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高さ1m、幅80cmのラダーシェルフが完成!
10年ほど使いづらいなぁと思いながら使い続けていた既成の棚を撤去して、壁一面の棚&作業台(スタンディングデスク)を作りました。
スタンディングデスクとしても使える自作シェルフが完成!壁一面の棚&作業台をDIY
天板のみタモ集成材を使ったので、全部をパイン集成材(SPF)で作るよりも見た目が格段に良くなりました!もう大満足の仕上がりです。
ただ、プリンターとかちょっとしたものが収まりきらずに溢れてたので、棚を自作することにしました。
アイアンシェルフとかちょっと奥行きの狭い棚にしようかとも考えましたが、せっかく部屋が広くなったので、上から下に階段状になっているラダーシェルフに決めました。
上から下まで同じ奥行きの棚を作るとどうしても圧迫感があって部屋が狭く感じるので、はしごのように壁に立てかけるだけのラダーシェルフの雰囲気がいいなぁと。
ビフォー:ラダーシェルフ製作前の部屋写真
こちらがラダーシェルフ自作前の写真。
プリンターやらまだレビューしてないダンボールや小物類が棚から溢れてます。
これらのものを収納するのはもちろん、カメラのバッテリーやエネループ、モバイルバッテリーの充電を一箇所にまとめる充電スペースも作ります。
充電スペースということは電源が必要なので、背面に固定穴のない電源タップを固定して、コンセントからの白い配線もシュアテープで隠します。
ラダーシェルフを作る前の下準備
ラダーシェルフって、支柱が斜めになってるのでカットとか面倒くさそうだなぁと思ってましたが、そんなことせずとも便利なパーツが売ってあります。
今回購入したのは『アイワ金属 2×4材で作れる立て掛けシェルフ 3段分パーツセット ブラック 1組入 AP-3007B』。カラーはブラックのほか、ホワイトやブルーグリーンもあります。
ラダーシェルフは2×4の支柱2本と棚板で構成されてますが、まっすぐカットされた支柱に差し込むだけで斜めになるパーツと、棚板3段分の取り付けパーツがセットになったもの。
取り付けパーツが決まったら、あとはラダーシェルフの高さと棚板の幅と奥行きを決めます。
その際に役立ったのが「LADDER SHELF LAYOUT SHEET(ラダーシェルフレイアウトシート)」。今回購入したパーツとは別メーカーの「LADDER BRACKET」という製品用の紙です。
LADDER SHELF LAYOUT SHEET(ラダーシェルフレイアウトシート)。
2×4材の高さを記入して、それに応じて各棚の高さや奥行きを簡単に測定できるシートです。
10分の1スケールになってるので、用意する棚板の奥行きを簡単にイメージできます。
僕はこちらからダウンロードしてプリントアウトして使いました。
これがないとイメージがつかめなかったので多分失敗してたはず…。ラダーシェルフ初心者には必須の重要なアイテムです。
塗料以外の予算は約4,000円でした
ラダーシェルフ作りで用意したのが以下の4点。
- 2×4材を2本
- 奥行きの違う棚板が3枚
- ラダーシェルフ用パーツセット
- 塗装用のブライワックス
2×4と棚板の木材は近所のホームセンターで購入して合計で約2,300円ほど。
ラダーシェルフ用のパーツセットが約1,700円。
塗装を除くと約4,000円で揃いました。
塗装に関してはブライワックスで仕上げましたが、これは部屋のインテリアや雰囲気に応じてお好みでどうぞ。
ラダーシェルフの作り方
まずは木材を好きな色で塗装します。僕はブライワックスのジャコビアンを使いました。
ラブリコを使って棚をいくつも自作したときに購入したんですが、まだまだ半分ほど残ってるし、色味もこれで統一してるので今回もこれでいきます。
ブライワックスのジャコビアンを薄く塗装しておきました。もっと濃くしたい場合は、数回上塗りしてください。
半日ほど放置して乾かしました。
ラダーシェルのパーツセット、内包物一覧。
2×4の上部パーツ2個、2×4の下部パーツ2個、左右の棚受けパーツが合計6個。詳しい説明書も付属してます。
