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iOS 10ではiPhoneやiPadがルーペや望遠鏡に早変わり!
加齢とともに近くが見えなくなった、遠くが見えにくくなった、そんな時に便利なのがiOS10の新機能「拡大鏡」。
これを使えば、新聞の小さな文字から、空港や駅などの時刻表まで、iPhoneをルーペや望遠鏡がわりとして使えます。実際にやって見ましたが意外と便利でした。
iOS10の新機能「拡大鏡」設定方法
まずは設定方法から。
「設定」アプリ →「一般」→「アクセシビリティ」で「拡大鏡」をタップ。
「拡大鏡」をオンにします。これで、iPhoneのカメラを使って物をすばやく拡大してみることができるようになります。
拡大鏡を起動するには、ホームボタンをトリプルクリックします。
ホームボタンのトリプルクリックに他のショートカットを登録している場合は、上記画像のように選択画面が出てきます。ここで「拡大鏡」をタップすれば起動できます。ショートカットが「拡大鏡」だけの場合は、ホームボタンのトリプルクリックだけで起動可能です。
カメラアプリとはちょっと違うインターフェイスの拡大鏡。マイナスとプラスのスライダーを左右に動かして、拡大率を変更します。真ん中の白い大きなボタンをタップすれば、写真撮影も可能です。その他、フラッシュオン、フォーカスのロック、色合いの調整ができます。
色合いの調整は「なし」「白/青」「黄/青」「グレイスケール」「黄/黒」「赤/黒」のプリセットからも選択可能。明るさやコントラストの調節もできます。色覚異常の方でも使えるようになってます。
最大までズームしてみました。さすがにデジタルで拡大されているので、画面の荒さが目立ちますが、文字を確認するには十分なレベル。距離にもよりますが、数メートル離れたところの文字も、ちゃんと認識できました。
遠いところだけでなく、老眼で手元が見えにくくなっている方も重宝するんじゃないでしょうか。遠近、色合い、明るさとコントラストを調整できる、便利なルーペ・望遠鏡機能です。
僕は近視なので遠いところの情報が見えない時に何度が使いましたが、なかなか便利です。ただ、最大までズームすると望遠レンズと同じように手ブレしやすくなるので、その際はちゃんと脇を締めてiPhoneを構えるとより安定して確認できますよ。