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Ion-Xガラスとは?
Apple WatchのステンレススチールやUltraなどの高価格帯モデルのディスプレイに使われているのがサファイアクリスタルのガラス。ダイヤモンドに次いで世界2位の強度を誇るサファイアを使用したガラスです。
一方、Apple Watchの価格が安いアルミニウムモデル(スポーツモデル)で使われているのがIon-Xガラス。
その違いは一体何?
ION-X?サファイア?見分け方
手持ちのApple Watchに使われているのがどっちなのか分からない場合は、裏ぶたをチェック。
これはApple Watch Series 5の中で最も安い40mmのアルミニウムケースです。その裏ぶたを確認すると、ちゃんと「ION-X GLASS」と書かれてました。
サファイアクリスタルの場合は「SAPPHIRE CRYSTAL」と書かれてます。
サファイアクリスタルガラスとは?
サファイアクリスタルガラスは、宝石としても知られているサファイアの一種で、傷がつきにくく、通常の使用では非常に耐久性があります。
Apple Watchの高級なモデル、例えばApple Watch Ultraや一部の高価格帯のモデルには、ディスプレイにサファイアクリスタルガラスが使用されています。
Apple Watch サファイアガラスのテスト
そのサファイアガラスの強度がどれぐらいのものなのか、いろんなものを擦り付けてみた動画が公開されてます。
サファイアガラスにいろんなものを擦り付けて傷つけようとしてます。
▼ Scratching the $1300 dollar Apple Watch – is it really ‘Sapphire’?
サファイアガラスの強度が非常に高いのはわかりますね。
サファイアガラスは、iPhoneの背面にあるカメラのレンズ部分に使われています。
気になるのはスポーツモデルのIon-Xガラス
スポーツモデルを予約した私としては、Ion-Xガラスの強度が気になるわけですが、今回のスポーツモデルの素材は、
ディスプレイ:Ion-Xガラス(アルミノケイ酸ガラス)
ボディ:酸化皮膜アルミニウム
です。
まず、酸化皮膜アルミニウムから説明しておきますと、軽量で丈夫、耐食性があり、錆びにくく、長寿命、という特徴があります。ただし、酸化皮膜アルミニウムは一般的な金属よりも柔らかいため、傷がつきやすいという欠点があります。これに対処するために、Appleは特定のモデルで強化ガラスやサファイアクリスタルガラスをディスプレイに採用しています。適切なケアを施すことで、低価格なアルミニウム製のApple Watchも長寿命で耐久性のある製品となります。
Ion-Xガラス(アルミノケイ酸ガラス)は、特に耐衝撃性に優れた強化ガラスの一種です。軽量でありながらも堅牢で、通常の使用においても十分な耐久性があります。
Apple Watch Sportなど、一部のモデルに使用され、一般的な日常の使用やフィットネス活動に適しています。
Ion-Xガラスのスクラッチテスト
Apple Watch スポーツモデルのIon-Xガラスのストレッチテスト動画がこちら。
▼ Apple Watch – 傷がつきますか?
こちらはサファイアガラスとは違い、結構簡単に傷がつきます。過信は禁物です。
時計って普通に使ってればそんなに傷がつくものでもない
スポーツモデルを予約して、酸化皮膜アルミニウムの時計って大丈夫かな?とか、サファイアガラス羨ましいとか思った方は、特に心配する必要はないと思います。
僕の場合、特にApple Watchにはカバーも付けずに使ってますが、個人的にはそんなに傷がつきやすいものとは感じていません。確かに細かな傷はついてますが、普通に使っていれば小さな小さな傷ぐらいは付きます。一方、アクティブに動いて使う場合はその分ぶつける可能性が高いわけで、傷をつけたくなければケースを装着すれば良いだけです。
要は使い方ってことに落ち着いてしまいますが、Apple Watch Sportを予約して、強度が気になった方は参考にしてみてください。