まずは2×4の床に設置する部分に下部パーツをかぶせます。下部パーツの内側には、2×4を斜めにカットしなくても自然と15度の角度がつくように底が斜めになってます。しっかり奥まで差し込みます。
床面との接地面には滑り止め&保護シートが貼ってあります。
上部パーツを2×4の上からかぶせます。壁との接触面にはここにも滑り止め&保護シートが貼ってあります。
この滑り止めのおかげでガッチリ固定できます。
まずは片方に棚受けパーツを取り付けてます。高さはラダーシェルフレイアウトシートで事前に決めてる高さでそれぞれネジ止めします。
片方を取り付け終わったら、同じ高さにもう一方の棚受けパーツを取り付けます。
ネジ止めの際はインパクトドライバーがあると便利です。
あとは棚板を取り付けます。
棚板を取り付ける際は、棚と棚の間が狭いとインパクトドライバーが入らないので注意してください。
インパクトドライバーが入らない場合は、棚板を1枚ずつ端から取り付けてください。
棚板取り付け完了!これで完成です。
ラダーシェルフが完成しました!安全荷重は、棚板1枚あたり10kg、棚全体で25kgです。これぐらい耐えられるなら問題なしですね。
ちなみに、この安全荷重には木材のサイズ制限がありまして、
- 2×4は長さ1600mm以内
- 棚板は板厚15mm以上/横幅1000mm以内/奥行350mm以内
です。
ラダーシェルフレイアウトシートのおかげで、きれいな階段状に仕上がりました!(棚板が水平ではないですが、ラダーシェルフの床との接地面を壁から離して調整すれば水平になります)
ラダーシェルフを部屋に置いてみました。
上から下に階段状になっているので、圧迫感が全くありません!狭い部屋なので、あまり圧迫感を出したくなかったのでラダーシェルにして良かったです。
ただ、右から伸びてる白い電源タップにすごい違和感が…
ラダーシェルフに電源タップを固定!充電スペースを作る!
これまで、カメラのバッテリーやエネループ、モバイルバッテリーなどを充電するときは、部屋の外にあるコンセントを使ったり机の上のコンセントを使ったりと、バラバラの場所で充電してました。
せっかく便利な棚ができたので、この機会に充電スペースを新たに設置することにしました。
そのためにこのラダーシェルフまで電源(OA)タップで新たにコンセントを持って来る必要があります。
机の下から伸びた白い電源タップ。床の色が濃いブラウンなので白いケーブルがかなり目立ちます。
そこで用意したのが黒いシュアー(パーマセル)テープ。
手で簡単に切れてしっかりした接着力にもかかわらず簡単に剥がせてノリも残らない、用途が広い超便利なテープです。
これで白いテープを養生します。
ほとんど白ケーブルが目立たなくなりました。また、ケーブルの位置も固定できたので椅子で踏むこともありません。安全面も向上しました。
電源タップは背面に穴がなく、壁などに固定フックで取り付けできないタイプ。
というわけで、ネジで固定することにしました。
固定したい位置に、マジックで印をつけます。
電源タップの厚みを考えて、ちょっと長めの木ネジを用意しました。
木ネジをラダーシェルフの支柱に打ち込みます。
何度か場所を調整するために不要な穴が空きました。これが作り置きの壁や柱なら躊躇しますが、DIYで作った棚なので傷がついても全く気になりません。これがDIYのいい面でもありますね。
電源タップを上から差し込みます。
ガッチリと電源タップが仮固定できました。完全に固定してないので、外すときも簡単です。
ちょっと斜めに取り付けたのは、上の差し込み口を生かすため。こうやって周囲にスペースがあるので差し込みプラグが大きいものでも使えるようになります。
早速、新規の充電スペースを運営してますが、一箇所でまとめて充電できるのでものすごくラクになりました!これやって良かった!!
動画レビュー
YouTubeにもレビュー動画を公開してます。あわせてどうぞ。
まとめ
シンプソン金具を使った棚やアイアンシェルフも考えましたが、狭い部屋にちょっとした大きさの棚が欲しいならラダーシェルフでちょうど良かった。
簡単に組み立てできるので、女性の方にもオススメです。
自宅部屋のDIYが一通り終わったので、今度まとめて紹介する記事でも書こうかなと思ってます。