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1日のうち、最も長い時間を過ごす自宅のデスクスペース。
机の上にはiMac27インチ。その上には備え付けの本棚、iMacの隣には筆記用具やちょっとした本、充電スペースがありました。
これでもう10年以上過ごしてきて完璧だと思ってたんですが、自宅で仕事するようになってから「iMacの上や右側のスペースがもったいないなぁ」と思うようになりました。
これまで使ってた机の上はこんな感じ。
iMacの周囲をもっと有効活用したい!
この画像の赤枠部分。iMacの上には35cm、右側には60cmの余白がありました。
上にある備え付けの本棚は、起ち上がらないと届かない。
机の上の右側にちょっとスペースはあるものの、iPadを立てたり本を数冊おくと充電ケーブルもあるのでごちゃごちゃしてしまう。
この不満が徐々に大きくなってきたので、思い切って自分で棚を作ることにしました。
DIY 棚を作るのに用意したもの
どういう棚にしようかと色々と調べて、今回はツーバイ材の棚柱を机の上から備え付けの本棚の下まで3本立てて、そこに棚板を設置する方法に決めました。
今回の方法だと、床・壁・天井に穴を開ける必要もないので賃貸住宅でも安心して施工できます。
というわけで、購入したものがこちら。
- 棚柱 ツーバイ材 755mm×3本
- 棚板1 パイン集成材 厚み18mm幅200mm長さ1365mm
- 棚板2 パイン集成材 厚み18mm幅200mm長さ530mm
- 棚受け ヴィンテージ調 アイアンブラケット 2個セット×3つ
- LABRICO DIY収納パーツ 2×4アジャスター ブロンズ 3つ
- ZENKE 電動ドライバーセット(追記:販売終了→同価格帯のアイリスオーヤマの代替商品はこちら)
- 水平器 シンワ測定 ブルーレベル マグネット無し 300mm
ツーバイ材の棚柱3本と棚板2枚。
木材と棚受けは「IPC DIYLab」のネット通販で購入しました。木材を購入すれば直線カットなら何度でも無料でやってくれます。
塗装については、木製パームレストの時に苦労したので今回は塗装されてるものを購入することにしました。
オイルステインとニスでSPF材を塗装した結果。難しすぎー。初心者には手を出さない方がいいレベル。
今回の塗装はBRIWAX(ブライワックス)のジャコビアンです。
BRIWAXは水や熱に弱いので、ダイニングテーブルなど水があるところで使う場合はニスなどの上塗りが必要です。
今回は、棚用なので特に水や熱に気を使う必要なし。そのまま使います。
ヴィンテージ調アイアンブラケットの棚受け。D118 X H118 X W35ミリ。
耐荷重は2個使用で約10kgまで。
ジャコビアンの塗装と相性のいい色合いと質感です。
ラブリコの2×4アジャスター。
ツーバイフォーの木材を釘やネジを使うことなく壁にがっしりと固定することができます。
ラブリコ上キャップの中身。
床面と接するラブリコ下キャップの滑り止め。天井と接する天キャップにも同じ素材の滑り止めがついてます。
電動ドライバーは必須です。これがないと作業ができません。
本格的な電動ドライバーにも惹かれましたが、まずはこのAmazonでも人気だった約3,000円のものを購入。
実際に使ってみましたが、パワーはもの足りないものの、ちょっと作業するには十分のスペックです。
iMacにぴったりの棚が完成!DIY最高!
これらを使って棚を組み上げていきます。
棚柱にラブリコをつけます。
下にもラブリコをつけます。
設置も簡単でした。棚板の位置を考えて位置を調整したら、取り付ける場所で調節ねじを上から見て時計回りにまわして締めていくだけです。
水平器を使って歪みを調整します。
今回300mmの長さの水平器を買ったんですが、これがかなり便利でした。
ちょっと大きいかなと思いましたが、作業する時にはちょうどいい大きさ。
横、縦、斜め45度で水平を測れるのでこれ一つ持っておけば安心です。
棚板に棚受けをつけます。
ネジで締めたときに木材が割れないように、まずは電動ドリルで浅くネジ穴を開けて作業しました。
棚板の設置完了!所要時間はおよそ3時間ほど。こんな大掛かりなDIYは初めてだったので結構時間がかかりました。
一人で作業したので、棚板を設置するのにちょっと手こずりました。
見た目は好きですね。備え付けの建具との色味もバッチリ。ラブリコのブロンズ色がいい役目を果たしてますね。
iMacなどを机の上に戻してみました。おー!いい感じ!!大満足!!!
ちなみにこちらが棚を作る前の机の上。
こうやってみると、ずいぶんスッキリしてましたね。スッキリしてていんですが、今思うとのっぺりとした感じ。
椅子に座った時の目線はこんな感じ。
iMacの上の隙間は約4cmほど。
今後iMacを買い換えるときも、ディスプレイサイズは27インチにする予定なのでこれくらいの隙間で問題なしです。
我ながら棚の位置が絶妙。起ち上がらずに棚に置いたものにアクセスできるのがすごくいいです。
iMacのディスプレイの右側にiPadも設置可能。
普段は机の上に置いたiPadにGoogle Analyticsでリアルタイムのログを表示させてます。
iMacのすぐ右に置けるので、視線の移動が大幅に軽減されすごく見やすくなりました。
一連の動画もアップしてますのでよかったらどうぞ。
▼ 【お手軽DIY】机に置いたiMacの上部と右側に棚を自作してみた(ラブリコ、ブライワックス使用)
まとめ
こんな本格的なDIYは初めてでしたが、実際にやってみると楽しいもんですね。
ずーっと棚が欲しかったiMacの周りに、見た目も使い勝手もいい棚を自作できました。予想以上にうまくできたので、DIYにハマりそうです。
今回かかった費用は木材の送料や工具類も含めて約1万5千円ほど。
オリジナルの棚をプロに作ってもらったら数万円かかるので、費用もかなり抑えることができました。
作った後は前以上に部屋にこもることが多くなりました。自分で作るっていいですね。愛着も湧くし、もし壊れたとしてもすぐに自分で修理ができます。
今度は娘の机の上に棚を作ってあげようかな♪