当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。
SHURE SE215を使い始めて1年半。
もうiPhone付属の白いイヤホン「EarPod」には戻れない体になってしまいまして、SE215で毎日、快適なミュージックライフを送っていたんですが、最近ひとつ問題が…。
イヤホンプラグが奥まで刺さらない
iPhone 5sに機種変更しアップル純正の「iPhone 5s Case」をつけるようになって初めて気がついたんですが、SE215のイヤホンプラグがケースと干渉してしっかりと奥まで差し込めなくなってしまいました。
柔らかくて手触りもよく、厚みがあるレザーでiPhoneをしっかり守ってくれるのはうれしいんですが、作りが緻密すぎてイヤホンプラグを差す部分が、細いプラグしか挿せない仕様になってます。要は穴の直径が小さいんです。
というわけで、代替案としてSHUREの交換用ケーブルとしてケース装着時にもプラグが干渉しないように細く作られているASR-120イヤホンケーブルを買ってみました。
届いたASR-120がこれ。SE215付属のケーブルよりもずいぶん細い。長さは1.2mと取り回しはよさそう。
SE215のプラグが上。ASR-120のプラグが下です。
ともにL型のプラグです。
ASR-120のプラグはずいぶんと細い。これだとちゃんと奥まで挿せそう。
実際に、iPhone 5s Caseを装着したiPhone 5sにASR-120のイヤホンプラグを差してみたら、ギリギリ干渉するかしないぐらいでちゃんと奥まで挿せました。
ただし!ここでさらに問題が!
実際に音楽を聴いてみましたが、純正のケーブルに比べると力強い低音がほとんどなくなってしまいました。Amazonのレビューを見てみたら、音はほとんど変わらないという人と音が変わったという人と真っ二つに意見が分かれてましたが、僕の感想は後者と同じでした。
ケーブルの太さからして全然違うので、音質が変わるのは仕方がないのか…とあきらめて、これを使おうかなとも思いましたが、やっぱりこの音質には我慢ができない。
思わぬ解決策が!
本当に音が悪いのか、何度もSE215の純正ケーブルと付け替えていろんな音楽を聞き比べてみましたが、やっぱり純正のケーブルの方が音が良い。
音が違いすぎる。
どうしようかなと悩みながら、ケースをつけた上から純正ケーブルのイヤホンプラグをぐいぐいと押し込んでみると・・・
あれ?音が聞こえる。
この状態↑でグッと押し込むと、音がこれまでと同じような音質で聞けることが分かりました。ただ、カチっと奥まで挿さっているわけではないので、動きがあるシチュエーションは不向きです。すぐ外れます。
デスクワークや車や電車の移動中など、ジッとしている状態だと問題なさそうでした。
これができるのは、ケースの材質が柔らかい革だからでしょう。プラスチックのケースだとグッと差し込むなんてことはできないでしょうからね。すぐ反発しちゃいます。
余計な出費にはなってしまいましたが、SE215の純正ケーブルが断線したときに一次待避用のケーブルとして保管しておくことにします。
iPhone 5s Caseを買って同じようなことでお悩みの方の参考になればこれ幸い。