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動画用のBGMや効果音&環境音、映像素材を探してるなら著作権の自由度が凄すぎるArtlistとArtgridがおすすめ
今回の記事は以下のような方向けに書いてます。
- そろそろ自分もYouTubeをはじめたい、動画を作ってみたい
- YouTubeを始めてみたけど無料のフリー素材のクオリティが低くて使う気にならない、使ってたけど飽きてきた
- 他の人とは違う音楽や効果音を使いたい!
- 動画制作に慣れてきたので、そろそろクオリティをワンランク上げたい
- クライアントワーク(広告映像など)として使えるハイクオリティの音楽・効果音・映像素材を探している
- いろんな種類の効果音を効率よく探したい
最近では芸能人の方はもちろん、お子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで国民すべてがどんどんYouTubeに進出してきまして、素人からプロの映像制作者までたくさんの人が入り乱れた群雄割拠な状況になってきてます。まさにYouTube戦国時代ですね。
初めて動画を制作するときには、無料のフリー素材を探してBGM用の音楽とか効果音として使うことが多いと思いますが、みんな同じ素材を使ってるから同じような動画に感じてしまう。
曲も香りと同じで、いろんなイメージと連動して記憶されてるので、メインで使うテーマやBGMはできるだけ他では聞いたことがないもの、さらに欲を言えば、より質の高いものが望ましいです。
今回紹介する「Artlist」の曲や効果音をYouTubeで使うようになってから、
- 「BGMいいですね」
- 「素敵な曲ですね!曲名教えてください」
といったコメントをいただくことが増えました。
無料のフリー素材を使ってた頃には考えられなかったことです。(コメントの量が多いと検索結果の上位に表示される可能性が高くなるとかならないとか…)差別化が出来てきたのかなと思ってます。
動画の質も良くなってるのか、再生回数もかなり増えるようになりました。
というわけで、今回は僕も使ってるロイヤリティフリーの音楽素材・効果音・映像素材をダウンロードできる『Artlist』と『Artgrid』をご紹介します。
2022年7月にプランと料金体系が大きく変わったので、料金プランの違いも詳しくまとめてます。
記事の下の方に、契約期間を2ヶ月間延長してお得に利用する方法も紹介してますので、ぜひ最後までご覧ください。
ArtlistとArtgridは著作権の自由度がすごい
写真、音楽、効果音などの著作物を、「著作権フリー」という形で無料・有料で配布・販売してるWebサイトはたくさんあります。
今回紹介するArtlistとArtgridは、著作権フリーではなくロイヤリティフリーの有料ダウンロードサブスクリプション(サブスク)サービス。動画制作者やビデオ制作者に合理化された高品質の音楽著作権を提供するプラットフォームです。
著作権フリーとロイヤリティフリーの違いは、著作権フリーは著作権が放棄されたり消滅していることで、ロイヤリティーフリーは著作権は著作者または代理人に残したまま一定の範囲でそのサービスのルールに基づいて使用を許諾するものです。
最初に無料のフリー素材から有料の素材に切り替えるときに色々調べて、Artlistの著作権の自由度の高さに驚きました。
その一部がこちら(ページの内容は定期的に更新しておりますが、情報が古い場合がありますので最新の情報は公式サイトをご覧ください)。
- サブスクを解約しても契約中に音楽やSFXをダウンロードしてそれを使って制作した動画のライセンスは永久的に有効
- Creator ProとTeamプランでは解約後でもダウンロードしたデータを使って動画制作して公開できる(Social Creatorプランの場合は不可)
- 解約前までに制作して公開した動画については追加料金が請求されることはない
- 使えるプラットフォームが多い。YouTube、Facebook、Instagram、Twitch、Podcasts、TikTokなど
- 商用利用(クライアントワーク)でも追加料金一切なしで使える
他のサブスクリプションサービスでは、
- YouTubeはOKだけどインスタグラムやSNSはダメ
- YouTubeだと再生回数に応じて料金の変動がある
- テレビや商用利用だと別料金
という場合があるんですが、Artlistは…
- プランによっては購読が終わってもダウンロードした曲がまた使える
- 使えるプラットフォームが多い
- 再生回数や視聴回数によって料金が変動することはない
- 商用利用でも追加料金が発生しない
- クレジットの記載義務もない
- 1日最大40曲、SFXは100音までダウンロード可能
このように、実に著作権の自由度が高くて、料金設定もとてもシンプルです。1日のダウンロード数も40曲までなので、ほぼ無制限のようなもの。
なので、使ってて安心ですし、追加料金も気にする必要がないし、いろんな制作物に使えるのでプライベートはもちろん仕事でもハイクオリティな素材をガンガン使うことが可能です。
その他の著作権に関することは、Artlistの「サポート/よくある質問」にまとめてあるので、契約前に一度目を通しておくことをおすすめします。
ちなみに、ArtlistもArtgridもURLが「https://artlist.io/」だと英語表記ですが、URLの最後に「jp」を追加して「https://artlist.io/jp/」にすると日本語表記になるので英語が苦手な方は最後に「jp」を追加してみてください。
Artlistの料金プラン
2022年7月に料金プランが大きく変わりました。
これまであった「Personal」プランは「Social Creator」プランに。「Unlimited」プランは「Creator Pro」プランになりました。
料金プラン | 価格と内容 |
---|---|
Social Creator 個人向け (旧 Personal) |
あらゆるタイプのコンテンツクリエイター向け 年払い119.88ドル/年 月払いだと14.99ドル/月 |
Creator Pro 個人向け (旧 Unlimited) |
個人からクライアントワークまで幅広く 年払い199ドル/年…音楽のみ 年払い299ドル/年…音楽とSFX 年払い149ドル/年…SFXのみ |
