライトなどのカーパーツ取付、オイル交換も手頃な価格で実施されてますので、チェックしてみてください。