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FUJIFILMの人気ミラーレスカメラシリーズにニュースターが登場しました。2025年10月23日に正式発表された「FUJIFILM X-T30 III」とキットレンズ「XC13-33mm F3.5-6.3 OIS」は、コンパクトボディに最新技術を詰め込んだ注目のモデルです。XC13-33mmのレンズは、似たような焦点距離の「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」というのがありますが、それとは違ってズームがPZ(Power Zoom)仕様ではないのでマニュアルでズームを操作できます。PZは写真では使いにくかったので個人的にはこちらの仕様が好みです。
この記事では、スペック詳細、Xでの反応、カメラの位置付け、おすすめユーザーについてまとめます。FUJIFILMファンやミラーレスカメラ選びで悩んでいる方は必見です。
FUJIFILM X-T30 IIIのスペックと特徴
FUJIFILM X-T30 IIIは、前モデルX-T30 IIの後継機として登場。APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載し、軽量ボディを維持しつつ処理速度とAF性能を大幅アップデートしています。主なスペックは以下の通りです。防塵防滴は非搭載。
項目 | 詳細 |
---|---|
イメージセンサー | X-Trans CMOS 4(有効画素数約2,610万画素) |
画像処理エンジン | X-Processor 5(従来比約2倍の高速処理) |
ISO感度 | ISO 160~12,800(拡張:ISO 80~51,200) |
シャッタースピード | メカニカル:30秒~1/4,000秒、電子:30秒~1/32,000秒 |
動画記録 | 最大6.2K/30p 4:2:2 10bit、4K/60p、フルHD/240p対応 |
連写速度 | 最大30コマ/秒(電子シャッター、1.25倍クロップ) |
AF機能 | 顔/瞳検出、被写体検出(動物、鳥、車、バイク、自転車、飛行機、電車、昆虫、ドローン) |
EVF | 約236万ドット・0.39型有機EL |
背面モニター | 約162万ドット・3.0型タッチパネル |
バッテリー | NP-W126S(静止画約425枚、動画約45分) |
寸法・質量 | 118.4×82.8×46.8mm、約378g(バッテリー・カード含む) |
価格 | ボディ単体:約15万2,900円、レンズキット:約17万8,200円 |
発売日 | ボディ:2025年11月下旬、レンズキット:2025年12月 |
カラー | ブラック、シルバー、チャコールシルバー |
注目すべき特徴
- フィルムシミュレーションダイヤル:左肩に搭載され、20種類のフィルムシミュレーション(例: ASTIA/ソフト)を直感的に切り替え可能。オリジナル「FSレシピ」を3つ登録でき、フィルムカメラのような操作感を楽しめます。
- 動画機能の強化:6.2K/30p記録、美肌モード、9:16ショート動画モード、動画トラッキングAF、電子式ブレ補正を搭載。SNS向けの縦動画撮影が簡単。
- オートモードと内蔵フラッシュ:初心者向けにオートモード切替レバーとポップアップフラッシュを装備。暗所や逆光でも簡単に美しい写真が撮れます。
- キットレンズ XC13-33mm F3.5-6.3 OIS:広角13mmから標準33mmをカバーする小型軽量ズームレンズ。手ブレ補正(OIS)搭載で、日常撮影に最適。ズームは手動のマニュアル。単体発売は2026年1月予定。
- その他の便利機能:FUJIFILM XApp対応でスマホ連携、instaxダイレクトプリントで即時印刷可能。
このカメラは、クラシックなデザインと現代的な機能を融合。コンパクトボディで「ポケットサイズにクラシックスタイル」を実現し、日常の一瞬を特別な写真に変えるツールとしてアピールされています。
みんなの反応(X)まとめ
発表直後、Xではカメラファンやレビューアーから様々な反応が見られました。主なポストを基にまとめると、全体的にポジティブ。リークから公式発表への移行で興奮が高まっています。
- 興奮とシェアの多さ:FujirumorsやAdoramaなどのアカウントが「LEAKED: First Images」や「NEW FUJIFILM CAMERA!」と画像付きで共有。いいねやビュー数が多く、注目度の高さがうかがえます。
- レビューと評価:Tom’s Guideは「3時間使ってみた初期レビュー」でAFの速さとフィルムシミュレーションダイヤルを絶賛。PetaPixelは「$999で同じセンサーだがAFとダイヤルが新鮮」と価格の魅力を指摘。CineDは動画機能(6.2Kオープンゲート)を高評価。
- ユーザー視点の声:Momentは「X-M5とX-T50の間を埋めるカメラ。日常撮影に最適」と位置付け。日本語ポストでは「これはまた売れそう」「XC13-33mm試してみたい」と期待。価格比較で「X-T5やX-T50でいいかも?」という現実的な意見も。
- 全体傾向:軽量・コンパクトさ、フィルムシミュレーションの楽しさ、動画性能のアップデートが好評。一部で「X-T30 IIと似すぎ?」という声もありますが、プロセッサーの進化で差別化されています。発表日(2025年10月23日)以降のポストは主にニュース共有とプレオーダー案内が中心。
Xの反応から、FUJIFILMのファンだけでなくカメラ初心者も活発にポストしてまして、初心者から中級者向けのエントリーモデルとして歓迎されているようです。
X-T30 IIIの位置付けとランク、おすすめユーザー

FUJIFILM X-Tシリーズは、クラシックデザインのミラーレスカメラライン。X-T30 IIIは、フラッグシップのX-T5(約4,020万画素の高解像度モデル)とミッドレンジのX-T50の下位モデルに位置付けられます。ランクとしてはエントリーミッドレンジ。センサーは第4世代(X-Trans CMOS 4)ですが、エンジンが第5世代(X-Processor 5)にアップデートされ、AFや処理速度が上位機種に近づいています。
- 位置付けのポイント:
- 上位:X-T5(プロ向け、高解像度、IBIS搭載)。
- 同列:X-T50(フィルムダイヤル搭載だが価格高め)。
- 下位:X-M5(エントリー向け、シンプル設計)。
- 全体として、Xシリーズの「軽量日常機」として差別化。動画強化でクリエイター層にもアピール。
- おすすめユーザー:
- 初心者・エントリーユーザー:オートモードとダイヤル操作で簡単に本格撮影。フィルムシミュレーションで写真の楽しさを学べます。
- 旅行・街撮り好き:378gの軽量ボディで持ち運びやすく、広角ズームレンズで風景やポートレートに最適。
- 動画クリエイター:6.2K記録とブレ補正でSNS動画やショートムービー制作に。美肌モードでポートレート動画も。
- FUJIFILMファン:クラシックデザインと独自の色再現を求める人。予算を抑えつつ上位機の味を楽しみたい中級者。
- 避ける人:高解像度やIBIS(ボディ内手ブレ補正)を求めるプロ級ユーザー(X-T5をおすすめ)。
価格が手頃(ボディ約15万円)なので、ミラーレス入門機としてコスパ抜群です。
まとめ:X-T30 IIIで日常を特別に
FUJIFILM X-T30 IIIは、コンパクトさと高性能を両立した魅力的なカメラ。Xでの反応も上々で、2025年のミラーレス市場を賑わせそうです。スペックから位置付けまでを振り返ると、日常撮影を楽しくアップデートしたい人にぴったり。興味がある方は公式サイトやプレオーダーをチェックしてみてください!