K MINIユーザーがOC 5 Handy CBを調べてみたら、やっぱりK MINIで正解だった話

ケルヒャー K MINIとOC 5 Handy CB

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最近SNSやネットで話題になっている、ケルヒャーの新製品「OC 5 Handy CB(オー シー ファイブ ハンディ シービー)」。USB充電式でコードレス、水道も不要でバケツやペットボトルから水が吸えるというコンパクト洗浄機。

「これ、めちゃくちゃ便利そう…!」とK MINIユーザーの僕でも心が動きました(→ K MINIレビュー記事はこちら)。

でも、スペックや使い勝手をちゃんと調べてみると…「あれ?やっぱK MINIの方がいいかも?」と思ってしまいました。

OC 5 Handy CBってどんな製品?

ケルヒャー OC 5 Handy CB
ケルヒャー OC 5 Handy CB

ケルヒャー「OC 5 Handy CB」は、電源や水道がない場所でも使えるコードレス高圧洗浄機。USB充電式のバッテリーと、付属の自吸用ホースまたはペットボトルアダプターを使えば、場所を選ばずすぐに洗浄作業が可能。充電もUSBポートから簡単に行え、屋外やアウトドアでも気軽に使えます。

本体には5 in 1 ノズル洗浄剤タンクが付属し、洗車時の泡洗浄にも対応。さらに、狭い場所での使用や水はねを抑えたいシーン、より強力かつ効率的な洗浄が求められる場面には、別売の豊富なオプションアクセサリーが活躍します。

清掃のメインターゲットは、日常的に汚れが気になる場所。例えば、洗車やベランダ、網戸など、そこまで頑固ではないけれど「サッと洗いたい」シーンにぴったりです。狭い玄関周りや室外機まわりなども、こすらず洗い流すことで、清潔な環境をラクにキープできます。

  • 製品名:OC 5 Handy CB(型番:1.328-143.0)
  • 発売日:2025年3月31日
  • 電源方式:USB Type-C充電式リチウムイオンバッテリー(18V 2.0Ah)
  • 最大許容圧力:2.4 MPa
  • 最大吐出水量:150 L/h(自吸時)
  • 連続使用時間:最大約23分(低圧・フォームモード時)
  • 充電時間:約5.5時間
  • 本体寸法:228 × 71 × 195 mm(長さ × 幅 × 高さ)
  • 本体質量:約0.76 kg(バッテリー除く)
  • 使用可能最大水温:40℃
  • 音圧レベル:69 dB(標準モード時)
  • 水源対応:付属の自吸用ホースまたはペットボトルアダプターを使用して、バケツやペットボトルから給水可能
  • 付属ノズル:5 in 1 マルチノズル(5種類の洗浄モード切替可能)
  • 洗浄剤タンク:泡洗車対応の洗浄剤タンクを標準装備
  • 別売アクセサリー:サイクロンジェットノズル、フレキシブル可変ノズル360°、テラスクリーナーなど 

軽くて小さい。水道もコンセントも不要。まさに「どこでも洗える」が売りの製品です。

K MINIユーザー目線で気になった点(実は落とし穴だった)

実際に調べてみて気になったポイントがいくつかあります。

  • 水圧が弱い:最大2.4MPa → K MINIは9.0MPa。汚れの落ち具合に大きな差。
  • 連続使用時間が短い:バッテリーで約20〜23分 → K MINIは電源さえあれば無限使用OK。
  • 充電時間が非常に長い:OC 5はフル充電に最大5時間以上かかるという声も。これは地味にストレス…。
  • 価格もそこまで安くない:実売で15,000円前後は、K MINIとあまり変わらない。
  • ノズルの柔軟性:OC 5は5 in 1ノズルで便利そうだが、K MINIは用途に合わせて交換可能な専用ノズルが豊富。

K MINIはベランダの苔や、屋外の階段や壁など汚れがひどい場所でも電源も水も気にすることなく使えるだけでなく、とてもコンパクトな本体で収納場所にも困らないのがとても気に入ってます。

実際にK MINIを使っているから分かる「安心感」

K MINIとのスペック比較表がこちら。

項目 OC 5 Handy CB K MINI
電源方式 USB充電式バッテリー 家庭用100V電源
最大許容圧力 2.4 MPa 9.0 MPa
最大吐出水量 150 L/h 330 L/h
連続使用時間 約23分(満充電時) 制限なし(電源供給が続く限り)
充電時間 約5時間以上
重量 約0.76kg(本体のみ) 約3.9kg
水源対応 バケツ・ペットボトル対応(標準) 水道ホース/
※バケツ対応は別売自吸ホースで可
ノズル 5 in 1 マルチノズル 用途に応じて専用ノズルを選択可能
参考価格 約15,000円前後 約25,000円前後
発売日 2025年3月31日 2020年以降(現行モデル)

※K MINIは別売の自吸ホースでバケツ給水可能

高圧洗浄機で最も大切な最大許容圧力と連続使用時間が個人的には気になってます。

  • 高圧&広範囲にしっかり使える → 外壁・タイル・車・ベランダなんでもいける
  • 電源式だから、作業の途中でバッテリー切れの心配なし
  • 長時間使ってもパワーが落ちないし、洗浄力も安定
  • バケツからの給水もOK → 別売の自吸ホースを使えば、屋外の電源+バケツで自吸可能
ケルヒャー K MINI 正面写真

K MINIはちょっと重さはあって、準備は面倒だけど一度使い始めたら自分が納得するまで電源と水を気にすることなく使い続けることが可能です。“本格的な道具を使ってる感”があって気持ちいい。

ケルヒャー K MINI 上からの写真

この収納時のコンパクトさも気に入ってるポイントの一つ。収納場所も非常に省スペースで済むので助かってます。

結論:ライトユーザー向けならOC 5もアリ

もちろん、軽くて手軽に使いたいならOC 5 Handy CBはアリ。バッテリーとペットボトルをセットするだけで、電源ケーブルと水道ホースから解放されてどこでも高圧洗浄ができます。この手軽さは素晴らしいです。

でも、「汚れをしっかり落としたい」「広範囲を一気にきれいにしたい」「道具として長く使いたい」という人には、K MINIのほうが満足度高いと思います。

あと、OC 5 Handy CBはバッテリーが1個しかない場合は最大で20分ちょっとしか使えないので、満充電まで5時間以上かかっちゃうのも気になりました。ACコンセントやモバイルバッテリーなど別電源でも動作するなら買う気になったかもしれません。

まとめ:見た目や新しさに惑わされるな!

最初は「うわ、これ欲しいかも!」と気持ちが動いたけど、実際に調べるとK MINIの洗浄力と高圧洗浄機としての完成度の高さが自分の使い方には合ってました。

OC 5は話題性のある製品だけど、「しっかり使える道具」という意味では、やっぱりK MINIで正解でした。

現在は「K MINI プラス」が主流

現在、Amazonでは従来の「K MINI(型番:1.600-050.0)」も販売はされているものの、代わりに「K MINI プラス」や「K MINI プラス 自吸・水道兼用セット」といったAmazon限定モデルが販売されています。

K MINI プラスは、基本スペックは従来のK MINIとほぼ同等で、付属品やパッケージ構成が強化されたバリエーションモデルです。例えば、以下のようなセットが用意されています:

  • K MINI プラス 標準セット(高圧ホース、ガン、ノズル付き)
  • K MINI プラス 自吸・水道兼用セット(バケツ給水にも対応したホース付き)

実質的に「K MINI プラス」が現行の購入可能モデルとなっており、性能面でも従来のK MINIと同等なので、安心して選べます。

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