AppleとUniversal Musicが「Sound Therapy」を発表:早速聴いてみた

Apple Music Sound Therapy Sleep Focus Relax プレイリスト

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2025年5月13日、AppleとUniversal Music Groupは、ウェルネスを目的としたApple Musicの新しい音楽プレイリスト「Sound Therapy(サウンドセラピー)」を共同で発表しました。このコレクションは、集中力の向上リラクゼーション睡眠の質の改善をサポートする人気曲に音波やホワイトノイズを追加したものです。

現在、Apple Musicを通じて日本を含む167以上の国と地域で利用可能です。早速聴いてみました!

Sound Therapyの特徴・楽曲数・再生時間

「Sound Therapy」には、以下の3つのプレイリストが用意されています(今後増えるかも):

  • Focus(集中):ガンマ波やホワイトノイズを活用し、作業効率を高める。
  • Relax(リラクゼーション):シータ波で心を落ち着かせる。
  • Sleep(睡眠):デルタ波やピンクノイズ(雨や風のような柔らかい音)で深い睡眠を促進。

プレイリストには、Imagine Dragons、Katy Perry、Kacey Musgravesなどのアーティストによる人気曲の拡張版、インストゥルメンタル版、リミックス版が含まれます。例えば、Katy Perryの「Double Rainbow」の夢のようなバージョンは睡眠を誘い、Imagine Dragonsの曲はタスクの集中力を高めるのに役立ちます。

各プレイリストの説明と楽曲数と再生時間は以下の通り:

  • サウンドセラピー:フォーカス 53曲 2時間50分
    ハンドクラフトのように作られたこの音楽セレクションは集中力を高めるためのもので、ガンマ聴覚ビートやホワイトノイズが、より良い認知能力やクリエイティブな思考、集中力の向上をサポートする。Apple Musicの新しい「サウンドセラピー」は、あなたのお気に入りの楽曲に特別な音波や聴覚ビートをブレンドし、音楽性を損なうことなくセラピューティックなリスニングを促す。
  • サウンドセラピー:リラックス 75曲 3時間30分
    シータ聴覚ビートを使用したこのプレイリストは、ストレスを解消し、リセットし、心を解き放つのに有効だ。「サウンドセラピー」はApple Musicの新しいオーディオ・ウェルネスコレクション。あなたのお気に入りの楽曲に特別な音波や聴覚ビートをブレンドし、音楽性を損なうことなくセラピューティックなリスニングを促す。
  • サウンドセラピー:スリープ 289曲 14時間34分
    このプレイリストでは、より深く質の良い眠りにつくために、デルタ聴覚ビートやピンクノイズが助けになるだろう。「サウンドセラピー」はApple Musicの新しいオーディオ・ウェルネスコレクション。あなたのお気に入りの楽曲に特別な音波や聴覚ビートをブレンドし、音楽性を損なうことなくセラピューティックなリスニングを促す。

リスニング体験を最大限に生かすためには、静かな環境またはヘッドフォンで20分以上聴くのがおすすめです。

プレイリスト内容は今後更新されていくと思います。上記楽曲数と再生時間は2025年5月14日時点のものです。

科学的裏付けと技術

プレイリストは、Universal Music Group傘下の音楽ウェルネスベンチャー「Sollos」のプロデューサー、科学者、音響エンジニアのチームによって制作されました。Appleによると、楽曲には特定の脳反応を促すために聴覚ビートやカラー付きノイズが追加されています。これらの技術は、Universalの独自オーディオ技術と科学研究に支えられています。

Appleの発表では、「Sound Therapyは音波、心理音響学、認知科学の力を活用して、リスナーの心をリラックスさせたり集中させたりします」と説明されています。

利用方法

「Sound Therapy」はApple Music限定で提供されます。Apple Musicのサブスクリプションユーザーは、iPhone、iPad、Mac、Apple TVなどのApple Musicアプリ内で「Sound Therapy Focus」「Sound Therapy Relax」「Sound Therapy Sleep」のプレイリストにアクセスできます。

まだApple Musicを利用してない方で、プランや各料金を詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

2025年最新版|Apple Musicを年間プランで使う方法 個人月額プランより2,160円もお得 | スーログ

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フォーカスを実際に聞いてみた

ハードロック、ロック、R&B、ポップ、クラシック、などなどさまざまなジャンルを仕事中に聞いてましたが、今回、仕事中に聴くとより集中力が高まるという「サウンドセラピー:フォーカス」を聴いてみました。

Apple Music Sound Therapy Focusプレイリスト

楽曲数は53曲。再生時間は2時間50分です。全体的におとなしい感じのインスト中心ですが、たまにちょっと盛り上がるような気持ちテンションが上がるような感じの楽曲も含まれてます。特にボーカルがない曲が多いので、Macに向かって資料をまとめたりブログ記事を書いてる最中にもほとんど気が紛れることがなく、気持ちよく仕事に集中することができるような感じがします。

楽曲には特定の脳反応を促すため、特定の周波数の音を左右の耳に別々に聞かせることで、脳がその周波数の差を「ビート」として認識する「聴覚ビート」や、特定の周波数帯域を強調したカラー付きノイズ(ホワイトノイズ、ピンクノイズ、ブラウンノイズ)が追加されているとのことですが、実際に聴いてみると注意しててもほとんど分かりません。

普段は好みのアーティストやルーティン化してるプレイリストを再生してましたが、これから仕事中は「サウンドセラピー:フォーカス」も新しいプレイリストの仲間入りです。

まとめ

「Sound Therapy」は、仕事の集中力不足、日常のストレス、夜の寝つきの悪さに悩む人にぴったりの解決策です。科学的に設計された聴覚ビートと心地よいノイズが、頭をクリアにし、心を落ち着け、ぐっすり眠れる環境を整えます。

フォーカスでタスクをサクサク片付け、スリープの優しいメロディで深い眠りに落ちる——そんな体験がApple Musicで今すぐ手に入ります!「これなら試してみたい!」と感じたら、ヘッドフォンを用意して「Sound Therapy」をチェック。あなたの生活の質がより良いものになるはずです。

詳細は以下のApple Musicの公式ページをご覧ください。

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