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これからYouTubeをはじめたい方におすすめの編集ソフト
FXhomeって知ってますか?
2021年にArtlistがFXhomeを買収して「FXhome by Artlist」として2022年7月にリリースされた音楽と効果音・環境音がパッケージされた動画・画像編集ソフトです。
2016年にサービス開始したArtlistは、現在ではコンテンツクリエイター(動画制作者など)の問題を解決するためのトップ企業になりつつあります。1700万人をこえるクライアントの中にはGoogle、Apple、Nikeなどの大企業も含まれています。
2022年8月現在では4つのプロダクトを展開中。
- Artlist・・・ロイヤリティフリーの音楽とSFX
- Artgrid・・・厳選された高品質の映像素材
- MotionArray・・・動画のテンプレートやプリセットなど動画制作者向けのオールインワンマーケットプレイス
- FXhome by Artlist・・・最先端の動画・画像編集ソフト
僕自身もArtlistを愛用してます。料金プランや著作権についてまとめてますので、こちらも合わせてご覧ください。
Artlistの料金プランまとめ|YouTube動画制作で使えるロイヤリティフリーの音楽&映像素材
今回はリリースされたばかりの4つ目のプロダクト、FXhomeについて実際に無料の「Free」プランを使ってみましたので、ファーストインプレッションと料金プランの比較をまとめてみました。
FXhomeの料金プラン
まずはFXhomeの料金プランの内容を見ていきます。
プランは「Free」「Creator」「Pro」「Enterprise」の4つが用意されてます。
最後のEnterpriseについては企業向けのプランで個別で内容が変わってきますので今回は除いて説明します。
各プランの概要・料金・内容はこちらの表をご覧ください。
※価格は2022年8月31日現在、セール価格になってますのでその価格を載せてます。通常価格は()にて打ち消し線を入れて表記してます。
プラン名 | Free | Creator | Pro |
---|---|---|---|
概要 | 基本的なビデオ編集ツール | 高度な動画・画像編集ツール | すべてに制限なし |
料金 | 無料 | 月払い9.99(12.99)ドル 年払い75(90)ドル 年払い月額換算6.25ドル(7.5ドル) |
月払い15.99(19.99)ドル 年払い119.88(150)ドル |
ソフト | HitFilm Free HDまでの書き出し |
HitFilm Creator Imerge Creator 4K UHDまでの書き出し |
HitFilm Pro Imerge Pro Mocha HitFilm BorisFX 3D Objects Foundry 3D Camera Tracker 8Kまでの書き出し |
ライブラリ | 10曲 25音(効果音環境音) 5テンプレート |
100曲 100音 25テンプレート プレミアムサポート |
200曲 200音 50テンプレート プレミアムサポート |
エフェクト数 | 127 | 186 | 322 |
3Dモデル編集 | 透かしあり | 透かしあり | 透かしなし |
FXhomeには動画編集の「HitFilm」と画像編集の「Imerge」というソフトが用意されてます。
今回無料版をMacにインストールして使ってみたんですが、FXhomeという動画編集ソフトをインストールしたと思ったら「HiFilm」というアプリ名になってたので最初間違えたかと思いました。
後述しますが、Freeプランを使って書き出しをしてみたんですが、HDまでの書き出しは無制限できるものの(4Kでも書き出しは出来ました)、FXhomeロゴの透かしが入るんですよね。これだとFreeプランで動画編集して書き出しても使えないので、Creatorプランに入る必要がありそう。
ただ、Creatorプランでも通常価格で月額7.5ドル。130円換算で月額975円とかなりのリーズナブル。
Adobe Premiere Pro単体では月額2,728円なのでこれと比較すると1/3ぐらいの価格で使えます。
カラグレを本格的にやりたいなら無料で使えるDaVinci Resolve無償版(ノイズリダクションが使えないなどの制限はあり)がおすすめですが、カラグレせずに気軽に使いたいならFXhomeの無料版をまず使ってみるのも良いかもです。
HitFilmのファーストインプレッション
普段は、Premiere ProとDavinci Resolve Studioを使ってる僕が、HitFilm Freeを使ってみたファーストインプレッションをまとめてみました。
全体的な操作画面。日本語版がないので全て英語表記です。
左上に各種ステータスの操作パネルがあって、右上はプレビュー画面。左下に素材やエフェクトの管理画面があって右下がタイムライン。
画面の構成はPremier Proに似てますね。
素材の明るさやコントラストなどの調整はエフェクトパネルから「Color Correction」の「Brightness & Contrast」をクリップに適用して左上のパネルで操作します。
HitFilmで特徴的なのがこのライブラリ。
ここから音楽・効果音環境音・テンプレートを選んでライムラインにドラッグ&ドロップして使うことができます。
ライブラリの中身を確認すると、鍵マークがついてるものがあります。プランによって使える素材の量が異なります。
エフェクトパネル。使えないものは「Upgrade」のアイコンが表示されてます。
今回、Freeプランで「YouTube 1080p HD」のプリセットで書き出してみましたが、ご覧の通りHitFilmロゴの透かしが入って書き出しされました。
Free版では書き出し時にこんな画面が表示されます。
Exports may be watermarked if they use any effects or features that are not included in your current plan.
「現在ご契約のプランに含まれていないエフェクトや機能を使用した場合、エクスポートにウォーターマークが入ることがあります。」
今回試したタイムラインには特に何もエフェクトもかけておらず、ただ単にタイムラインに素材を並べてそのまま書き出しただけでも透かしが入ってしまってました。
いくら無料とはいえこの透かしが入った動画をYouTubeにアップするわけにもいかないので、まず軽く使ってみたい方はCreatorプランを1ヶ月使ってみるのをお勧めします。
解約やプラン変更についてはカスタマーサービスに問い合わせる必要がありますが、Artlistのカスタマーサービスはかなりしっかりしてるので安心して使えると思います。僕も何度もやり取りしてますが、かなりスムーズにやり取りできるので不安はありません。
英語が分からないよって方はDeepLを使ってみてください。
まとめ
いろんな動画編集ソフトがありますが、音楽や効果音がセットになった編集ソフトはかなり珍しいです。
これは1700万人をこえるクライアントに支持されているArtlistならではのサービスだと思います。
全体的に使い勝手も良くてチュートリアルビデオも用意されてるのでとっつきやすさもあります。
ただ、日本語版がないので英語が苦手な方にはちょっと敷居は高いかも。
価格も無料版からありますし、1000円以下で4K書き出しにも対応できるので、今まで動画編集ソフトを使ってきたことがない人には最初の一本としてまず使ってみることをおすすめします。
一度試してみたいなーと思った方はまずはFXhome無料版からどうぞ。
→ FXhome ダウンロードはこちら