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洗面台の直管型蛍光灯。
パルックボールみたいなすぐつくタイプの蛍光灯じゃなく、よくある昔ながらの直管型蛍光灯で「パチパチッ…パチリ」と点くやつですね。
それがちょっと前から急に点きが悪くなりまして、10秒以上待たないとつかない時もしばしば。
蛍光灯が切れかかってるのかなと思ってカバーを開けてみてみると、蛍光灯の隣にある点灯管(グロースターター・グローランプなどと呼ばれることもある)がこんな感じに真っ黒になってました。
真っ黒になった点灯管(グローランプ)
こんなに真っ黒になってました。これでもまだ使えます。10秒以上待たされますけどね…。
別の蛍光灯についてた点灯管(左)との比較。同じ時期ぐらいに設置したものなので、左も多少黒っぽくなってますがまだ普通(1秒程度で点灯)に使えます。使用頻度が倍以上違うと、こんなに差が出るんですね。
これを電子点灯管(左)に付け替えます。
電子点灯管 FE-1E 対応機種
今回購入した電子点灯管は、パナソニックの『FE1E2P(追記:紹介して時間が経過し価格が高くなってます→後継機のこちらが安く買えます「FE1EF22P」)』という型番の製品。E17口金で2個入りでした。
切れた点灯管をよく見ると「FG-1E」という型番が書かれてました。色々調べてみた結果、「FG」というのが普通の点灯管で「1E」が通常寿命で6000回の点灯回数。他に「FG-1EL」というのもありますが、これは1Eよりも約3倍の18000回の作動回数寿命です。
そして今回購入した「FE-1E」の「FE」は電子点灯管のことで、通常のものより約10倍、60000回の寿命です。Amazonでは2個入りの「FG-1EL」が300円ちょっとで販売されてました。一方の「FE-1E」は2個入りで約600円。今後も洗面台自体を変えることはないと思うのでこの蛍光灯とは長い付き合いになりそうなので、電子点灯管にしておきました。あと、上記の通り寿命や価格が違うだけでそれぞれ互換性があります。
FE-1Eのパッケージ裏に対応機種が書かれてました。
直管蛍光灯なら10/15/20/30形、丸型蛍光灯なら9/15/20/30形、ツイン蛍光灯なら9/13/18/27形、で使えます。
ちなみに、蛍光灯には点灯管のある「スターター形」、点灯管のないすぐつくタイプの「ラピッドスタート形」「インバーター形」の3種類があります。ラピッドスタート形は、より省エネのインバーター形が登場してから徐々になくなってきてます。
昔からの蛍光灯は点灯管が付いてる「スターター形」で、最近では「インバーター形」が主流になってきてます。あとは蛍光灯ではないですがLEDですね。これからはLEDだとは思うんですが、値段がまだ高い。もうちょとこなれてくれば家中の電球をLEDにするつもり。
電子点灯管に変えた結果
うちの洗面台。まずはこの上のカバーを外します。
20型の直管蛍光灯です。
蛍光灯を外して点灯管を電子点灯管に付け替えます。蛍光灯は90度回して外すタイプでした。あとは、点灯管を反時計回りに回して外し、電子点灯管を時計回りで取り付けるだけ。
ちょっとドキドキしながらスイッチオン。
するとこれまで「パチパチッ…パチリ」と点いてたのが、スイッチオンして「パッ」と点くようになりました!インバーター式の蛍光灯やLEDみたいに即時につくわけじゃないですが、通常の点灯管と比べてこのスピードは歴然でした。とても快適に使えてます。
蛍光灯が点灯している時の電子点灯管。通常の点灯管も別に発光してるわけじゃないですが、この電子点灯管も特に変化はなし。
まとめ
付け替えるまで、スイッチを押すたびに10秒以上待たされてたので、正直使いたくなくなってたんですが、この電子点灯管のおかげてスイッチを押すのが楽しみになりました。
数年後にはLEDに交換する予定ですが、直管蛍光灯でスターター形なので安定器を外したりちょっと面倒なんですよね。安定器を外さなくても点灯管を外すだけで使えるLEDもありますが、LEDには安定器は不要なので、そっちも外さないとちゃんとした省エネにはなりません。
まだしばらくの間、直管形蛍光灯のお世話になりそうです。