Team 複数人向け |
プロダクションチーム向け 年払い338ドル/年から |
Enterprise 大企業向け |
大企業や放送局向け 料金は個別相談 |
「Social Creator」と「Creator Pro」の違い(Social Creatorで出来ないこと)は…
- ● Social Creatorで出来ないこと
-
- 動画広告・プロモーションムービー・企業のWebサイトなどでは使えない
- 複数のYouTubeチャンネルでは使えない
- クライアントワークでは使えない
- 解約したらそれまでにダウンロードしているデータは使えなくなる
ソーシャルプラットフォームがYouTube・Facebook・Instagram・Twitch・Podcast・TikTokでしか使わない場合はSocial Creatorがおすすめ。解約後はそれまでにダウンロードしたデータは使えなくなりますが、また使いたい場合は月額契約して使えば良いだけなので月額を抑えたいならSocial Creatorが良いですね。
これから出てくるソーシャルプラットフォームやクライアントワーク、解約後もダウンロードしたデータを使いたいならCreator Pro一択です。
あとは制作会社など複数人で使う場合はTeam、大企業や放送局で使う場合はEnterpriseというプラン体系になってます。
ArtlistとSFXの使い方
Artlistの使い方は、好きな曲を探してダウンロードするだけ。
探すときは、「ムード」「ビデオテーマ」「ジャーナル(曲んジャンル)」「楽器」から大まかに選んだあと、「ボーカルの有無」「テンポ」や「曲の長さ」で絞り込むことが可能です。
曲全体の波形も表示されてるので、平坦な曲なのか、後半盛り上がる曲なのか、ひと目でパッと分かるのも良いですね。
自分のライブラリーには、「ダウンロード履歴」「コレクション」「お気に入りのアーティスト」「気に入ったアルバム」「気に入った曲」を保存できるので、お気に入りをすぐに見つけることもできます。
ダウンロードファイルはMP3やWAVなど。使用する用途に応じて選べます。
SFX(効果音)の画面がこちら。
効果音って、自分がイメージするものが見つけにくいことが多いんですが、ArtlistのSFX(効果音)では、Footsteps、Whooshes、Weather、技術、City、Transportation、などなどジャンルが細かく分かれてるので、かなり見つけやすいです。
例えば、場面転換などによく使う「Whooshes」も、短いものや長いものなどさらに細かく分類されてるので絞り込むのも簡単です。
ダンロードファイルはAACやWAVなど。こちらも使用する用途に応じて選べます。
Artlistの契約方法と支払い方法
Artlistの契約方法は、上記4つのプランから選択して申し込みます。
Social Creatorプランの場合は、「年払い119.88ドル/年」か「月払い14.99ドル/月」の2つの支払い方法から選べます。
Creator Proプランの場合は、支払い方法は年払いのみで、契約する内容を「音楽のみ(199ドル)」「SFXのみ(149ドル)」「音楽とSFX(299ドル)」の3つから選びます。
TeamプランとEnterpriseも年払いのみです。
支払いはクレジットカードとPayPalが利用可能です。
Artgridの使い方 映像素材はプロ向け
Artgridの使い方も、ArtlistやSFXとほとんど同じです。
「ビデオテーマ」「Shot Type」「People」で絞り込んで探すことができます。
Artgridでは、映像制作者など優れた技術を持つ人が撮影したクオリティの高い動画をダウンロードすることができます。REDと呼ばれる何百万円もするような機材で撮影されたものもあります。
かなり質が高いので、ある程度撮影に自信がある人以外には向いてません。
下手に使っちゃうと、自分で撮影した動画との差が激しくて逆に違和感のある映像になってしまいます。商用やクライアントワークで動画制作してる人にぴったりのサービスですね。
あと、ハイクオリティの動画を見て勉強したい人にも最適。
フォーマットも豊富です。4KやフルHDだけでなくRAWデータもダウンロード可能です。
Artgridの契約方法と支払い方法
Artgridの契約方法もダウンロードできるデータによって、「Junior」「Creator」「Pro」の3つのプランがあります。
月額換算で書かれてますが、契約はどれも年間契約です。
- 「jinior」はHDとH264とカラグレされた3パターンでダウンロード可能。料金は239.9ドル。
- 「creator」なら4K8KとProRes/DNxHRとカラグレでもダウンロードできるようになって、料金は359.9ドル。
- 「Pro」になるとRAWやLogファイルでもダウンロードできるので自分でカラーグレーディングができます。料金は599ドル。
支払いはクレジットカードとPayPalが利用可能です。
Artlistに比べて価格が高いので、商用やクライアントワーク向けですね。
最近はいろんなところに撮影に行けないような状況なので、様々な高品質な素材をインサートとして使いたい方には重宝するサービスです。
ArtlistとArtgridをお得に利用する方法
ArtlistとArtgridには紹介プログラムが用意されてます。
これを利用することで、通常1年間(12ヶ月)のところ、2ヶ月追加して14ヶ月契約することが可能です。
僕は2019年9月3日(プラン変更前)に申し込みをしたんですが、紹介プログラムから申し込んだので本来は9月までですが期間が2020年11月3日まで2ヶ月延長されて14ヶ月にできました。
ArtlistとArtgridを使ってみたいと思った方は、こちらのリンクからお申し込みすると2ヶ月延長して14ヶ月で利用できます。
Artlistはこちらから。
→ Artlist 契約期間2ヶ月追加申し込みはこちら
Artgridはこちらからどうぞ。
→ Artgrid 契約期間2ヶ月追加申し込みはこちら
他の動画・音楽素材サイトについても知りたい方はこちらの記事も合わせてどうぞ。
YouTube用の動画で使えるおすすめ音楽素材5サイト 効果音素材4サイトまとめ Artlistは2ヶ月延長可能!