これで4千円?軽くてハイコスパな完全ワイヤレスイヤホン『SoundLiberty 97』レビュー

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軽くてそこそこ聴けるハイコスパなBluetoothイヤホン『SoundLiberty 97』レビュー
とにかく安くて軽くて音と装着感が良いBluetoothイヤホン
普段は、有線のヘッドホンやイヤホンばかり使ってます。
Bluetoothイヤホンは、Powerbeats3AirPods2を持ってますが、最近はあまり使わなくなってました。
というのも、2020年の7月に音質と装着感が最高のヘッドホン『FOSTEX TH610』に出会ってしまったから。それからはTH610をメインで使いつつ、同時期に色々買った高級イヤホンのSE846やAKG K812などを交互に使うようにしてました。
ただ最近、ケーブルが邪魔だなーと感じることが多くなってきてました。
そんな時に、メーカーの方からハイコストパフォーマンスで人気の高い完全ワイヤレスイヤホンSoundLibertyシリーズの新製品『SoundLiberty97(追記:販売終了)』を提供していただきました。
約4千円で買えるイヤホンということで、正直、期待してなかったんですが、4千円とは思えないほど音が良かったりと予想外にいくつか良い点があったので、気になった点も含め忖度なしでレビューしてみました。

SoundLiberty 97の特徴は?

SoundLibertyを販売している”TaoTronics”といえば、ハイコストパフォーマンスの家電を多数世に送り出しているメーカーとして有名ですね。
イヤホンで言うと、1万円を切る価格でノイズキャンセリング機能を体験できる『SoundLiberty 94』、インナーイヤー型のAirPodsの対抗馬として評判の良い『SoundLiberty 88』など、Amazonのレビューが1000を超えるアイテムがゴロゴロしてて驚きました。
1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンってかなり熱い市場なんですね。初めて知りました。
SoundLiberty 97 パッケージ
これが2020年11月から発売開始された『SoundLiberty97』のパッケージ。ハイコスパだけあって、11月22日のAmazonでの販売価格は3,980円です。安い!
Soundliberty97 パッケージを開封
パッケージを開けると、スポンジで守られたケースと付属品が出てきました。
Soundliberty97 パッケージ一覧
パッケージ一覧。説明書類、交換用のイヤーピース、本体、充電用のUSB-A to USB-Cケーブル。
主な特徴はこちら。

  • BluetoothコーディックAPT-Xに対応
  • 6mmドライバーによるHi-Fiダイナミックサウンドでより豊かで重厚な音楽体験を提供
  • 1回のフル充電でイヤホン単体最大9時間の長時間再生
  • ケース込みで最大36時間の再生にも対応し、10分間の急速充電で2時間の連続再生も可能
  • 防水規格の最高レベルであるIPX8に対応
  • 水や汗、土砂降りの雨からもイヤホンを保護し、ジムやアウトドアスポーツなどに最適なモデル
  • カナル型イヤホンでしっかりとしたフィット感
  • 通常のイヤホンより3倍クリアな音声通話
  • 駆動方式:ダイナミック型
  • イヤホンバッテリー:50mAh
  • 充電ケースバッテリー:350mAh
  • 充電時間:1〜2時間
  • 防水:IPX8
  • イヤホンの重さ(片方):4.2g
  • ケース含む総重量:約34g

ケースと付属のイヤーピース
ケースと付属のイヤーピース。イヤーピースはシリコンタイプ。小・中・大の3つの大きさが付属します。(最初に中のイヤーピースが装着されてるので、合わせて中は2つ)
Soundliberty97 ケースを開けた写真
蓋を開けるとイヤホンが2つ出てきました。
Soundliberty97 蓋を開けるとペアリングモードになる
蓋を開けるとペアリングモードになるので、接続したいスマホやパソコンでBluetoothで繋げます。
Soundliberty97 充電用の端子はUSB-C
充電用の端子はUSB-Cです。
Soundliberty97 背面にリセットボタン
背面にリセットボタン。接続を切断したりペアリング履歴の消去時に使用します。
Soundliberty97 イヤホン本体
イヤホン本体。片方4.2gなのですごく軽いです。
このロゴがある面をタッチして操作すると、音量を変更したり曲を進めたり戻ったり、通話やSiriなどの音声操作にも対応してます。
本体にある2つの穴をケースの突起に合わせて入れる
本体にある2つの小さな穴。ここをケース内にある突起に合わせて装着すると充電されます。

SoundLiberty 97 実際に使ってみた感想

SoundLiberty 97 実際に使ってみた感想
期待してなかったけど、全体的にかなり良い感じ。
正直、価格4千円でこれだけ聴けるなら大満足です。ハイコスパ最強。
曲は、Amazon Music HDで視聴。

● 良かった点
  • とにかく軽いです。装着感もすごく自然で違和感なし。軽すぎて長いことつけてたら存在感がなくなってる。
  • ちょっとだけ低音強め。極端なドンシャリ系でもなく、全域ともバランスが良い。
  • 軽くて装着感が優れてるので、自然と手が伸びる。
  • Bluetoothの接続も速い。遅延もほとんど感じない。ケースから取り出したらペアリングしてる機器とすぐ繋がる。
  • Bluetoothでケーブルレス。気負わずに使える手軽さが良い
● 気になった点
  • イヤホン本体が持ちにくい。ケース装着・収納時に何度かポロっと落とした
  • 装着時に操作面を長押ししてしまってSiriが起動する。側面をもって装着するとOK
  • タップ操作の感度がちょっと弱い。再生/一時停止がなかなかうまくいかない。操作にはちょっとだけ慣れが必要
  • 定位感や解像感は低い(SHURE846やGRADOのヘッドホンとか価格高めのものと比較するとはっきり分かるけど、単体で聴いてたらそこまで気にはならない)
● 総評
  • 4千円でここまで音質が良ければ文句なし!
  • 低音が強めなポップやR&B、EDMだとかなり楽しめる。
  • 軽くて装着感がとても優れてる。操作系もなかなかしっかりしてる。
  • イヤーピースがシリコンタイプなので装着、脱着も簡単。サッと付けてサッと聴ける。
  • ガッツリ音楽を楽しむなら解像感や定位感の優れた高めのヘッドホンがおすすめですが、何かをしながら音楽を楽しむにはぴったりじゃないかなと。

Bluetoothイヤホン自体、そこまで注目してこなかったので、とにかく軽くてケーブルレスで気軽に使える感じが新鮮で良かったですね。
音も4千円のイヤホンとは思えないほど良いです。さすがに数万円のものと比べると音のクリアさとか解像感とか音場は比べようがないですが、低価格の完全ワイヤレスイヤホンとしてはかなり作り込まれてて好感が持てます。
ガッツリ集中して音楽を楽しむ時には有線のヘッドホン、気軽にながら聴きに使うならBluetoothの完全イヤホンと、使い分けするのが良さそう。

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