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都道府県によっては納税証明書は送付されないので注意が必要
こんにちは、二級ファイナンシャル・プランニング技能士のタカノです。
今回は久しぶりに税金関係のお話。車を所有していると毎年5月に「自動車税」の納付書が送られてきます。軽自動車の場合は市区町村が、乗用車の場合は都道府県がそれぞれ課税するので、所有している車によって送付されてくる封筒は違います。
うちのは乗用車なので、熊本県から上記画像の封筒が届きました。
中身を開けてみるといろんな書類が入ってましたが、そのなかで目についたのが、この『クレジットカードを使った納税方法の説明書』です。
納税通知書とクレジットカードがあればOK
昨年まではスルーしてましたが、今回はわざわざコンビニや金融機関に行くのも面倒だったのと、クレジットカードで出来るなら試しにやってみるかと、初めてインターネットで自動車税の支払いをやってみました。
送付された納税通知書に記載されている「納付番号」と「確認番号」、あとはクレジットカードがあれば誰でもインターネットで支払いができます。
そのほか必要なものは、支払いを行うホームページが「Yahoo!公金支払い」なので、事前にYahoo!IDを取得して、Yahoo!ウォレットにクレジットカードを登録しておく必要があります。
→ Yahoo!公金支払いのサイトはこちら
領収書と納税証明書は発行されない
熊本県の場合、領収書と納税証明書は発行されません。
領収書については、クレジットカードの請求明細書、もしくは自分で出金伝票をつけておけば、確定申告でも特に困ることはありません。
一方、納税証明書については、熊本県の場合、平成30年度分などは後日郵送されてましたが、平成31年度の課税分は郵送されなくなりました。(都道府県によって対応は異なります。また、各年度によって変わることもあります。納付前に確認しておくと安心です。)
納税証明書が欲しい場合は、カード利用日から2週間ほど経過すれば、県の窓口で納税証明書の発行を受けることができます。
ただ、熊本県の場合、平成27年4月から車検を受ける運輸支局等の窓口で自動車税の納税確認を電子的に行うことが可能となったため、車検時に納税証明書の提示が省略できるようになってます。
なので、特に納税証明書が必要でなければ、積極的にインターネットを使ってクレジットカード払いすることをおすすめします。とても簡単なので。
クレジットカード払いは手数料がかかる
それでは、実際に僕が入力した画面を参考に、流れを簡単に説明していきます。
まずは、各都道府県の公金支払いサイトにアクセスします。
上記は、Yahoo!公金支払いの熊本県のサイトです。
Yahoo!公金を使って自動車税を支払う場合、納付金額によって決済手数料がかかります。
うちの車の場合は、納付額が51,700円だったのでその金額を「手数料・支払額シミュレーター」に入力してみると、手数料は「434円」でした。
僕が使ってるAmazon Mastercardクラシックの場合、Amazon以外の買い物で1%のポイントが貯まります。
51,700円の利用だと1%の「517円」がポイントで戻ってきます。これは決済手数料より高いので、クレジットカード払いにしてもお得になることが分かりました。
特に損することもなかったので、このまま手続きを進めます。
決済手数料が高いと感じるなら、金融機関やコンビニで支払うことをおすすめします。
注意事項をよく確認して手続きを進める
全体の流れは以下の通り。
- 手数料も含めた支払い金額と注意事項の確認
- 納付番号、確認番号の入力
- 支払い情報を入力
- 内容を確認
- 手続き完了
スムーズにいけば、5分もかかりません。
「1」の画面下には「STEP.03 各注意事項の確認」で、納税証明書の発行について・地方公共団体からの注意事項・クレジットカード納付をされる際の注意事項、がまとめられてます。
キチンんと内容を確認して先に進みます。
「2」の前にYahoo!IDでログインする必要があります。ID持ってない方は、事前に登録してYahoo!ウォレットにクレジットカードを登録しておくと早いです。
「2」納付番号と確認番号を入力します。手続き完了後の取り消しはできないので、何度も間違いがないか確認して「次へ」をクリック。
「3」支払い方法を選択します。その前に、「自動車税1」に先ほど入力した納付番号と確認番号が表示され、その番号に紐づいてる支払金額と決済手数料が表示されます。
支払い金額が、手元にある「自動車税納税通知書兼領収書」に書かれてた税額と同じかどうか確認します。
金額があっていれば、支払い方法の選択をします。
事前にYahoo!IDに登録しているクレジットカードが表示されてるので、支払い区分で、一括・リボ・分割のどれかを選びます。
メールアドレスも登録しておけば、詳細の情報が送られてくるので携帯のメールアドレスなど登録しておけばあとあと便利です。
「4」内容を確認して先に進めば…
「5」手続き完了です。このページを印刷しておくか、PDFなどに保存して保管しておくと安心です。
真ん中付近の「ご注意」に、「県からの納税証明書郵送日程(予定)」と書かれてますが、熊本県の場合は平成31年度分は送付されないことになってるのでお間違いのないように。
まとめ
初めて自動車税の納付をインターネットを使ってクレジットカード払いにしてみました。
事前にYahoo!IDは持っていて、なおかつYahoo!ウォレットにもクレジットカードを登録していたので、手続きはとてもスムーズに終わりました。
- 決済手数料がかかる
- 領収書が発行されない
- 納税証明書の発行に時間がかかる(2週間経過後に県の窓口で手続きすればもらえる)
といったデメリットはありますが、
- 自宅でできる
- クレジットカードのポイントがたまる
- 納税証明書の納付状況を電子的に確認できるようになったから、納税証明書をなくす心配がない
といったメリットもあります。
以前はコンビニで支払って納税証明書は車の中に保管してましたが、何度かどこにいったか分からなくなって焦ったこともあったので、納税証明書が発行されないのは嬉しいですね。
発行されないからなくす心配もない。もし発行してもらっても、電子的に納付されてることが運輸局で確認できるので、無くしても安心です。
まだ自動車税をクレジットカードで納付したことがないあなた。ぜひ参考にしてみてください。