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アルミケースの反響音は消せる
169ドルで買えるコスパ抜群の75%メカニカルキーボード『Keychron Q1』。
Keychron Q1 みんなに激しくオススメしたい低価格の本格カスタムキーボード!
家に届いてから毎日快適に使ってまして、非常に大満足なんですが、1点だけ不満だったのがタイピング時の金属音。
Q1はアルミケース&ガスケットマウントなので、トップケースがキーボードの上にも覆い被さるようなデザインになってます。
アルミケース内側の底にひとつ、PCBボードとプレートの間にもひとつ、それぞれフォーム(スポンジ)が入っているので打鍵音にも配慮されてはいるものの、打鍵時の反響音がどうしても気になってました。
というわけで、Keychron Q1をより完璧なキーボードにカスタムするために、3つのことをやってみました。
ケースの間に1mmのテープ
まずは、底面のネジを六角レンチを使って外します。
今回、打鍵音を改善させるためにいろんなパターンを試したんですが、何度もボトムケースのネジを取り外しする場合は電動ドライバーは必須です。
付属の六角レンチでもできますが、時間がかなりかかるし手も疲れます。
Wowstick 1F+という精密ドライバーを使ってます。メカニカルキーボードをカスタムする時って、意外とネジが多いのでかなり役立ってます。
ボトムケースのトップケースと合わさる部分に1mmの両面テープを8箇所貼り付けました。
両面テープは家に余ってた3M コマンド フックに付属してたテープを流用しました。
海外のYouTuberさんのカスタムではマスキングテープなどを使ってる方もいるので、1mmほどの厚さがあれば効果は十分でしょう。
制振シート
次に、車のデッドニングで使われる制振シートを使いました。
『Powerworks 車の防音マット 制振シート 防音フォームパネル ロードノイズの低減 仕様800mm×460mm×2mm 2枚入れ 汎用(販売終了)』です。Amazonで約3千円ほどで購入しました。
追記:2mmだとガスケットマウント特有の柔軟性(キーボード押下時にガスケットが衝撃吸収してくれる機能)が失われるので、0.3mmの制振シートがおすすめ。
Keychron Q1 Mod#2 反響音を消しガスケットの柔軟性も復活させる方法
追記ここまでーーーーー
自動車走行中に発生するロードノイズを解消する消音マット。素材はアルミ箔とブチルゴムで、より静かで快適な走行環境を作り上げるのに使われてます。評判もなかなか。
サイズがちょっと大きいですが、ハサミで簡単にカットできました。
剥離シートは剥がさずにボトムケースの大きさに合わせてカット。付属のフォームと入れ替えました。
制振シートの効果は歴然。制振シートを敷いた状態でボトムケースを叩いても、ほとんど反響音がしないんです!
この振動を抑える力は本物でした。詳しく知りたい方は最後に載せてる動画レビューをどうぞ。
Tape Mod
最後は、海外のYouTubeではカスタムキーボードの音を変えるためによく行われている「Tape Mod(テープモッド)」もやってみました。
マスキングテープをPCBボードの背面に2〜3層貼り付けます。
右上にUSBのリボンケーブルコネクターがあるので間違えて抜いたり破損させないように、そこだけ注意して貼り付けました。
海外のYouTubeでは、このTape Modと一緒に綿を敷き詰める方法が紹介されてましたが、実際に試してみたところ反響音が逆に大きくなったので、僕はTape Modだけやっておきました。
Keychron Q1 反響音を消した動画レビュー
今回、上記1〜3の方法をそれぞれ個別で試してアルミケースの金属音(反響音)がどうなるか試してみましたが、1つで完全に反響音を消し去ることはできませんでした。
一番効果があったのは制振シートでですね。制振シートだけでもかなり反響音はなくなりますが、個人的には両面テープもTape Modもやった方が反響音がなくなっただけでなく打鍵感がすごく気持ち良くなりました。
打鍵音のビフォーアフターはこちらの動画をどうぞ。
▼ Keychron Q1 カスタム!タイピング時の反響音(金属音)を消すために使ったのはこれ
追記:2021/11/8
2mmの制振シートを使えば反響音は完璧に消せます。
ただし、ガスケットマウントの柔軟性が失われるので、最適解は0.3mmの制振シートを使うことでした。
Keychron Q1 Mod#2 反響音を消しガスケットの柔軟性も復活させる方法